映画評「007/サンダーボール作戦」
☆☆☆★(7点/10点満点中)
1965年イギリス映画 監督テレンス・ヤング
ネタバレあり
現在WOWOWは第22作「慰めの報酬」に便乗して007シリーズ全作連続放映と大判振る舞いしているが、第3作「ゴールドフィンガー」までは以前取り上げたので今回は省略、時間が許せば第11作「ムーンレーカー」まで今回見直しておきたいと思っております。
第1・2作の監督テレンス・ヤングが復帰した第4作で、それまでと方向性を少し変えた作り方になっている。
お馴染みの悪党組織スペクターがNO.2アドルフォ・チェリの指揮の下NATOの原爆搭載機を奪い、バハマのナッソー島の近くに隠し、1億ドルを渡さないと英米の大都市に夫々一つずつ落とすと脅迫する。敵の要求に屈してはならぬとMの指令を受け原爆の在り処を探し出す任務を負ったジェームズ・007・ボンド(ショーン・コネリー)がナッソーに赴き、チェリの庇護を受けている美女クローディーヌ・オージェ、女殺し屋ルチアナ・パルッツィなどとお色気場面を交えながら、遂に隠し場所を突き止め、水中で敵と大乱戦を繰り広げる。
世間の評判どおりスケールがアップしている一方、それまでのハードボイルド性は大分影を潜めてかなり漫画的に変化、これ以降のシリーズの方向性を決めた作品とも言えるかもしれない。その漫画ムードは開巻直後リュックサック型ジェット噴射機(? 下画像参照)で空を飛ぶアクションにより早々に決定されているが、後年ロサンゼルス・オリンピック(1984年)で同じようなものが見られた時に本作を思い出した映画ファンも少なからずいらっしゃるだろう。
アクション上の見せ場は、前半ではお馴染みアストン・マーティンを使った自動車アクション、ロケット砲を搭載したオートバイ、後半では水中ソリ、水中戦車、二段ロケット仕立ての高速クルーザー等と誠に賑やかで楽しめる。
が、後半の見せ場が水中でのアクションに集中して絵的に変化が少なく、しかもクライマックスとなっている水中大乱闘は些か長すぎて次第に飽きてしまう。
また、お話の方にも事前の説明がない為に序盤ボンドが保養所にいる理由が解らないという問題がある。恐らくは休養を名目にした捜査なのだろうが、理由が不明なので偶然に敵一味に遭遇するような印象を与えてしまい、大変まずい。展開上重要部分であり、牽引器でのピンチなどサスペンスも十分にあるだけに、きちんと説明しておく必要があった。
今さらながら、ボンド氏には色気と洒落っ気のあるショーン・コネリーが良い。序盤女装した悪党を見破るなどシャーロック・ホームズ並の観察力と慎重さはコネリーだからこそ生きる部分が多く、保養所で何気なく火災報知器を押すのも事前に観察しておいた結果であろうと思わせるだけの説得力がある。
クローディーヌ、ルチアナというボンド・ガールのお二方はシリーズの中でも強力な部類。
「特攻サンダーボルト作戦」よりは面白いだ。
1965年イギリス映画 監督テレンス・ヤング
ネタバレあり
現在WOWOWは第22作「慰めの報酬」に便乗して007シリーズ全作連続放映と大判振る舞いしているが、第3作「ゴールドフィンガー」までは以前取り上げたので今回は省略、時間が許せば第11作「ムーンレーカー」まで今回見直しておきたいと思っております。
第1・2作の監督テレンス・ヤングが復帰した第4作で、それまでと方向性を少し変えた作り方になっている。
