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『七人の侍』 ~今さら批評するのは不遜な行い~
Excerpt: 池袋の新文芸坐で黒澤明特集が始まりました。その皮切りがこの『七人の侍』で,久々に劇場で観なおしました。と言ってもこの作品
Weblog: キネマじゅんぽお
racked: 2005-12-27 21:02
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『七人の侍』(1952) 歴代日本映画最高の活劇作品にして、黒澤時代劇の最高峰。ネタバレあり。
Excerpt: 黒澤明監督の1952年に公開された代表作です。制作費は通常の6倍(当時、時代劇一本の制作費の平均は二千万円強)、そして製作そのものに一年近くかかるという、当時としては異例尽くめの作品でした。全てを語り..
Weblog: 良い映画を褒める会。
racked: 2006-01-06 18:37
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七人の侍
Excerpt: 七人の侍三船敏郎 志村喬 稲葉義男 東宝 2002-10-25 時は戦国時代、貧しい農村を舞台に農民に雇われた七人の侍が野盗と化した野武士達に闘い挑む。
一年にも及ぶ長期撮影期間と一億�
Weblog: OOH LA LA - my favorite songs
racked: 2006-03-13 11:36
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黒澤明 監督作品 『七人の侍』
Excerpt: 黒澤映画のブログを始めました。よろしくお願いいたします。...日本映画の代表作であるばかりでなく、世界のアクション映画史に燦然と輝く金字塔。『七人の侍』は、全世界の映画ファンのアンケートをとったら、...
Weblog: 黒澤明 監督作品 『七人の侍』
racked: 2006-08-04 00:13
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「七人の侍」
Excerpt: ●七人の侍…★★★★★
【劇場/NHKBS】いうまでもなく黒澤明作品の最高峰!207分の長さをまったく感じさせない、凝縮された面白さはマイベスト・日本映画!
Weblog: ぶーすかヘッドルーム・ブログ版
racked: 2006-08-05 20:24
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まずは『七人の侍』から
Excerpt: 七人の侍といえば、
雨の降らせ方が凄いとか、
ラストの合戦シーンが複数のカメラを使った日本で初めてのマルチカム撮影方式だった、それがドキュメンタリー映画を見る様で、リアルな迫力を生んだとか、
前..
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2006-08-22 19:25
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『七人の侍』撮影苦労話も良いけれど…侍一人一人と百姓の生き方、特に菊千代の人生に注目するべし!
Excerpt: 黒澤作品の中で最も生きる手本になる要素満載でありながら、
この映画もまた、その撮影苦労話ばかりが隠れたエピソードとして紹介されすぎてきた悲運の人気作です。
DVDの特典映像しかりTVの「黒澤明特番」し..
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2006-08-22 19:37
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『黒澤映画ゼミナール流 自主ビデオ製作講座』
Excerpt: 本日より自主ビデオドラマ『イマジネーション・ラブ』(約18分)のストリーミング無料配信を始めました。
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2006-08-25 22:31
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ドラマの舞台裏公開『イマジネーション ラブ』撮影(メイキング)素材です
Excerpt: 昨日アップしたばかりの『イマジネーション ラブ』ですが、早速編集前の撮影素材を一部公開します。
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2006-08-26 21:54
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おすすめ映画 #24 『七人の侍』
Excerpt: ご存知、世界のクロサワによる日本映画の最高傑作。
Weblog: おすすめ映画 ~名作、感動、涙~
racked: 2006-08-26 23:13
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『イマジネーション ラブ』 ~彼女に伝えたいこと~
Excerpt: いよいよモーモー先生監督の自主ビデオ(約18分)【140Mb】が
当ブログからもダイレクトに視聴可能となりました!
(もちろん完全無料放映です)
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2006-08-27 21:39
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黒澤明監督の絵コンテも、現場で何度も描きかえられた。
Excerpt: 今回は、写真ではなく 、下のTAKE①~⑪の数字をクリックすると
『イマジネーション ラブ』の「#彼の部屋・魔法のカード」場面
のリハーサルと本番の様子を順番に、
ストリー..
