映画評「ブラックアダム」 ☆☆★(5点/10点満点中) 2022年アメリカ映画 監督シャウム・コレット=セラ ネタバレあり 3年前に観た「シャザム!」や「スーサイド・スクワッド」の関連作品で、DCコミックスの実写(俳優以外はCGばかりなので何ちゃって実写)映画化。 僕の老化現象は著しく、シリーズ・シリアルものに余り興味が持てなくなった。そうでなく… コメント:2 2023年09月10日 映画 映画 は行 SF/ファンタジー 続きを読むread more
映画評「コンビニエンス・ストーリー」 ☆☆★(5点/10点満点中) 2022年日本映画 監督・三木聡 ネタバレあり 久しぶりに見た三木聡監督はコメディー色が希薄。実際にコンビニエンス・ストアが絡む物語だが、タイトルはコンビニエンス・ストアのもじりなのであろう。 スランプの脚本家・成田凌が、恋人の女優・片山友希の愛犬ケルベロス(最も重要な伏線)用のドッグフード… コメント:0 2023年09月09日 映画 映画 か行 ホラー映画 続きを読むread more
映画評「彼女のいない部屋」 ☆☆☆(6点/10点満点中) 2022年フランス=ドイツ合作映画 監督マチュー・アマルリック ネタバレあり 男優マチュー・アマルリックが監督をしたドラマ。孤独に陥った中年美人の心象風景で成り立っている作品である。 中年美人クラリス(ヴィッキー・クリープス)は家出をしているらしい。残された夫マルク(アリエ・アルトワリエ)、… コメント:0 2023年09月08日 映画 映画 か行 人間劇 続きを読むread more
映画評「ストーリー・オブ・マイ・ワイフ」 ☆☆☆(6点/10点満点中) 2021年ハンガリー=ドイツ=フランス=イタリア合作映画 監督イルディコー・エニェディ ネタバレあり 「心と体と」のイルディコー・エニェディは映像言語をよく知る監督というイメージで、そこに関して本作も誠に充実している。 変則的な夫婦愛の物語。 船長ヤコブ(ハイス・ナバー)は船の料理長の… コメント:4 2023年09月07日 映画 映画 さ行 人間劇 続きを読むread more
映画評「宮松と山下」 ☆☆★(5点/10点満点中) 2022年日本映画 監督・関友太郎、佐藤雅彦 平瀬謙太朗 ネタバレあり 映像監督集団【五月】の初長編映画とのこと。【五月】のメンバーは上記三人。 いきなり瓦の描写から始まる。「女系家族」(1963年)の宮川一夫のカメラを思い出した。なかなか素敵だ。 で、その下では斬り合いが行われている。… コメント:6 2023年09月06日 映画 映画 ま行 人間劇 続きを読むread more
画像問題:Who is she/he? No. 21 僕が映画鑑賞を趣味とした頃は、ベテランの大スターで結果的には晩年だったと言えるのかもしれません。オールスター・キャストの一員として出演したパニック映画は今でもTVに出てきます。 画像は、(髪の毛が金髪に染められているので)多分ビリー・ワイルダーの監督した恋愛コメディーからでしょう。ワイルダーとは関係が良かったようで、出演作… コメント:6 2023年09月05日 画像問題 映画 続きを読むread more
映画評「プアン/友だちと呼ばせて」 ☆☆★(5点/10点満点中) 2021年タイ映画 監督バズ・プーンビリヤ ネタバレあり 僕が初めて観たタイ映画は「田舎の教師」(1978年)という日本劇場未公開作品だが、内容はともかく、演出が大正時代の平均的な映画並みと言われる泥臭さで思わず笑い、TVで一緒に観ていた姉に怒られた。 それから40年以上経った本作など、映画先… コメント:0 2023年09月04日 映画 映画 は行 恋愛/青春 続きを読むread more
映画評「ノースマン 導かれし復讐者」 ☆☆☆(6点/10点満点中) 2022年アメリカ=中国=イギリス合作映画 監督ロバート・エガーズ ネタバレあり 紀元9世紀末から10世紀前半の北欧のお話。 スカンジナビアの小国王イーサン・ホークを殺して地位を簒奪した弟クレス・バングは王妃ニコール・キッドマンを奪うが、王子を殺し損なって逃げられる。成人してアレクサンダー・… コメント:0 2023年09月03日 映画 映画 な行 西部劇/時代劇/史劇 続きを読むread more
映画評「呪呪呪/死者をあやつるもの」 ☆☆★(5点/10点満点中) 2021年韓国映画 監督キム・ヨンワン ネタバレあり 僕が初期からサスペンスを感じない代表格として挙げて来たゾンビものは一時ほどではないものの、まだまだ作られているらしい。韓国製の本作は、直球のゾンビ映画ではなく、変化球である。その詳細は梗概にて。 製薬会社の関係者が正体不明の人物に殺される… コメント:0 2023年09月02日 映画 映画 さ行 ホラー映画 続きを読むread more
映画評「バラ色の人生」 ☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1948年フランス映画 監督ジャン・フォーレ ネタバレあり プライム・ビデオにて。 ジャン・フォーレという監督は日本では本作のみが紹介されている。本作の殊勲は脚本(ルネ・ウェレル)にあると思われるが、それでもこれだけの作品に仕上げた腕は評価されても良く、他の作品も観てみたい気にさせられる。 … コメント:3 2023年09月01日 映画 映画 は行 人間劇 続きを読むread more