お馴染みの悪党組織スペクターがNO.2アドルフォ・チェリの指揮の下NATOの原爆搭載機を奪い、バハマのナッソー島の近くに隠し、1億ドルを渡さないと英米の大都市に夫々一つずつ落とすと脅迫する。敵の要求に屈してはならぬとMの指令を受け原爆の在り処を探し出す任務を負ったジェームズ・007・ボンド(ショーン・コネリー)がナッソーに赴き、チェリの庇護を受けている美女クローディーヌ・オージェ、女殺し屋ルチアナ・パルッツィなどとお色気場面を交えながら、遂に隠し場所を突き止め、水中で敵と大乱戦を繰り広げる。
世間の評判どおりスケールがアップしている一方、それまでのハードボイルド性は大分影を潜めてかなり漫画的に変化、これ以降のシリーズの方向性を決めた作品とも言えるかもしれない。その漫画ムードは開巻直後リュックサック型ジェット噴射機(? 下画像参照)で空を飛ぶアクションにより早々に決定されているが、後年ロサンゼルス・オリンピック(1984年)で同じようなものが見られた時に本作を思い出した映画ファンも少なからずいらっしゃるだろう。
アクション上の見せ場は、前半ではお馴染みアストン・マーティンを使った自動車アクション、ロケット砲を搭載したオートバイ、後半では水中ソリ、水中戦車、二段ロケット仕立ての高速クルーザー等と誠に賑やかで楽しめる。
が、後半の見せ場が水中でのアクションに集中して絵的に変化が少なく、しかもクライマックスとなっている水中大乱闘は些か長すぎて次第に飽きてしまう。
また、お話の方にも事前の説明がない為に序盤ボンドが保養所にいる理由が解らないという問題がある。恐らくは休養を名目にした捜査なのだろうが、理由が不明なので偶然に敵一味に遭遇するような印象を与えてしまい、大変まずい。展開上重要部分であり、牽引器でのピンチなどサスペンスも十分にあるだけに、きちんと説明しておく必要があった。
今さらながら、ボンド氏には色気と洒落っ気のあるショーン・コネリーが良い。序盤女装した悪党を見破るなどシャーロック・ホームズ並の観察力と慎重さはコネリーだからこそ生きる部分が多く、保養所で何気なく火災報知器を押すのも事前に観察しておいた結果であろうと思わせるだけの説得力がある。
クローディーヌ、ルチアナというボンド・ガールのお二方はシリーズの中でも強力な部類。
「特攻サンダーボルト作戦」よりは面白いだ。
この記事へのコメント
悪役のラルゴ シリーズでも印象に残る好演
007最新作は不況でお蔵入りとか・・・・
そうですね。
この辺りから大分漫画的になってきたように思っています。
>悪役のラルゴ
イタリアの大御所アドルフォ・チェリですね。
非常に評判がよろしいようで、「007は二度死ぬ」ではドナルド・プレズンスの代わりにブロフェルド役をやって欲しかった、なんて声も。
>007最新作は不況でお蔵入りとか・・・・
いずれ作ることにはなるのでしょうね。
不況も永久ではないですし。
とにかく、英米は俳優と一流スタッフに金を払いすぎですよ。
保養所では、まさにそのとおり、偶然、敵を見つけたのかと思っちゃいましたよ。よく考えたら、任務だったのか…なあ?
>漫画的
それもちょっと長すぎて切れ味不足。
同じ漫画でも「007は二度死ぬ」のほうが徹底していて、しかも短いので僕は世評に反して面白く観ました。
>保養所
原作を読めばわかるらしいです。
偶然見つけたというのじゃ、何だかつまらない。(笑)
>序盤女装した悪党を見破る
そして格闘の場面が歯切れが良いです。相手が死んだかと思ったら反撃してくるし。
>スケールがアップしている一方、それまでのハードボイルド性は大分影を潜めてかなり漫画的に変化
予算をたくさん使えば傑作になるかと言ったらそうではないです。
>>長谷川和彦監督作品「青春の殺人者」を見ました。
>DVD か何かですか?
CATVのチャンネルNECOです。
>トランプの抵抗も空振りに終わる可能性が大。
バイデンは習近平と、どのように対応するのでしょうか?
