映画評「セックス・アンド・ザ・シティ」
☆☆★(5点/10点満点中)
2008年アメリカ映画 監督マイケル・パトリック・キング
ネタバレあり
日本くらいTVシリーズの映画版が毎年作られている国はないだろうが、本作はWOWOWで長いこと放映されていたアメリカの人気TVシリーズの映画版。TVシリーズのエピソードをまともに観たことがないので、まずは登場人物を整理しながら見ることになる。
語り手はキャリー(サラー・ジェシカ・パーカー)。職業は雑誌コラムニストだが、その辺りを掴み切れないうちにミスター・ビッグ(クリス・ノース)との結婚へと話が進行し、結婚前夜に夫の不倫騒動から別居に踏み切った彼女の親友ミランダ(シンシア・ニクスン)の発言からビッグ氏が結婚式から逃げてしまう。ハネムーンで行くはずのメキシコへは結局、他の二人の女友達サマンサ(キム・キャトラル)とシャーロット(クリスティン・デーヴィス)を含めた計四人で出かける。
展開の仕方としては、キャリーの結婚騒動を通して四人の人となりと四つの結婚・恋愛パターンを紹介していく図式。主人公のキャリーは進歩的なセックス・コラムニストだが結婚願望があり、サマンサは自らPRしている年下の男優に夢中だが結婚に夢を求めないプレイガール、ミランダは不倫騒動で結婚に失望感を味わい、シャーロットは養女を得た後に妊娠が発覚する夫婦円満型、といった具合でござる。
従って、物語のうねりで見せるのではなく、登場人物の言動のディテイルに観客が自身との共通性や面白味を見出し楽しむタイプの作品と言うことができる。とは言え、この四人組は上流階級のインテリであるから、本作を見たどの程度の女性陣が自身と重ねることができるか、男性陣においては参考になるか疑問を覚えないでもない。
趣味のある方にはファッション関係で楽しめるところがあるだろうが、僕ら一般男性には4人もの女性たちの出入りが目まぐるしいので、かつてオードリー・へプバーン主演映画でジバンシーを楽しんだようなわけには行かない。
本国より日本での評価がぐっと高いのは憧れが入っているということかい?
2008年アメリカ映画 監督マイケル・パトリック・キング
ネタバレあり
日本くらいTVシリーズの映画版が毎年作られている国はないだろうが、本作はWOWOWで長いこと放映されていたアメリカの人気TVシリーズの映画版。TVシリーズのエピソードをまともに観たことがないので、まずは登場人物を整理しながら見ることになる。
語り手はキャリー(サラー・ジェシカ・パーカー)。職業は雑誌コラムニストだが、その辺りを掴み切れないうちにミスター・ビッグ(クリス・ノース)との結婚へと話が進行し、結婚前夜に夫の不倫騒動から別居に踏み切った彼女の親友ミランダ(シンシア・ニクスン)の発言からビッグ氏が結婚式から逃げてしまう。ハネムーンで行くはずのメキシコへは結局、他の二人の女友達サマンサ(キム・キャトラル)とシャーロット(クリスティン・デーヴィス)を含めた計四人で出かける。
展開の仕方としては、キャリーの結婚騒動を通して四人の人となりと四つの結婚・恋愛パターンを紹介していく図式。主人公のキャリーは進歩的なセックス・コラムニストだが結婚願望があり、サマンサは自らPRしている年下の男優に夢中だが結婚に夢を求めないプレイガール、ミランダは不倫騒動で結婚に失望感を味わい、シャーロットは養女を得た後に妊娠が発覚する夫婦円満型、といった具合でござる。
従って、物語のうねりで見せるのではなく、登場人物の言動のディテイルに観客が自身との共通性や面白味を見出し楽しむタイプの作品と言うことができる。とは言え、この四人組は上流階級のインテリであるから、本作を見たどの程度の女性陣が自身と重ねることができるか、男性陣においては参考になるか疑問を覚えないでもない。
趣味のある方にはファッション関係で楽しめるところがあるだろうが、僕ら一般男性には4人もの女性たちの出入りが目まぐるしいので、かつてオードリー・へプバーン主演映画でジバンシーを楽しんだようなわけには行かない。
本国より日本での評価がぐっと高いのは憧れが入っているということかい?
この記事へのコメント
アメリカ発の海外ドラマ、娘が学生時代から嵌って見てましたね。これとか「ドーソンズ・クリーク」とか。娘は映画も観たそうで、勧められたけど私はスルーした。ウィンドウ・ショッピング的な映画みたい。私が好きなのは海外ドラマは「CSI各シリーズ」とか「ミディアム/アリソン・デュボア」とかだわ。観た娘もいってました。男性にはきっと理解できないと思うって。女性同士の井戸端会議のお喋りが楽しい映画だからって。ずいぶんと時代は変わりましたなぁ。私もオードリー・ヘプバーン主演映画とか、名探偵ポワロとかミス・マーブルなんかのドラマ観ている方が安らかに楽しめるわ。
観られました。(笑)
いや、日本で公開された映画はほぼ無条件で観ることにしているので。
TVシリーズの映画版ということは気になったものの、「花より男子」よりは観る価値はあるだんべと思ってはおりました。
>男性にはきっと理解できない
というお嬢さんの言葉を確かめるべく早速IMDbに行って参りました。
男性の平均評価4.8(20600票)
女性の平均評価7.1(14400票)
うわ~っ、こんなに男女差が出る映画は殆どありませんよ~!
お嬢さん、大正解です!
日本で評価が高いのは、女性しか投票していないからと判明しました。
僕は日本・海外を問わず、連続ドラマは1978年に卒業しました。(笑)
最後に観たのは「青春の証明」。これとて9回シリーズだから、それほど長くないです。
単発物のシリーズは映画の記事でも書きながら観ることがあります。