映画評「リクルート」
☆☆☆(6点/10点満点中)
2003年アメリカ映画 監督ロジャー・ドナルドスン
ネタバレあり
酒場でバイトをしていたコリン・ファレルが、CIAの教官アル・パチーノにスカウトされる。何故なら彼がMIT出身者の中でもトップクラスの頭脳を持ち、運動神経も抜群だったからである。最初は断ったものの事故死した父親の秘密を知っているようなので、入る決心をする。
勿論採用には試験があり、それを無難に通った後もファームと呼ばれる厳しい訓練所の生活が待っているのである。こうして40分ほど訓練や心理テストが続いてそれなりの工夫が見られるが、興味深いといういところまでは行かない。
中盤彼は落とされるが、パチーノから実はそれは特殊任務に就く為の内部操作と言われ、些か惹かれている美人ブリジット・モイナハンが二重スパイであり、証拠を固めた上でスパイとして捕えるよう指令を受ける。
スパイと判っている人間を捕える話など面白いわけもないので、勘の良い人ならこの辺りで先は完璧に読めてしまうだろう。三人がかりの脚本でこの程度のお話とは残念だが、ベテランのパチーノと売り出し中のファレルの演技合戦を見ていればそれほど退屈はしない。
2003年アメリカ映画 監督ロジャー・ドナルドスン
ネタバレあり
酒場でバイトをしていたコリン・ファレルが、CIAの教官アル・パチーノにスカウトされる。何故なら彼がMIT出身者の中でもトップクラスの頭脳を持ち、運動神経も抜群だったからである。最初は断ったものの事故死した父親の秘密を知っているようなので、入る決心をする。
勿論採用には試験があり、それを無難に通った後もファームと呼ばれる厳しい訓練所の生活が待っているのである。こうして40分ほど訓練や心理テストが続いてそれなりの工夫が見られるが、興味深いといういところまでは行かない。
中盤彼は落とされるが、パチーノから実はそれは特殊任務に就く為の内部操作と言われ、些か惹かれている美人ブリジット・モイナハンが二重スパイであり、証拠を固めた上でスパイとして捕えるよう指令を受ける。
スパイと判っている人間を捕える話など面白いわけもないので、勘の良い人ならこの辺りで先は完璧に読めてしまうだろう。三人がかりの脚本でこの程度のお話とは残念だが、ベテランのパチーノと売り出し中のファレルの演技合戦を見ていればそれほど退屈はしない。
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