>上映時間が長いからかも知れません。
長いとどうしても回避しがちですね。ライブラリーにありながら、まだブログにアップしていない名作は、長いものが多いデス。
>CATVのチャンネルNECOです。
ほーっ、貴重なものが観られましたよ。羨ましいなあ。
>バイデンは習近平と、どのように対応するのでしょうか?
人権問題に関しては、本来人権に関心のないトランプよりぐっと厳しい扱いをする筈ですが、それと通商上の問題は分けて来るでしょうね。中国はトランプのほうが実はやりやすいと思います。
>クローディーヌ、ルチアナというボンド・ガールのお二方
当初は逆の役柄の予定だったそうです。逆にならなくて良かったです。「007は二度死ぬ」の浜美枝と若林映子と同じパターン。
カーニバルの中で、足から血を流して逃げるボンド。女殺し屋ルチアナ・パルッツィに見つかった時の恐怖感。凄かったです。
>長いとどうしても回避しがちですね。
「映画は2時間以内に収めるべきだ」と言う映画ファンもいます。
>中国はトランプのほうが実はやりやすいと思います。
トランプ政権の方が解りやすいとか?
>当初は逆の役柄の予定だったそうです。逆にならなくて良かったです。
これもまた(@_@)。
配役が決まるまでは色々な経緯があるものですねえ。
>「映画は2時間以内に収めるべきだ」と言う映画ファンもいます。
2時間以内なら観る気になりやすいのは確か。映画だけ見ているなら3時間でも良いですがね^^
>トランプ政権の方が解りやすいとか?
トランプは直情径行ですから、深謀の民主党より反応自体は解りやすいと思います。トランプの場合は、どう動くか読みにくいとは言え、一つ一つの事柄について取る態度は単純と思います。
やっとバイデンが勝利宣言。トランプは法廷闘争に持ち込んで時間稼ぎをし、来年の下院での決定に持ち込もうとしているようですが、もうホワイトハウスの一部や少なからぬ共和党議員がもうトランプに付いていこうとしていないので、かなりの確率で来年まで決まらないということはないでしょうね。トランプ支持者の反知性主義はひどいものです。
>美女クローディーヌ・オージェ
綺麗な人です。1958年に準ミス・フランス、ミス・ワールド・フランス代表に選ばれて女優デビューと言う経歴。そして16歳の時に41歳の作家兼映画監督のピエール・ガスパール=ユイと結婚ってのも凄いです!
>少なからぬ共和党議員がもうトランプに付いていこうとしていない
終わりましたね・・・。彼はこれから収入ゼロだという人もいます。
>長過ぎて飽きると言う人が多いです。
僕もその口です。水中アクションは動作も緩慢で、双葉師匠も暗示しているように、概ね面白くないものが多いと思います。同時代的には、優れた水中撮影だったですよね。
>双葉師匠・・・70点
>007の第1~5作の中では一番低い点数です。
それでも決して低い点ではないので、師匠は当時の007は好きだったのだと思います。5作までの脚本レベルは高かったですね。
>終わりましたね・・・。彼はこれから収入ゼロだという人もいます。
ただ、来年まで決まらないとなると、下院での決定となり、そこに至るとトランプが有利。下院は民主党が多数ですが、州代表は共和党が26人と僅かに多数派で、反旗を掲げる人が出ないと、逆転してしまう。
しかし、それでトランプが大統領になれば、いくら法律で認められているとは言え、国民は全く納得しないでしょう。
「究極の007大全集」(リー・フェイファーとフィリップ・P・リサ共著)で調べました。プレタイトルの格闘場面の前に未亡人を演じたのが女優のローズ・アルバ(1918年2月5日– 2005年12月2日)。「とても脚のきれいな女優だ」と書いてあります。そして格闘はボブ・シモンズ(1922年3月31日– 1987年10月21日)。
007映画における彼の功績(スタント)は素晴らしいです!まさに縁の下の力持ちです。
https://www.youtube.com/watch?v=k0Q34w8X1CA
>師匠は当時の007は好きだったのだと思います。
>5作までの脚本レベルは高かったですね。
そうですよね。「ダイヤモンドは永遠に」は予算をかけた割には・・・と酷評するファンが多いです。
>国民は全く納得しないでしょう。
やはりトランプは敗北です。
>「究極の007大全集」
人気シリーズだけにこんな本があるんですね。
>格闘はボブ・シモンズ
SFXの一番の醍醐味はスタントマンと言っても良いくらい。
近年(と言っても大分前からですが)カットを細切れで、しかもアップで撮るカメラワークが多い。スタントマンを愚弄している演出と思い、嫌っております。
しかし、メジャー映画ではこれが改善されつつあります。この方向で進むことを祈りましょう。
>やはりトランプは敗北です。
日本を含め各国首脳がバイデンに祝福し、ひっくり返ったらどうなるんだろう?
