映画評「バリスティック」

☆★(3点/10点満点中)
2003アメリカ映画 監督カオス
ネタバレあり

国防情報局(DIP)長官具グレッグ・ヘンリーの息子がDIPの秘蔵っ子であった中国娘ルーシー・リューに誘拐される。FBIは彼の行方を探させる為にかつての腕利きエージェント、アントニオ・バンデラスに交換条件を突きつける。死んだと思われていた彼の愛妻タリサ・ソトーが生きていて、その居場所を教えるというのである。
 実は長官は悪党で、息子に生物兵器を埋め込み密かに米国へ持ち込もうとしたのであるが、彼に裏切られて家族を失ったルーシーが誘拐したがために計画は頓挫、必死に取り返そうとする。彼女の連絡でバンデラスは妻と再会、息子が彼の子供であることが判明する。

ここまで書けば後のお話は推して知るべし。数分に一回爆発なり格闘があるので、アクション映画が好きな方ならそれなりに楽しめるだろう。が、お話はご都合主義も良いところで、興味が続かなくなる後半は単なる花火大会になる。ルーシー・リューは人気だが、僕には理由が分からない。

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