喪中映画評「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」
☆☆☆(6点/10点満点中)
2010年日本映画 監督・李闘士男
ネタバレあり
現在喪中であります。喪失感以上に罪悪感に苦しめられております。為に理解もままならない状態で鑑賞したり、頭が整理できないまま書いたものは“喪中映画評”というタイトルとし、他の映画評とは区別することに致しました。そんな状態で映画評などと称するのも甚だ失礼とは存じますが、悪しからず。なるべく早く自分である程度納得できるものが書けるように努めます。
自分の知っているサンゴの海が荒廃しているのを知った沖縄の素人青年が、自分の子供たちに昔の海を見せてあげたいという一心から、サンゴの移植を始め、専門家に批判されたり、エコロジー名義の観光開発に乗らずに周囲から反発を受けたりしながら、家族に励まされ遂には誰も成し遂げられなかった養殖サンゴの移植や産卵に成功させる。
という、金城浩二さんの実話をベースにしたお話で、お笑いの岡村隆史を起用して前半喜劇色を強めてはいるが、基本的には素直に楽しめる作劇や演出となっている。終盤観光開発に乗らない決心をするきっかけとなる家族との描写ではわざと大袈裟にやっている茶目っけもある。
配役のバランスが良く家族で観る所謂ファミリー映画としてはなかなか上出来。海など自然が美しく捉えられているので、目の保養にもなるでしょう。
2010年日本映画 監督・李闘士男
ネタバレあり
現在喪中であります。喪失感以上に罪悪感に苦しめられております。為に理解もままならない状態で鑑賞したり、頭が整理できないまま書いたものは“喪中映画評”というタイトルとし、他の映画評とは区別することに致しました。そんな状態で映画評などと称するのも甚だ失礼とは存じますが、悪しからず。なるべく早く自分である程度納得できるものが書けるように努めます。
自分の知っているサンゴの海が荒廃しているのを知った沖縄の素人青年が、自分の子供たちに昔の海を見せてあげたいという一心から、サンゴの移植を始め、専門家に批判されたり、エコロジー名義の観光開発に乗らずに周囲から反発を受けたりしながら、家族に励まされ遂には誰も成し遂げられなかった養殖サンゴの移植や産卵に成功させる。
という、金城浩二さんの実話をベースにしたお話で、お笑いの岡村隆史を起用して前半喜劇色を強めてはいるが、基本的には素直に楽しめる作劇や演出となっている。終盤観光開発に乗らない決心をするきっかけとなる家族との描写ではわざと大袈裟にやっている茶目っけもある。
配役のバランスが良く家族で観る所謂ファミリー映画としてはなかなか上出来。海など自然が美しく捉えられているので、目の保養にもなるでしょう。
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