いずれにしても、面倒臭い野郎ですよね。
プレタイトルでボンドに協力するフランスの女性エージェント役。メアリー・ガイ・ミツコ(1943年– 1995年3月)。死因は自殺と書いてあります・・・。
この場面に出演しただけでも007ファンの記憶に永遠に残るでしょうね。
https://www.youtube.com/watch?v=vC4rg1Em8mo
>後年ロサンゼルス・オリンピック(1984年)で同じようなものが見られた時に本作を思い出した映画ファン
僕もその一人です。あの五輪はアメリカ主体、カール・ルイスが主役の五輪でした。
>メジャー映画ではこれが改善されつつあります。
いいですね。ぜひその方向で!スタントマンに敬意を。
>プレタイトルでボンドに協力するフランスの女性エージェント
すっかり忘れているなあ。人間の脳には限界がありますね。
>あの五輪はアメリカ主体、カール・ルイスが主役の五輪でした。
長嶋氏が大騒ぎしたのは世界陸上でしたっけ(調べたら1991年のこと)。
1位:トレーシー(ダイアナ・リグ)
2位:メイ・デイ(グレース・ジョーンズ)
3位:パメラ(キャリー・ローウェル)
さて、4位・5位・6位は?
>日本の方が中国より社会主義的になっている皮肉。
こういう表現って凄くいいですね~!
>今後の研究課題ですね。
今から20年ぐらい前だったでしょうか?
「今のお年寄りはパワーがある。まずは時間も金もたっぷりある。」
現在は言うまでもない・・・時間はあるけど金がないから再雇用・・・。
>「007有能ボンドガール選手権」が載っています。1~10位。
>3位:パメラ(キャリー・ローウェル)
キャリー・ローウェルという女優は憶えていないなあ。調べたら「消されたライセンス」に出ていますね。現在第15作まで再鑑賞しているので、今年はこの第16作も観てみましょう。
>そしてワースト1~3位も。
1位は「黄金銃を持つ男」のブリット・エクランドで決まり(個人の感想です・・・大笑)
>時間はあるけど金がないから再雇用・・・。
これも皮肉ですよね。出生率低下で若いマン・パワーが足りないから、高齢者にも仕事がある。摂理でしょうか。しかし、いずれはAIがやることになるので、それも長いことではないでしょう。やれやれ。
4位:ジュディ・デンチ(この人はボンドガールではないのに・・・)
5位:ミシェル・ヨー
6位:ソフィー・マルソー
>「消されたライセンス」
「シリーズで一番バイオレンス度が高い作品」と公開当時言われていました。
>1位は「黄金銃を持つ男」のブリット・エクランドで決まり
その通りです(笑)。そして
ワースト2位:デニス・リチャーズ
ワースト3位:ジル・セント・ジョン
です。
>出生率低下で若いマン・パワーが足りないから、高齢者にも仕事がある。
そして高齢の独身の人が多いです。元同僚(先輩)にもたくさんいます。
>東大前刺傷
被害に遭った3人がお気の毒としか言いようがありません・・・。
>>1位は「黄金銃を持つ男」のブリット・エクランドで決まり
>その通りです(笑)
やっぱりそうですか。
>ワースト2位:デニス・リチャーズ
