古典ときどき現代文学:読書録2024年冬号

 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。  季刊になって初めての冬号。三カ月に一遍ですので、あっという間に発表の時がやって来ます。季刊ペースの欠点は、哲学書の大著や今回も分冊を一巻読んだ野間宏の「青年の環」(文庫本にすると4000ページを超えるだろう)のような大長編など、余り長いものを続けて読めないこと…
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