映画評「男はつらいよ 寅次郎紙風船」
☆☆☆(6点/10点満点中)
1981年日本映画 監督・山田洋次
ネタバレあり
「男はつらいよ」シリーズは第1作を除いてテーマ【映画 あ行】から省きましたので、テーマ【山田洋次】にて検索をお願い致します。
以下は1988年10月に記したものです。見直す暇がなくて失礼さんにござんす。
シリーズ第28作。
寅次郎は九州の旅館で、家出娘の岸本加世子と知り合い、サクラ(妹のさくらではない)を演じてもらう。
一方、昔の仲間(小沢昭一)が闘病中である、とその妻・音無美紀子から聞いて見舞うが、程なく死の知らせを受ける。
未亡人となった彼女と結婚して堅気の生活を送ろうと決心するが、彼女は「亡夫の言ったことを真に受けるな」と言って去る。
亡夫の言ったこととは「自分の死後妻と結婚しろ」ということである。
いつも通りの出来と言えばその通りなのだが、全体的にトーンが暗く、メリハリが欠けるような恨みがある。細かな演出は巧いが、ここ数作の中では満足度は低い。
1981年日本映画 監督・山田洋次
ネタバレあり
「男はつらいよ」シリーズは第1作を除いてテーマ【映画 あ行】から省きましたので、テーマ【山田洋次】にて検索をお願い致します。
以下は1988年10月に記したものです。見直す暇がなくて失礼さんにござんす。
シリーズ第28作。
寅次郎は九州の旅館で、家出娘の岸本加世子と知り合い、サクラ(妹のさくらではない)を演じてもらう。
一方、昔の仲間(小沢昭一)が闘病中である、とその妻・音無美紀子から聞いて見舞うが、程なく死の知らせを受ける。
未亡人となった彼女と結婚して堅気の生活を送ろうと決心するが、彼女は「亡夫の言ったことを真に受けるな」と言って去る。
亡夫の言ったこととは「自分の死後妻と結婚しろ」ということである。
いつも通りの出来と言えばその通りなのだが、全体的にトーンが暗く、メリハリが欠けるような恨みがある。細かな演出は巧いが、ここ数作の中では満足度は低い。
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