映画評「呪怨」(ビデオ版)
☆(2点/10点満点中)
2000年日本映画 監督・清水崇
ネタバレあり
「THE JUON/呪怨」WOWOW初放映記念第1弾。
下記はハリウッド・リメイクは勿論、日本での劇場版も作られることなど夢にも想像できなかった時代に観て書かれたメモ程度のものでありますが、悪しからず。
ある都会の一軒家に襲う事件の数々。息子が死に、娘の家庭教師が失踪、娘も襲われ、やがて母親や学校の教師も。
五つのエピソードが脈絡がなさそうでありそうな形で進展していくのだが、この正編だけを最後まで観ても全体像は全く把握できない。どう考えても監督の独善である。
伽椰子(藤貴子)という女性とその息子である俊雄(小山僚太)の扱いに一通りの怖さはあるが、出たとこ勝負のショック演出という<お化け小屋>と同じ作り方では映画(ドラマ)の演出とは言えず、アトラクションに過ぎない。ビデオ撮影が皮相的な印象を助長している。
実質★(1点)の出来栄えで、上記は続編による補完を考慮したものである。
2000年日本映画 監督・清水崇
ネタバレあり
「THE JUON/呪怨」WOWOW初放映記念第1弾。
下記はハリウッド・リメイクは勿論、日本での劇場版も作られることなど夢にも想像できなかった時代に観て書かれたメモ程度のものでありますが、悪しからず。
ある都会の一軒家に襲う事件の数々。息子が死に、娘の家庭教師が失踪、娘も襲われ、やがて母親や学校の教師も。
五つのエピソードが脈絡がなさそうでありそうな形で進展していくのだが、この正編だけを最後まで観ても全体像は全く把握できない。どう考えても監督の独善である。
伽椰子(藤貴子)という女性とその息子である俊雄(小山僚太)の扱いに一通りの怖さはあるが、出たとこ勝負のショック演出という<お化け小屋>と同じ作り方では映画(ドラマ)の演出とは言えず、アトラクションに過ぎない。ビデオ撮影が皮相的な印象を助長している。
実質★(1点)の出来栄えで、上記は続編による補完を考慮したものである。
この記事へのコメント