映画評「ララミーから来た男」
☆☆☆★(7点/10点満点中)
1955年アメリカ映画 監督アンソニー・マン
ネタバレあり
アンソニー・マンは西部劇の佳作を幾つも作っているが、この作品など抜群と言えないながらも人情味たっぷりで楽しめる。再鑑賞作品。
騎兵隊の弟を新式ライフルを持ったアパッチ族に殺されたジェームズ・スチュワートが、アパッチではなくライフルを売った売人に復讐すべく、とある町にやってくる。町は牧場主ドナルド・クリスプに仕切られていて、そのどら息子にジミーも酷い目にあうのだが、どら息子が何者かに殺され犯人に仕立てられかけた後、実は善人ぶっていた牧童頭アーサー・ケネディーがライフルを売っていたことが判明。善人ジミーは結局牧童頭を釈放してしまうのだが、アパッチが代わりに殺して帳尻を合わす。
ジミーと牧童頭が牛の群れの中で決闘、どら息子が手出ししようとすると、一家と対立する女牧場主がライフルを一発放つ、という一連の場面が良く、この太った女性が対立していても個人的にはクリスプを憎からず思っていたりするのも面白い。
映画の出来栄えには関係ないが、「ベン・ハー」の妹役で一時ご贔屓だったキャシー・オドネルの出演も嬉しかった。
1955年アメリカ映画 監督アンソニー・マン
ネタバレあり
アンソニー・マンは西部劇の佳作を幾つも作っているが、この作品など抜群と言えないながらも人情味たっぷりで楽しめる。再鑑賞作品。
騎兵隊の弟を新式ライフルを持ったアパッチ族に殺されたジェームズ・スチュワートが、アパッチではなくライフルを売った売人に復讐すべく、とある町にやってくる。町は牧場主ドナルド・クリスプに仕切られていて、そのどら息子にジミーも酷い目にあうのだが、どら息子が何者かに殺され犯人に仕立てられかけた後、実は善人ぶっていた牧童頭アーサー・ケネディーがライフルを売っていたことが判明。善人ジミーは結局牧童頭を釈放してしまうのだが、アパッチが代わりに殺して帳尻を合わす。
ジミーと牧童頭が牛の群れの中で決闘、どら息子が手出ししようとすると、一家と対立する女牧場主がライフルを一発放つ、という一連の場面が良く、この太った女性が対立していても個人的にはクリスプを憎からず思っていたりするのも面白い。
映画の出来栄えには関係ないが、「ベン・ハー」の妹役で一時ご贔屓だったキャシー・オドネルの出演も嬉しかった。
この記事へのコメント
おおっ、大ベテランさんですね。
「フェザー河の襲撃」とは今となってはシブいです。
>リチャード・ウィドマーク
握手しましょう。僕のアイドルでした。
>ホーム・シアター
古い映画もかなり多くの作品が良い画質で見られる良い時代になりましたね。僕も新しい映画は止めて、古い映画に特化しようかなあ。
またお越しください。大変嬉しかったです。
>高尚
全然そんなことはないんですけどね、先日も別の方から敷居が高いようなニュアンスのコメントを戴いて、考え込んでいます(笑)。
>新作
僕の考えも基本的に同じです。つまらん時代ですね。