映画評「続・男はつらいよ」
☆☆☆☆(8点/10点満点中)
1969年日本映画 監督・山田洋次
ネタバレあり
「男はつらいよ」シリーズ第2作。
今回は、中学時代の恩師・東野英治郎と再会した寅さんがその娘・佐藤オリエと、大阪でモーテルを営業している産みの親と再会するお話である。
実母はミヤコ蝶々なのだが、賄いの風見章子を母と勘違いするお笑いの後、「金の無心か」と言う母親に寅さんが切れまくり、再び上京。
マドンナ・佐藤オリエに恋人がいるのは言うまでもないが、恩師の葬式の際御前様・笠智衆に「お嬢さんは懸命にこらえている。男の寅が泣くでない」とたしなめられ、きちんとする場面が良い。
最後は、喧嘩別れした母親と一緒にいる姿が映し出される。この母にしてこの息子ありといった風情にじーんとさせられる。
メリハリが利いており、シリーズの中でも上出来の一編と言って宜しい。
1969年日本映画 監督・山田洋次
ネタバレあり
「男はつらいよ」シリーズ第2作。
今回は、中学時代の恩師・東野英治郎と再会した寅さんがその娘・佐藤オリエと、大阪でモーテルを営業している産みの親と再会するお話である。
実母はミヤコ蝶々なのだが、賄いの風見章子を母と勘違いするお笑いの後、「金の無心か」と言う母親に寅さんが切れまくり、再び上京。
マドンナ・佐藤オリエに恋人がいるのは言うまでもないが、恩師の葬式の際御前様・笠智衆に「お嬢さんは懸命にこらえている。男の寅が泣くでない」とたしなめられ、きちんとする場面が良い。
最後は、喧嘩別れした母親と一緒にいる姿が映し出される。この母にしてこの息子ありといった風情にじーんとさせられる。
メリハリが利いており、シリーズの中でも上出来の一編と言って宜しい。
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