映画評「燃えつきた地図」

☆☆☆(6点/10点満点中) 1968年日本映画 監督・勅使河原宏 ネタバレあり 安部公房=勅使河原宏監督コンビの第3弾(映画史的には第4弾)。これも家に単行本があるが未読、かつ映画も初鑑賞だ。 当時の公房の主題は人間の不在証明(自由)であり、そこから逆説的に存在証明(孤独からの脱却)が語られる。そうした一連の小説のうち…
コメント:0

続きを読むread more