映画評「女神が家にやってきた」
☆☆★(5点/10点満点中)
2003年アメリカ映画 監督アダム・シャンクマン
ネタバレだらけ
監督としてのアダム・シャンクマンが日本に紹介されるのはこれが3本目だが、デビュー作「ウェディング・プランナー」と比べて進歩がない。これまた観た後に何かを書きたくなる気にならず、ストーリー以外に取り立てて書くこともない。凡庸というのはそういうことである。
真面目一本でやって来た為に妻に逃げられた弁護士スティーヴ・マーティンが、出会い系サイトで金髪美人と初デートに漕ぎ着けるが、やって来たのは太った黒人脱獄女囚クィーン・ラティファーで、再審を勝ち取れと強引な手段で家に居着いてしまう。折悪しく彼は元妻のバケーションでハイティーンの娘とローティーンの息子を預かることになっているのだが、彼女を子守りと偽って、一番の上得意である老婦人ジョーン・プローンライトとの契約に漕ぎ着けようとする。やがて彼女が脱獄囚と判明して一気に形勢がおかしくなるが、彼女の無実を確信するやその窮地を救い出す為に老婦人を連れ回してまで奔走し始める。
無実を勝ち取った時彼はストレートに妻への愛情を表現できる男性となっていた、というホームコメディー。
それなりに工夫はあり余り退屈もしない代わりに、感心する部分もない。極めて平均的な出来栄えと言うべし。
2003年アメリカ映画 監督アダム・シャンクマン
ネタバレだらけ
監督としてのアダム・シャンクマンが日本に紹介されるのはこれが3本目だが、デビュー作「ウェディング・プランナー」と比べて進歩がない。これまた観た後に何かを書きたくなる気にならず、ストーリー以外に取り立てて書くこともない。凡庸というのはそういうことである。
真面目一本でやって来た為に妻に逃げられた弁護士スティーヴ・マーティンが、出会い系サイトで金髪美人と初デートに漕ぎ着けるが、やって来たのは太った黒人脱獄女囚クィーン・ラティファーで、再審を勝ち取れと強引な手段で家に居着いてしまう。折悪しく彼は元妻のバケーションでハイティーンの娘とローティーンの息子を預かることになっているのだが、彼女を子守りと偽って、一番の上得意である老婦人ジョーン・プローンライトとの契約に漕ぎ着けようとする。やがて彼女が脱獄囚と判明して一気に形勢がおかしくなるが、彼女の無実を確信するやその窮地を救い出す為に老婦人を連れ回してまで奔走し始める。
無実を勝ち取った時彼はストレートに妻への愛情を表現できる男性となっていた、というホームコメディー。
それなりに工夫はあり余り退屈もしない代わりに、感心する部分もない。極めて平均的な出来栄えと言うべし。
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