映画評「人質 韓国トップスター誘拐事件」

☆☆★(5点/10点満点中) 2021年韓国映画 監督ピル・カムソン ネタバレあり インド映画や韓国映画を洗練されていないとして世間ほど評価していない僕は、韓国の俳優の名前を十人知っているかどうかに過ぎない。 本作のキモは、ファン・ジョンミンという人気俳優(人気俳優と言いながら “という” を使うところがレトリック)が本…
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映画評「窓辺にて」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2022年日本映画 監督・今泉力哉 ネタバレあり 韓国のホン・サンス同様、今泉力哉もエリック・ロメールに似ている。ホンは確か自らそれを認めていた記憶があるが、かつて今泉はロメールの映画は観たことがない(なかった)と言っている。  彼らの映画では、一つの画面で二人(たまに三人、それ以上は滅多にな…
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映画評「ヴィナスの接吻」

☆☆★(5点/10点満点中) 1948年アメリカ映画 監督ウィリアム・A・サイター ネタバレあり どこかで観たことがあるなあと考えていたら、1987年の「マネキン」の元ネタでした。 デパートの経営者トム・コンウェイが、お披露目したいヴィーナス像を見せる際に使うカーテンが不調なので、社員ロバート・ウォーカーに修理を依頼する…
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映画評「RRR」

☆☆★(5点/10点満点中) 2022年インド映画 監督S・S・ラージャマウリ ネタバレあり 昨年踊りと歌が大いに話題になったインド映画。 舞台は、1920年頃の英国植民地時代のインド。  絶対的な権力を持つインド総督バクストン夫婦(レイ・スティーヴンスン、アリスン・ドゥーディ)に妹マッリを奪われた森林部族の青年ビーム…
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映画評「ル・ミリオン」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1931年フランス映画 監督ルネ・クレール ネタバレあり 四十余年前、京橋のフィルムセンターで観た。  「巴里の屋根の下」「巴里祭」「自由を我等に」ほど有名ではないかもしれないが、傑作と思う。実際 IMDb では☆☆☆☆☆を進呈した。さすがに調子に乗り過ぎたという感がなきにしもあらずので、こ…
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映画評「スペードの女王」(1949年)

☆☆★(5点/10点満点中) 1949年イギリス映画 監督ソロルド・ディキンスン ネタバレあり 若くして決闘で死んだアレクサンドル・プーシキンはご贔屓の作家だ。特に好きなのは「エフゲニー・オネーギン」。怪奇小説「スペードの女王」はごく短いので2度読んでいるが、そこまで愛好してはいない。 ナポレオンに憧れる野心的な工兵ゲル…
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画像問題:Who is she/he? No. 22

50歳の時に出演し、19年後にリメイクもされた、あの話題作で一般にもかなり知られるようになった女優さん。 かの作品は俳優でもある夫君の珍しくも娯楽性の高い監督作で、それ以前にも夫君の映画に幾つか出演していますが、インディでマニア向けの作風の為に一般ファンには殆ど見られることがありませんでしたね。僕の大学時代にも自主上映や映…
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映画評「ファイナル・カウントダウン」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1980年アメリカ映画 監督ドン・テイラー ネタバレあり 1979年日本に「戦国自衛隊」が生れたのに呼応するかのように翌年作られたタイム・スリップ戦争映画である。40年ぶりくらいの再鑑賞。 1979年、カーク・ダグラスを艦長とする空母ニミッツが嵐に遭遇する。それを堪(こら)えたと思うが、周囲…
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映画評「夢野久作の少女地獄」

☆☆(4点/10点満点中) 1977年日本映画 監督・小沼勝 ネタバレあり 日本で三代奇書と言われる「ドグラ・マグラ」を書いた夢野久作の「少女地獄」の後半 “火星の女” を小沼勝監督が映画化した怪作。広い意味でホラーであるが、恐怖劇というよりは怪奇劇と言うべし。 キリスト教系お嬢様学校が舞台。  森栖校長(桑山正一)は…
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映画評「ジャズ・ロフト」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2015年アメリカ映画 監督サラ・フィシュコ ネタバレあり 当ブログ常連投稿者のモカさんにより紹介されたドキュメンタリー。  原題はもっと内容に接近していて(通常アメリカ映画の場合は逆)、その為本作が「MINAMATA - ミナマタ」でその後半生が紹介されていた写真家ユージン・スミスが関わって…
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映画評「感じるんです」

★(1点/10点満点中) 1976年日本映画 監督・白鳥信一 ネタバレあり 同時代に名前だけはよく知っていた泉じゅんのデビュー作。原作者の泉大八が自分の苗字とヒロインじゅんの名前から芸名を考え出した。  映画館でロマン・ポルノを観たことはないが、1983年に「大江戸捜査網」の一挿話で彼女を発見した(海女役)のが最初の出会いで…
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