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2006-08-28 04:06
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本文も読まずにインスピレーションで選んだ『姿 三四郎』
Excerpt: 今では、優れた娯楽大衆小説として学校の日本史の教科書にも載っている小説『姿三四郎』ですから、黒澤監督も当時そのヒット作を読んで監督デビュー作の原作に選んだと思はれがちですが、実は違いました。
小説が発..
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2006-08-29 12:26
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黒澤監督も、直して直して、試行錯誤を繰り返した。だから、編集は楽しいんです!
Excerpt: ※左の写真をクリックすると↓編集版の“ラストの海岸シーン”がご覧いただけます。
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2006-08-31 18:39
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フジテレビ系『ワッチミー!TV』でも『イマジネーションラブ』放映開始!!!
Excerpt: ← 左の画像をクリックするだけで『Watch me TV!』の
『イマジネーション ラブ』コーナーへ飛んで行けます!
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2006-08-31 20:23
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ピントと露出を固定する。ライブは、水平を取らない!が撮影のポイント
Excerpt: Watchme!TVで配信追加↓けんじろーのLIVEです。クリックでジャンプ
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2006-09-03 00:56
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Yahoo!カテゴリ掲載されました
Excerpt: いつもお世話になっております。私事で恐縮ですが、本日(2006.9.7)Yahoo!カテゴリに登録されました。今後ともどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m。
それと、貴ブログと相互リンクさせてい..
Weblog: 日本映画 監督篇~黒澤明~
racked: 2006-09-07 23:45
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黒澤監督も映画『夢』で使おうとした、70mm10p国産カメラ
Excerpt: 赤富士噴火シーンは国産70ミリカメラで撮影しようと視察までされたが、フィルム代が高く付き過ぎるという理由で諦めた、というエピソードがあります。
その国産第1号70mmアストロフレックスカメラを開発し..
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2006-09-08 21:24
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#30 グッときました’七人の侍’
Excerpt: まだ、子供達が寝ているので、昨日のことを記事にしようと思う。
昨日は次男坊の相手をするために留守番を授かった。
留守番が始まってまもなく、
次男坊は、ミルクを飲んでぐっすり昼寝に入ってくれて、
久..
Weblog: 転楽
racked: 2006-09-09 22:11
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黒澤監督のご命日が祝日になる? 9/6は紀子様の男子ご出産日!でしたから・・・
Excerpt:
1998年9月6日黒澤監督がこの世を去られて丁度8年目のその日に、将来天皇陛下になられるかもしれないお方が産声を上げ、」日本中がお祝いムード一色となりました。
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2006-09-11 06:45
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『山野に生きる』がワッチミーTV編集部イノッチのオススメに! 9/13付TOPページ
Excerpt: 写真↓クリックで ワッチミー!TV 編集部イノッチのオススメへ
この映画もけんじろーLIVEビデオも「著作権はクリアしてますか?」と上記事務局から問い合わせが入る仕組み。24時間体制でスタッフが必ず..
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2006-09-14 06:07
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黒澤明全作品ひとくち紹介Part1
Excerpt:
←『七人の侍』ビデオ解説PART1はこちらをクリックして下さい。
(Win98でもらくらく視聴可能です)
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2006-09-20 10:02
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『乱』地獄絵巻は、明少年の『記憶の底』にあった関東大震災の光景だった?
Excerpt: 写真を↓クリックするとFLASHビデオのストリーミング再生が始まります。
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2006-09-21 21:46
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黒澤明全作品ひとくち紹介Part2『赤ひげ』『天国と地獄』
Excerpt:
←写真をクリックすると
ホームページ版『黒澤映画ゼミナール』へ飛べます。
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2006-09-26 04:16
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エキストラ募集始まる!織田祐二の『椿三十郎』は三船敏郎を超えられるか?
Excerpt: 黒澤明と『用心棒』―ドキュメント・風と椿と三十郎
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2006-09-26 23:15
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16:9ワイドテレビの発案者は黒澤明だった!と言いたい。
Excerpt: ハイビジョン編集まるごとガイドBOOK
←左の写真をクリックすると
『音のない映像詩3』が始まります。
右がワッチミー!TV投稿一覧へのリンク。
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2006-10-09 21:33
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黒澤明監督も、きっと 『Watchme!』
Excerpt: 複眼の映像 私と黒澤明
←黒澤監督が 『乱』で助監督募集 その裏話です。
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2006-10-14 01:18
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アベル・ガンス監督『鉄路の白薔薇』(1926)が黒澤映像美の原点?