>ワースト3位:ジル・セント・ジョン
デニス・リチャーズはよく憶えていませんが、ジル・セント・ジョンのずっこけぶりも、ブリット・エクランド同様、凄まじかったですね(笑)。
>東大前刺傷
>被害に遭った3人がお気の毒としか言いようがありません・・・。
これも模倣事件ですが、たかだが学業不振で・・・
耐性のない人が多いなあ。
被害に遭っていない方も、精神的にショックがあるでしょう。
7位:ハル・ベリー
8位:ルチアナ・パルッツィ
9位:バーバラ・バック
10位:ファムケ・ヤンセン
他のブログの管理人さんが「あまり意味のないランキングだなあ。
悪役と味方がゴッチャになってるし、プロとアマもゴッチャになってるし。」と仰っていました(笑)。
>ジル・セント・ジョンのずっこけぶりも、ブリット・エクランド同様、凄まじかったですね(笑)。
ボンドがエレベーターの中で敵を殺した後の彼女のセリフも笑えました。
>これも模倣事件ですが、たかだが学業不振で・・・
>耐性のない人が多いなあ。
とりあえず高3になった時に東大医学部にチャレンジする。駄目ならば浪人する。あるいは他の大学を受験する。場合によっては医者以外の道を目指す。行き詰った時は矛先を変える発想が欲しいですよね。
僕は自分の子供達に「これがうまく行かなかったら、自分はもうおしまいだ。」などという考え方をしないようにといつも言ってます。さて、それが効果的な言葉かどうかはわかりませんが・・・(苦笑)。
>悪役と味方がゴッチャになってるし、プロとアマもゴッチャになってるし。
悪役と言えば、出番は短いですが、「ロシアより愛をこめて」のロッテ・レーニャを入れたいです。
>僕は自分の子供達に「これがうまく行かなかったら、自分はもうおしまいだ。」などという考え方をしないようにといつも言ってます。
素晴らしい。これ以上の言葉はなかなか出てきませんよね。
その考えをきちんと理解すれば、問題は起きないはず。
>「ロシアより愛をこめて」のロッテ・レーニャを入れたいです。
4~6位あたりに入れても良かったです。
https://www.youtube.com/watch?v=aSLTvKC-P3Y
女優そして歌手だったんですね。
>その考えをきちんと理解すれば、問題は起きないはず。
ありがとうございます。
それを僕に教えてくれたのは(随分昔の事ですが)僕と仲が悪かった同僚です。嫌いな人から教えてもらう事ってありますよね?
>水島新司先生
コミックには余り縁のない僕も少し読みました。
「ドカベン」は中学生の時に始まり、クラスメートが持ってきたのを少し読みました。「あぶさん」は高校の時、姉の友達の男子大学生が姉に貸してくれた単行本を読みましたね。野球は殆ど解らない姉も楽しんだようです。
「ドカベン」で印象に残っているのは、強豪チームがわざと8回まで完全試合をさせて、9回につるべうちをして大勝するというお話。
>>ロッテ・レーニャ
>女優そして歌手だったんですね。
有名な舞台女優でした。何年か前に戯曲の本を借りて来て読んだ時に、解説に名前が出てきました。
>嫌いな人から教えてもらう事ってありますよね?
