映画評「パーティ・モンスター」

☆☆(4点/10点満点中)
2003年アメリカ映画 監督フェントン・ベイリー、ランディー・バーバトー
ネタバレあり

「ホーム・アローン」で売り出したもののその後干されてしまい、今やキアラン・カルキンの兄と紹介した方が良いマコーリー・カルキンの復帰作である。

ニューヨークに出た田舎育ちの少年マイケル・アリグ(カルキン)が、クラブシーンで知られていた作家志望のオカマ、ジェームズ・セント・ジェームズ(セス・グリーン)を追いかけてクラブで成功するノウハウを得た後、奇妙なメイクととっぴな衣装でクラブ・シーンの帝王的な存在となっていくが、麻薬の密売人と関わり合ったことから麻薬に溺れ、代金でもめた彼を殺してしまう。ジェームズは警察に事件を通報する。

実話をベースにしたお話で、本作に登場するジェームズの著作が原作である。

クラブに繰り出す男は基本的にオカマらしく、通常の感覚では正視するのも憚れるような格好で街を闊歩する、という風俗的な興味に尽きる。
 興味とは言っても楽しい興味ではなく、あくまで後学の為になるかといった程度で、余り気色の良いとは言えない連中が麻薬に耽るシーンなどを延々と見せられても面白くないだけでなく、うんざりしてくる。マコーリー・カルキンのファンには全く歓迎したくない復帰作であろう。

この記事へのコメント

ぶーすか
2006年10月31日 16:57
そうかー、この作品でマコーレー君は復活をかけたんですか…^^;)。衝撃的というか…失敗だったのでは…。この作品に「余り書く気も起こりません」というのには爆笑でした。音楽は懐かしくて良かったんですけどね^^;)。
オカピー
2006年11月01日 14:46
ぶーすかさん、こんにちは。
楽しめるタイプの作品ではなく、見ていて気持ち良いものでもなく、自分の人生にも関係がありそうな内容ではなく、映画的な収穫もなく、といった感じです。
若いうちに成功すると碌なことがない、といった見本がカルキン君ですかね。

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