Excerpt: 鉄路の白薔薇(上巻)鉄路の白薔薇(下巻)
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2006-10-17 10:15
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反論!黒澤明vs.ハリウッド―『トラ・トラ・トラ!』その謎のすべて
Excerpt: 黒澤明vs.ハリウッド―『トラ・トラ・トラ!』その謎のすべて
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2006-10-20 18:35
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70ミリ撮影を希望した『暴走機関車』での黒澤監督の誤算
Excerpt: 複眼の映像 私と黒澤明
各写真をクリックしてお楽しみください。
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2006-10-26 07:34
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CM制作実践 『はるさめヌードル』ペンギンもひっくり返る美味さ!編 の映像シナリオ方式
Excerpt:
左がCM動画↑、中央が作品一覧↑、右がCMコンテスト募集↑へのリンクです。各写真をクリックしてお楽しみ下さい。
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2006-11-09 23:03
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『七人の侍』 (映画)
Excerpt: 1954年公開の黒澤明監督作品。 戦国時代、野武士に襲われた農民たちが浪人を雇う...
Weblog: まろまろ記
racked: 2006-11-14 17:02
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本日発売の朝日新聞にワッチミー!TVとYouTube他の動画サイト比較特集記事掲載決定!
Excerpt: 11月7日に受けた丑四五郎取材の様子を↑ニュース風に一部紹介!
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2006-12-15 07:57
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“YouTube”へ進出!世界中から『大反響』だったsun10ro『廃棄された“乱”記録ビデオ』①②
Excerpt: 下の写真①②をクリックするとYouTube動画再生開始!です。
『大震災が来る前に』①⇒ その②⇒
『これでいいのか?性教育』①⇒ その②⇒
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2007-03-04 23:12
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『影武者』オーディション合格者“三十騎の会”;NHKが没にした、誰も知らない『まあだだよ』裏話
Excerpt: まあだだよ デラックス版
下の写真をクリックすると↓自主制作ドキュメンタリーが再生されます。
1980年『影武者』のオーディション合格者たちは、
その後も『乱』『夢』『まあだだよ』の製..
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2007-03-07 19:30
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黒澤明のマルチカム撮影法『乱』合戦シーンの現場から(大分県九重町飯田高原)
Excerpt: 黒澤明vs.ハリウッド―『トラ・トラ・トラ!』その謎のすべて
The Great Way Of Kurosawa Making "RAN"
http://www.metacafe.com/tags/..
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2007-04-06 17:06
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植木等 追悼 黒澤明と共に 『乱』
Excerpt: ロック画報 『植木等』(19)Lost Record ②Kurosawa's 'RAN'⇒
廃棄された黒澤組の記録⇒ http://www.metacafe.com/tags/sun10ro/
"Th..
Weblog: 『黒澤映画ゼミナール』~黒澤明的リーダーの条件~
racked: 2007-04-08 09:01
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黒澤明パート2
Excerpt: 中~後期の作品。
Weblog: Akira's VOICE
racked: 2009-05-27 10:08
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『レッド・サン』②~観たかった奇跡の黒澤作品『青い目のサムライ(ブルーアイ)』~
Excerpt: アラン・ドロンは、2007年10月8日に放映されたジャニーズ事務所所属の人気タレント・グループ 「SMAP(スマップ)」がレギュラー出演しているバラエティ番組『SMAP×SMAP 秋の超豪華 アラン・..
