映画評「マトリックス・レボリューションズ」
☆☆★(5点/10点満点中)
2003年アメリカ映画 監督アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー
ネタバレあり
シリーズ第3作にして完結編。
「リローデッド」はもはや【幽霊の正体みたり枯尾花】になってしまい、部分的に興味深かったり優れた映像もあるにはあったが、コンピューターの中で起こっていることと考えるとどんなに激しい争いも文言も白けてしまうだけであった。
この「レボリューションズ」ではその延長で、結局バグを起こしたプログラムであるエージェント・スミスが滅びて終わる体裁を取っているのだが、現実と思っていたことが実は仮想現実だった、という第1作のような不可思議さが味わえない。もはや「スター・ウォーズ」の新シリーズをぐっとつまらなくしたものを見せられているようなものである。ネオが出ている部分には依然として第1作での不可思議さを感じられるのだが、それ以外は面白くないドンパチに過ぎない。
2003年アメリカ映画 監督アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー
ネタバレあり
シリーズ第3作にして完結編。
「リローデッド」はもはや【幽霊の正体みたり枯尾花】になってしまい、部分的に興味深かったり優れた映像もあるにはあったが、コンピューターの中で起こっていることと考えるとどんなに激しい争いも文言も白けてしまうだけであった。
この「レボリューションズ」ではその延長で、結局バグを起こしたプログラムであるエージェント・スミスが滅びて終わる体裁を取っているのだが、現実と思っていたことが実は仮想現実だった、という第1作のような不可思議さが味わえない。もはや「スター・ウォーズ」の新シリーズをぐっとつまらなくしたものを見せられているようなものである。ネオが出ている部分には依然として第1作での不可思議さを感じられるのだが、それ以外は面白くないドンパチに過ぎない。
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