映画評「どぶ川学級」
☆☆☆(6点/10点満点中)
1972年日本映画 監督・橘祐典
ネタバレあり
大学生の山本亘がアルバイトしている会社の組合に加わったことで、組合員の子供の家庭教師を始めることになる。次第に塾的な広がりを見せるが、学力別クラス分けに抗議に学校に出た為「アカ」扱いされ、生徒が目減りしたりするも紆余曲折の末生徒の向上心、自立心が芽生え「どぶ川学級」として発展、学校側に管理されていた生徒会を生徒のものにしてしまう。
組合活動と教育を結びつけた点が異色だが、生徒が集まり、塾の先生になった山本が女性教師に熱く語ったり、「あか」と言われたことに大いに怒る場面など、前半はなかなか好印象である。しかし、後半は何だか共産国のプロパガンダ映画みたいな印象となり、余り感心しない。
1972年日本映画 監督・橘祐典
ネタバレあり
大学生の山本亘がアルバイトしている会社の組合に加わったことで、組合員の子供の家庭教師を始めることになる。次第に塾的な広がりを見せるが、学力別クラス分けに抗議に学校に出た為「アカ」扱いされ、生徒が目減りしたりするも紆余曲折の末生徒の向上心、自立心が芽生え「どぶ川学級」として発展、学校側に管理されていた生徒会を生徒のものにしてしまう。
組合活動と教育を結びつけた点が異色だが、生徒が集まり、塾の先生になった山本が女性教師に熱く語ったり、「あか」と言われたことに大いに怒る場面など、前半はなかなか好印象である。しかし、後半は何だか共産国のプロパガンダ映画みたいな印象となり、余り感心しない。
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