映画評「キューティ・ブロンド/ハッピーMAX」
☆☆☆(6点/10点満点中)
2003年アメリカ映画 監督チャールズ・ハーマン=ワームフェルド
ネタバレあり
前作と同じ乗りで出来栄えも変わらないが、個人的にはこちらのほうが楽しめた。
リース・ウィザースプーンがハーバード・ロースクールを卒業して法律事務所に就職したものの、愛犬の母犬救出を発端として化粧品会社の実験用動物を救おうとして首になる。大手化粧品会社が彼らのクライアントであるからだが、プラス思考の彼女は大学の先輩である議員サリー・フィールドのスタッフとなって動物を化粧品実験に使わせない法案を通そうとする。
が、敵は内部にあり。スタッフのお局様レジーナ・キングはピンクの権化の彼女を鼻から馬鹿にするし、実はサリーも次の議員の椅子を確保する為裏切ってしまう。それでも議員会館のドアマンで事情通のボッブ・ニューハートを味方につけて巻き返し作戦を開始するのである。
へこたれない彼女を見ると元気が出て良いが、今回気に入ったのはフランク・キャプラの傑作「スミス都へ行く」をちょっともじっているからである。さすがにあの長い演説はないが、このあたり細部の工夫で前作より楽しく見られました。
2003年アメリカ映画 監督チャールズ・ハーマン=ワームフェルド
ネタバレあり
前作と同じ乗りで出来栄えも変わらないが、個人的にはこちらのほうが楽しめた。
リース・ウィザースプーンがハーバード・ロースクールを卒業して法律事務所に就職したものの、愛犬の母犬救出を発端として化粧品会社の実験用動物を救おうとして首になる。大手化粧品会社が彼らのクライアントであるからだが、プラス思考の彼女は大学の先輩である議員サリー・フィールドのスタッフとなって動物を化粧品実験に使わせない法案を通そうとする。
が、敵は内部にあり。スタッフのお局様レジーナ・キングはピンクの権化の彼女を鼻から馬鹿にするし、実はサリーも次の議員の椅子を確保する為裏切ってしまう。それでも議員会館のドアマンで事情通のボッブ・ニューハートを味方につけて巻き返し作戦を開始するのである。
へこたれない彼女を見ると元気が出て良いが、今回気に入ったのはフランク・キャプラの傑作「スミス都へ行く」をちょっともじっているからである。さすがにあの長い演説はないが、このあたり細部の工夫で前作より楽しく見られました。
この記事へのコメント
私はこの前作は見ていなかったんですが…前作と今作は似たノリなんですね。信じられないくらい前向きで、強くて、見ていて元気になれそうな作品でしたよね。「スミス都へ行く」という作品は知らないのでもじっているというのにも気付きませんでした(苦笑)
この作品(シリーズ)を観る方は殆ど元気付けられると言いますね。
「スミス都へ行く」をもじっている部分は僅か、観ていても気づかないかもです。