ありますね。
どちらかと言えば、反面教師としてのほうが多いですが、正論でもままあります。具体的には思い起こせませんが。
>「あぶさん」は高校の時、姉の友達の男子大学生が姉に貸してくれた単行本を読みましたね。野球は殆ど解らない姉も楽しんだようです。
そう言うのって、いい思い出として残りますよね。自分で買わずに他の人に貸してもらったからこそ感謝しながら読みます。
>強豪チームがわざと8回まで完全試合をさせて、9回につるべうちをして大勝するというお話。
明訓を去った後の徳川監督が率いるチームでしたっけ?
>有名な舞台女優でした。
才能がある人です。ご主人はドイツの作曲家。
>どちらかと言えば、反面教師としてのほうが多いですが
元上司。部下の手柄を全て自分のものにする。嫌われていました。
そして、それほど大成しない人でした。
>ジョージ・マーティン
https://www.afpbb.com/articles/-/3386224?utm_source=yahoo&utm_medium=news&cx_from=yahoo&cx_position=r2&cx_rss=afp&cx_id=3386364
良い事を仰いますねー!
>そう言うのって、いい思い出として残りますよね。自分で買わずに他の人に貸してもらったからこそ感謝しながら読みます。
お彼岸にでも来た時に、昔話として語り合ってみたいと思います。
>明訓を去った後の徳川監督が率いるチームでしたっけ?
教室で読んだきりなので、正確には憶えていませんが。
東海大相模をもじった、東海大相撲という校名も面白かった。
>才能がある人です。ご主人はドイツの作曲家。
クルト・ヴァイル。「マック・ザ・ナイフ」(原題「メッキー・メッサ―」)を作曲した、音楽ファンには超有名人。そもそも二人が知り合ったのは、この曲も出て来る「三文オペラ」によってですね。
>部下の手柄を全て自分のものにする。嫌われていました。
上司ではないけれど、うちにもいました。失敗した時は部下のせいにして、全く不人気者でしたよ。
>ジョージ・マーティン
>良い事を仰いますねー!
良い子たちだからというのは、音楽業界では珍しいですね。しかし、結局、彼は慧眼だったのですよ。そして、世界で一番有名なプロデューサーになった。
他のブログで現在話題にしている事ですが、映画サンダーボール作戦の公開日。
日本・・・1965年12月9日
アメリカ・・・1965年12月21日
イギリス・・・1965年12月29日
日本の方が先だったんですね。驚きました!何か事情があったのでしょうか?
>先日も医者が亡くなる事件がありました。対人関係の難しい仕事ですね。
犯人はあの事件の前にも他の医療関係者を自宅に呼ぼうとしていたんですよね。その人たちはそこに行かなくて良かったという結論になってしまいます。悲しい事に。
>マスメディアのやらせを真実と勘違いする人が多いと、一昨年の女子プロレスラーの自殺のような事件を引き起こす。
あの女性も可哀想でした。
昨日個人的な問題が解決したと思ったら、我が兄の病状が一時悪化(結局リハビリ中の病院から転院が決定)との連絡あり。
その後、僕がタクシー代わりを務めている隣人が倒れ、今日亡くなりました。月曜日買い物に連れて行き、昨日も連れていくはずでした。
全くはかない。呆気ない。
>日本の方が先だったんですね。驚きました!何か事情があったのでしょうか?
よく解りませんが、大した問題ではないでしょう。
>犯人はあの事件の前にも他の医療関係者を自宅に呼ぼうとしていたんですよね。
犯人を責める前に、犯人を追い込んだ社会事情なども考えなければならない、という意見がありますが、本当にごく少数の人が犯罪を起こすことを考えると、犯人を責めたくなるのが人情ですね。
>その後、僕がタクシー代わりを務めている隣人が倒れ、今日亡くなりました。
先ほど読んで驚いたのですが、隣人と言うのは隣の家に住んでいる人の事なんですか?それとも・・・?
>本当にごく少数の人が犯罪を起こすことを考えると、犯人を責めたくなるのが人情ですね。
「罪を憎んで人を憎まず」と言うのは無理です。
>僕も夜中に目が覚めてしまう年になってしまいました。
結構悩まされますよね。
若い時は目が覚めるまで寝ていました(当たり前)・・・いや失礼、8時間くらい続けて寝られました。幸せな若い時代よ!
