映画評「世界で一番パパが好き!」
☆☆★(5点/10点満点中)
2004年アメリカ映画 監督ケヴィン・スミス
ネタバレあり
音楽業界のパブリシストとして活躍するベン・アフレックは、妻ジェニファー・ロペスが一人娘を産んだ時に死に、子守をしながら仕事をしたストレスで顧客(ウィル・スミス=本人=スクリーンには登場せず)を罵倒、業界から干されてしまう。
7年後、再婚もせずに実家のあるニュージャージーで冴えない仕事をしている今も業界復帰を目指し、出世した後輩ジェースン・ビッグズのコネにより面接を受けることになるが、面接日が娘の学芸会の日と重なってしまう。
主人公がちょっとしたハムレットの心境に陥るのはこの手のドラマの定石中の定石、「ああまたか」とうんざりするような展開であります。
脚本も書いたケヴィン・スミスの感覚は素直でのびやかだから余り悪口は言いたくないが、余りに型通りなので良い面も減殺されてしまう感じである。しかも主役を演じているベン・アフレックに相変わらず面白味がないので、見どころは殆どないと言うしかない。娘役のラクェル・カストロはなかなか芸達者。なるほど、ジェニファーの娘なのでラテン系であるわけですな。
さてお話の続き。主人公がビデオ店のバイト店員リヴ・タイラーと宜しくなるといった挿話も当然の如く挟まれるが、結局、面接場所で偶然出会った大物により変心する。
未見の方はその大物が誰か楽しみに観ると良いでしょう(多分ご想像通りだが)。
2004年アメリカ映画 監督ケヴィン・スミス
ネタバレあり
音楽業界のパブリシストとして活躍するベン・アフレックは、妻ジェニファー・ロペスが一人娘を産んだ時に死に、子守をしながら仕事をしたストレスで顧客(ウィル・スミス=本人=スクリーンには登場せず)を罵倒、業界から干されてしまう。
7年後、再婚もせずに実家のあるニュージャージーで冴えない仕事をしている今も業界復帰を目指し、出世した後輩ジェースン・ビッグズのコネにより面接を受けることになるが、面接日が娘の学芸会の日と重なってしまう。
主人公がちょっとしたハムレットの心境に陥るのはこの手のドラマの定石中の定石、「ああまたか」とうんざりするような展開であります。
脚本も書いたケヴィン・スミスの感覚は素直でのびやかだから余り悪口は言いたくないが、余りに型通りなので良い面も減殺されてしまう感じである。しかも主役を演じているベン・アフレックに相変わらず面白味がないので、見どころは殆どないと言うしかない。娘役のラクェル・カストロはなかなか芸達者。なるほど、ジェニファーの娘なのでラテン系であるわけですな。
さてお話の続き。主人公がビデオ店のバイト店員リヴ・タイラーと宜しくなるといった挿話も当然の如く挟まれるが、結局、面接場所で偶然出会った大物により変心する。
未見の方はその大物が誰か楽しみに観ると良いでしょう(多分ご想像通りだが)。
この記事へのコメント
あ、ひょっとすると死んでしまったジェニファー・ロペスの視点で見ていたかも・・・
そういう意味ではわかりやすくてよかったです。
娘役の子はジェニファー・ロペスに似てるというか確かにラテン系の顔つきでしたね(笑)
こちらからもTB返させていただきます。
※メンテが終わってようやく落ち着いてきましたが、未だにバグがたくさん出ていて満足に更新できないでいます(^o^;
表示崩れていたりする可能性もありますが、そのときはページを更新?リロード?していただけると通常表示にもどることがありますのでお試しくださいませ※
いつもながら素直で大変結構でございます。
いっぱい映画などを観ておりますと、同じようなシチュエーションに出会って本当に困ってしまいますよ。演出が巧かったり、演技が優れていればそれでも魅せられるのですがねえ。
私は辛辣だと言われたり、温厚だと言われたり、どっちが本当なのでしょうか(笑)。