Weblog: 時代の情景
racked: 2009-12-02 23:12
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映画評「三匹の侍」
Excerpt: ☆☆★(5点/10点満点中)
1964年日本映画 監督・五社英雄
ネタバレあり
Weblog: プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]
racked: 2017-04-02 09:28
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映画評「五人の軍隊」
Excerpt: ☆☆★(5点/10点満点中)
1969年イタリア映画 監督ドン・テイラー
ネタバレあり
Weblog: プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]
racked: 2019-06-14 08:20
この記事へのコメント
黒澤映画の中でも,特にこの作品はエネルギーがあって,多少のアラは押しきってしまう力があると思います。
また,黒澤作品はストレートなわかりやすさも特長で,おっしゃる通り余計なことを言い過ぎるかもしれませんが,だからこそ世界中にファンが多いのではないかと思います。
全く仰る通りです。私がかつて本館で「黒澤明は大衆的である」と言ったのは正にそういうことでした。
一方で、「生きる」や「天国と地獄」などでは、終盤のくどさが無視できないレベルに達しています。特に「生きる」は惜しい。世間的には抜群に高い評価を受けていますが、私はその部分により減点は避けられないと思っているのです。
アクションあり、ロマンスあり、コメディーあり、人情ドラマありのこれでもか!と盛り沢山な名作だと思います。
<黒澤明のくどさ
これは晩年の作品になればなるほど、残念ながら感じてしまう部分です。でもこの作品はそれに比べればまばまだ私には全然許せる範囲です。そんなのにこだわって観るのがもったいないくらいダイナミックでわくわくさせられる作品だと思います…ってコメントに反論したくなりましたが、オカピーさんも満点だしているから、いうまでもないですねー^^;)。
TBどうもありがとうございました。
他の黒澤作品もTBさせていただこうとしたのですが、サーバーの不調か?うまくいきませんでした。
的確で素晴らしい映画評ですね。参考にさせていただきます(マネは到底できませんが 汗;)。
七人の侍はコンパクトに内容を紹介するのが難しくて(いや億劫で^^;)未だ書けないでいます。
今のところ、製作過程の紹介のみUPしています。
一旦全作品紹介を終えたら、内容の紹介を追加する予定にしています。
黒澤映画だけを語るにしても、これは一生のテーマ(ライフワーク)になりそうです。
観るたびにあらたな発見もあるでしょうし・・・。
「黒澤明」を看板にさせてもらってる以上、もっと掘り下げた内容の記事も必要ですしね。
「狭く浅く」からせめて「狭く、少し深く」へと進歩していきたいです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
どんな素晴らしい作品にも多少の欠点はあるもので、100点満点なら90点までしか付けないことにしていますが、仰るとおり「七人の侍」で指摘した欠点は欠点とも言えないレベルのものです。
ただその部分が大きくなると、黒澤の最大の欠点であるくどさに繋がるということも指摘しておかなければならないでしょう。
世界の名画です。
黒澤明専門のブログですか。私もヒッチコックを独立させようかな。
Livedoorとは相性が悪いのですが、Livedoorからこちらはできるはずですので、またトライしてみてください。TB戴けないと、こちらからはできないんです。
私の映画評は、その映画の持つ本質を探りたい一部の人にはそれなりに好評ですね。ありがたく思っています。
いつもはもう少しストーリーらしきものも書くのですが、「七人の侍」クラスになると短評の中で書くのもバランスが悪いような気もしましたし、改めて語るまでもないだろうと思いまして省略しました。
こちらこそ、今後とも宜しくお願い致します。
コメントありがとうございました。
TBですが、やはりうまくできません。
あるツールを使ってるのですが、昨日から私のブログの情報が取得できなくて、送信以前の問題でTBができないんです(涙)。
TBのやり方はそのツールを使った方法しか知らないもので...(汗;)
原因を調べて、なんとか対処してみます。
> 私もヒッチコックを独立させようかな。