>隣人と言うのは隣の家に住んでいる人の事なんですか?それとも・・・?
隣保班の人。子供の時からよく知ってしる人でした。
先日、その人も、夜中に目が覚めると寝られないのでスマホのラジオをよく聴いていると言っていました。昨年暮れにスマホにしたので、ラインの設定をしてあげました。結局役になったのは一回きりでした。
5年程そうした車を使った交流があったので、昨日寝ていると涙が出てきました。泣き虫ながら、血縁でない方が亡くなって泣いたのは初めてのような気がします。
オカピー教授が子供の頃から知ってる人。亡くなると悲しいし、寂しいでしょうね。
僕が中学時代に尊敬していたT先生。早いうちに奥様も息子さんも亡くなり、ずっと一人暮らしでした。同じ町内の人達が時々見回って様子を見ていました。昨年から体調を崩して入院していましたが、先月亡くなりました。
2000年4月に僕が電話してコロナウイルスの話をしたら、T先生が「東京は壊滅するよ。」と仰っていました。そして「イタリアの国としての対応は立派だと思う。確かに感染者は多いけど。」と。
イタリアが立派な理由は聞けずに終わりました。残念です・・・。
>亡くなると悲しいし、寂しいでしょうね。
彼は母親が亡くなってからずっと独り暮らしでした。
近くに甥が二人住んでいますが、彼らの車を利用することがないところを見ると、僕がこの5年間彼と一番長く過ごした人間でしょう。
>「イタリアの国としての対応は立派だと思う。確かに感染者は多いけど。」と。
>イタリアが立派な理由は聞けずに終わりました。残念です・・・。
尊敬する先生がいらっしゃるとは近頃(古い言い方で、“大変”という意味です)珍しいですね。戦後先生を尊敬するということを忘れました。
イタリアが立派な理由は、僕にもちと想像が付きません。
カルロ・リッツァーニ監督のカメラワークは面白いのですが、作品の評価はあまり高くないようです。
>僕がこの5年間彼と一番長く過ごした人間でしょう。
その人はオカピー教授に感謝しながらこの世を去った事でしょう。
>尊敬する先生がいらっしゃるとは近頃(古い言い方で、“大変”という意味です)珍しいですね。
近頃にはそういう意味もあったんですね。
歴史に詳しい同級生の話では「T先生の授業内容には時々嘘が混じる」と言う事でしたが、面白い授業でした。
例えば「北条時政が曾孫(公暁)に命令して孫(源実朝)を殺させた。」とか。あの事件の時には時政は既にあの世でした(苦笑)。
>イタリアが立派な理由は、僕にもちと想像が付きません。
ネットでいろいろ調べましたが、わかりませんでした。
「医療従事者が不足しているという状況の中で、多くの引退した医者等の医療従事者が、高年齢故に重症化の危険が高いにも関わらず、ボランティアとして、医療行為に参加した。また、食料の配給などについても多くのボランティアが参加した。」
これでしょうか?
>先日コリンヌ・クレリー主演「ホテル」を見ました。
よく憶えていませんが、良いと思った記憶はありません。
IMDbに行きましたら、当方は10点満点中の4点を進呈していました。
>その人はオカピー教授に感謝しながらこの世を去った事でしょう。
そう思ってくれると有難いですね。
明後日遺骨を引き取った姉さんの家に弔問に行く予定です。
>近頃にはそういう意味もあったんですね。
“近頃まれなほど”という語句の短縮らしいですね。
>ネットでいろいろ調べましたが、わかりませんでした。
・・・」
これでしょうか?
そういうこともあったように記憶していました。医療関係者も随分亡くなったようです。
カトリックの国では、人々との密着することが多いので、教会関係者も随分亡くなったようですね。