映画評「キャットウーマン」

☆☆★(5点/10点満点中)
2004年アメリカ映画 監督ピトフ
ネタバレあり

「バットマン」のキャラクター、キャットウーマンを主人公にこしらえたスピンオフ作品。監督はフランス製近代ミステリー「ヴィドック」のピトフ。

化粧品会社の広告デザイナー、ハリー(ハル)・ベリーが毒性のある化粧品を売ろうとする社長夫婦の陰謀に気付いて廃液に流され殺されてしまう。しかし、猫に気に入られた彼女はその力によりキャットウーマンとして蘇り、宝石泥棒を仕留めるなどの活躍をするが、化粧品会社で起きた殺人事件の犯人として刑事ベンジャミン・ブラットに逮捕されてしまう。

キャットウーマンと刑事の恋模様も絡めたお話もピトフの演出もニャンということもないが、俳優がもう少しきちんとアクションをしてくれないと、このジャンルは満足しにくい。大事なところは殆どスタントマン、スタンドインそしてCGで、馬鹿高いギャラを稼ぐなんてあきまへんで。キャットウーマンになってからのハリー・ベリーは時々研ナオコに見えてしまうし。
 敵役として知能指数180とも言われるシャロン・ストーンが出演。

研ナオコ マスクつければ ハル・ベリー

この記事へのコメント

2006年02月23日 23:53
TBありがとうございます。
文芸ものについての記事楽しく拝見しました。
日本映画は見たことのあるものばかりでしたが、海外のは見てないものも多かったので、機会があったら見てみたいです。
kobitopenguin
2006年02月24日 11:51
こんにちは~。お久しぶりです(^^)
ハル・ベリーが研ナオコに見えちゃいましたか^^;
私はただただキレイな人だにゃぁと思ってたので(笑)
アクションはあんまりハラハラしませんでしたが、まぁ楽しめた方でした。
SHOKO
2006年02月24日 13:36
TBありがとうございました。
仮面をかぶるとなぜ研ナオコに見えちゃうんでしょうね~。あんなにキレイな人なのに。鼻かな?口かな?・・・謎ですね。
オカピー
2006年02月24日 17:29
>>みのりさん
人気のないサイトなので、ああでもしないと誰も訪れてくれませんので悪しからず。
みのりさんが日本映画をかなりご覧になっていることは、ブログでも伺われます。日本映画は確かに良いという映画ばかりなのですが、外国編では2,3紹介するほどでもない作品がありました。しかし、それも観る人によって違いますので。

>>kobitopenguinさん
こんにちは。こちらからも出かけますね。
>研ナオコ
下のSHOKOさんも同じことを仰っていますので、間違いなくそういう瞬間もあるのです。あの髪型がまずいかんかな。
他愛ないですが、それこそポテトチップス片手に観るのに丁度良いかにゃあ、という作品ですね。

>>SHOKOさん
ようこそ。
何だか研ナオコなんですよねえ。髪型が第一でしょうが、マスクによりきれいなバランスが崩れる?
かよちーの
2006年03月31日 22:26
#研ナオコ マスクつければ ハル・ベリー
逆もまた真なりですね・笑。
普通に良かったですけどね~、作品。
オカピー
2006年04月01日 00:12
かよちーのさん、こんばんは。
はい、バットマンと大差ありません。バットマンも5点です。
これで、<研ナオコ説>が確定。清き一票有難うございました(笑)。
2008年04月20日 15:24
にゃんということもありませんが、シャロンストーンの憎まれ役は、なかなか色っぽくて好きでした(笑)
オカピー
2008年04月20日 21:29
kimion20002000さん、TB&コメント有難うございます。

>シャロン・ストーン
この彼女は、結構昔から好きなんです。^^;
2020年10月10日 00:28
ハル・ベリー、私は好きなのですが、この映画も含めて、昔の東映のプログラムピクチャーみたいなのが続いているのかな、きびしいアメリカの映画界では、成功できなかったと見られているのかもしれませんね。ボンドガールで記憶される女優になるのでしょうか。
この映画の悪役を「おもしろいわね」といって引き受けるシャロン・ストーンはさすがだと思いました。
オカピー
2020年10月10日 20:49
nesskoさん、こんにちは。

>ハル・ベリー
>きびしいアメリカの映画界では、成功できなかったと見られているのかもしれませんね。

個人的には、大人気シリーズ「XーMEN」シリーズにずっと出続けたので、そこそこやってきたと思いますが、逆にあのシリーズが彼女の役の幅を狭めてしまったでしょうか。「チョコレート」で少しずらそうとしたのかもしれませんが、演技の高い評価とは裏腹にドラマ家のオファーが舞い込んでこなかったようです。

>シャロン・ストーン

悪い女が好きそうです^^

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