映画感想・レビューは乱立してるので、特化した内容のほうがその分野で上位になりやすい、と思いまして...そのような理由で、私はあえて黒澤映画ブログとおすすめ映画ブログに分けてみました。
オカピーさんならヒッチコックのNO.1ブログが作れると思います。ただ内容が良くても、アクセスが集まるブログにするのは難しいですね。
長々とすみません。それでは、また...失礼致します。
モカ次郎さんやぶーすかさんのところへお邪魔したらこちらを見つけてやってまいりました。『七人の侍』の深読み分析を動画で楽しんでいただくHPとブログを作りましたので、よかったら一度お越しください。
またTBさせていただこうと思いますので、よろしくお願いいたします。
ちなみに「お前百姓の生まれだな」の台詞がないと、菊千代は外に飛び出すことは出来ない、というのが私の分析です。最後の台詞も深読みして、これは文字でHPに書いてみましたので、ご参照下されば幸いです。
上の文章は、実は流れがあってこれだけ読むとまあおかしな具合になっていますが、私の気持ちの一部ではあります。私の考える正当なレビューとも少し違います。
台詞に関しては恐らく仰るとおりなのでしょうが、私はどうも映画を文学的に解釈するのは<映画レビュー>の正道ではないと思い、映画的な作りを重点的に視るので、黒澤明は全体的にくどいという印象から始まることが多いのです。勿論敬愛していますよ。
また、<レビュー>とその他の映画評論や映画研究文は別と考えます。だから、表面的なことしか書いとらんではないかと思われるでしょうが、レビューはとりあえずそれで良いのだと思うわけであります。
ただ、舌足らずではっきりしない日本映画より、くどい位の黒澤流の方が実生活でもお手本になり好きだ、と私は感じます。
また、監督は現場でシナリオの解釈を言葉でスタッフ・キャストに説明できないと撮影が進まないという現実がございます。ですから、『黒澤ゼミ』では演出家は役者に求める感情を監督の文学的アドバイスで引き出し、盛り上げるわざが必要、という演出論を基本に解説していこうと思います。『羅生門』のときなどは、チーフ助監督が理解できない、と降りてしまいました。
賛否両論大歓迎と黒澤監督もおっしゃってましたし、映画をはさんで人の交流が生まれれば、それが作品にとって一番の幸せ。
これからもよろしくお願いいたします。
8点で名作というところを満点を付けたわけですから満足しているわけですが、まああら捜しみたいなものです。他の作品も8点以上が多く、黒澤監督は平均点では世界でも最高クラスですね。
意見は違っても耳を傾けることが大事。その上での議論は大変有意義なものと思っています。こちらこそ宜しくお願い致します。
笑えるようなバカみたいな質問をしてしまうかもしれませんが
平にご容赦くださいませ。(^_^);
『七人の侍』はNHKで【SAMURAI 7】(サムライセブン)として
アニメで放映されているので初めて見ました。ここでは菊千代は
機械の侍として描かれていますが、百姓をかたる場面は同じようですね。
私は恥ずかしながら、『七人の侍』はまだみておりません。。
んん。。やはり、見るべき気持ちが強くなってきました。(笑)
失礼しました。
私は「SAMURAI7」はタイトルを聞いたことあるだけで観たことはありません。そんな場面まで踏襲されているとは、正にリメイクですね。
とりあえずは、素直にのびのびと観てそのまま語れば良いと思いますよ。ご覧になったら感想をお聞かせください。
やっと見てみました。 それにしてもあんなに長い作品
だとは思っていませんでした。
当時では多分すごい迫力だったのではないでしょうか。
三船敏郎が若すぎて出てきたところが判りませんでした。ToT
すごく元気な演技というか、コミカルというか、走り回る
飛び回る、三船敏郎とは思えません。(笑)
衣装も髪型もお百姓さんそのもの、ぼろぼろでばさばさ・・
私には、だれることなく見れて長くは感じませんでした。
せっかく集まった侍たちに感情移入したのに、あんなに
あっけなく、ばさばさ倒れていくなんて。。今とは全く
違った演技でストレートで唐突な感じも受けました。
特にもならない人助けで命をかけて、生き残った者の
いいようのない気持ちはなんともいえません。。。
黒澤明監督は、人間がいかに卑小なものであるかを描き続けた作家故に、あれだけ緻密に人間像を描き、そしてあのアクションを作り上げたのだと思っています。
CGやワイヤーアクションの映像を見ても凄いとは余り思わないですが、全ての実写で実際に人間が躍動するアクションは寧ろ今だから迫力を感じます。
そしてあの幕切れ。結局誰が勝っても戦いは空しいものだという余韻が残っていましたね。
私の本館で2年前の今頃大論争がありましてね、原稿用紙100枚分くらいの大論文を書いてしまいました!
この台詞がないと、なぜ菊千代が怒ったのか
普通の人はわからないですよ。
それに、どなたが書いておられましたがこの台詞が図星だったため
菊千代はいたたまれなくなって外に飛び出すわけです。
ないと、飛び出すきっかけがなくなります。
(あるいは、繰り返し見た人には菊千代が百姓の生まれである事は既知ですから、余計な台詞と感じられるのかも)
この映画で気になる台詞は私には一箇所だけです。
「みんな固くなっとる。少しほぐさんといかんなあ。」
後半は説明しすぎ、なくてもよかったと思います。
これも、何度も繰り返して見たせいかもしれませんが。
>普通の人はわからないですよ。
普通の人の頭脳はそんなレベルですか。それはちと寂しいですね。そのレベルの人に、この作品の真価が解るとは思えないのですが・・・。
私は初めて観た時菊千代が偽侍であることはすぐわかりましたよ。あんなデタラメな剣術はありえない。黒沢監督も意図的にそうさせていましたね。
>ないと、飛び出すきっかけがなくなります。
確かにより良いきっかけにはなっていますね。betterではあると思いますが、絶対的にその台詞が必要だったとも今の段階では思えないです。いつかは変わるかもしれません。
いずれにしても些細な欠点です。
そうですね。
菊千代は勘兵衛に
最初から「おぬし、侍か?」と問われてますし
家系図を盗んできた時点で彼が「偽侍」である事は、はっきりします。
でも彼が「百姓の生まれ」であるかまではわかりません。
勘兵衛に、仕事を引き受けさせる決意をさせた
人足と同類かもしれません。
オカピーさんが、初見から彼が「百姓の生まれ」であることまで
見抜かれていたとしたら、大したものです。
(皮肉ぽくなってすいません)
>でも彼が「百姓の生まれ」であるかまではわかりません。
一つ。大事なのは、彼が偽侍であること。百姓であろうと人足であろうとそこに大差はありません。
ただ、<映画の公式>から言えば、彼は「百姓」でなければらない。
もう一つは歴史的な解釈。
ここで言われている<百姓>は身分であって、職業ではありません。戦国時代、貴族、武士、百姓(そして商工者)が身分(出身階級)です。あの地区に大量の商工者がいるとは思えませんから、人足の身分は99%百姓でしょう。
それ以前に、それは仮に欠点だとしても評価に影響を与えるほどのものではないと既に述べているのですから、余り議論する価値のある問題とも思われません。
黒沢のくどさがほどほどに留まっているうちは、大衆的な作り方であり、私もそれが世界的な名声を得た理由だと思っているので、決して否定はしません。しかし、それが色々な作品で、特に後期になると顕著になることは、疑いの余地のない事実であろうと思います。
何だか、とんでもない記事をアップしてしまいました。
最近、黒澤作品をたくさん見ていたので、ドロンと三船敏郎のことを書きたくなってしまったのでした。
それにしても、この二人の関係は、とても不思議な取り合わせです。
>味付けに過ぎないアクションが映画史に残るほど素晴らしい出来栄え・・・
なりほどねえ、確かに黒澤らしいヒューマニズムが溢れていますので、おっしゃるとおりでしょうね。
オカピーさんの書評を読んで、今思ったのですが、黒澤作品のアクションが素晴らしいのは、武士道におけるヒューマニズム(武士道という思想には賛否両論ありますが)が、貫徹していること、そして、その武士のアクションが極めてリアルであるから・・・つまりアクションそれ自体がヒューマニズムと一体化しているのではないかと・・・。
オカピーさんは、どう思われます?
アラン・ドロンではないけれど、かっこいいんですよね。
では、また。
>ドロンと三船敏郎
読ませていただきました。
非常に面白いですね。トムさんみたいな特化したブログも良いなあ。
>味付けに過ぎない・・・
というのは多少大袈裟にしても、闘いが眼目ではありませんよね。
あれを眼目だと思うから、途中が長いと感じる勘違いを引き起こしてしまう。
>アクションが極めてリアルであるから
そうなんでしょうね。
先日「徳川家康」と「反逆児」という東映時代劇を二本観ましたが、やはりアクションが様式的なんです。
黒澤明のリアルさは行きすぎたリアリズムではなく、あくまで“映画的なリアルさ”であるわけですが、これが僕らには一番現実的に、説得力があるように、つまり生活感情・・・黒澤作品においてはヒューマニズムと言い換えてもいいでしょうが・・・を伴っていると感じられる所以という気がしますね。