喪中映画評「ザ・エッグ~ロマノフの秘宝を狙え~」
☆☆★(5点/10点満点中)
2009年アメリカ映画 監督ミミ・レダー
重要なネタバレあり
現在喪中であります。喪失感以上に罪悪感に苦しめられております。為に理解もままならない状態で鑑賞したり、頭が整理できないまま書いたものは“喪中映画評”というタイトルとし、他の映画評とは区別することに致しました。そんな状態で映画評などと称するのも甚だ失礼とは存じますが、悪しからず。なるべく早く自分である程度納得できるものが書けるように努めます。
ベテランの泥棒モーガン・フリーマンが、今は亡き相棒のロシアン・マフィアのボス、ニッキー(ラデ・シェルベッジア)への借金を返す為に、彼の要求するロマノフ王朝の秘宝“エッグ”を厳しい警備システムのある宝石店から盗み出そうと、新しい相棒にマイアミから来たというアントニオ・バンデラスを選抜する。事前に宝石店のパーティーに潜り込んで下準備をした二人は、マフィアに元相棒の娘ラダ・ミッチェルを人質に取られ益々後に引けなくなり、人相・声紋チェックをクリアし、複雑なレーザー網も二人三脚で回避、見事盗難に成功と思ったところでバンデラスが裏切って一人で逃走してしまう。
その後は見てのお楽しみ、という一見正攻法の泥棒サスペンスだが、実は登場人物が色々と入り組んだコン・ゲームを繰り広げるのを観客が楽しむ仕組みになっている。
実際にはそれほど入り組んでいるわけでもなく騙したと思った方が実は騙されていたといった程度のお話で、強力なサスペンスもないごく水準的な出来映えだが、エンディング・タイトルを入れて104分という上映時間は丁度良い。
主たる登場人物が基本的にそれなりにハッピーという結末は今一つ。
2009年アメリカ映画 監督ミミ・レダー
重要なネタバレあり
現在喪中であります。喪失感以上に罪悪感に苦しめられております。為に理解もままならない状態で鑑賞したり、頭が整理できないまま書いたものは“喪中映画評”というタイトルとし、他の映画評とは区別することに致しました。そんな状態で映画評などと称するのも甚だ失礼とは存じますが、悪しからず。なるべく早く自分である程度納得できるものが書けるように努めます。
ベテランの泥棒モーガン・フリーマンが、今は亡き相棒のロシアン・マフィアのボス、ニッキー(ラデ・シェルベッジア)への借金を返す為に、彼の要求するロマノフ王朝の秘宝“エッグ”を厳しい警備システムのある宝石店から盗み出そうと、新しい相棒にマイアミから来たというアントニオ・バンデラスを選抜する。事前に宝石店のパーティーに潜り込んで下準備をした二人は、マフィアに元相棒の娘ラダ・ミッチェルを人質に取られ益々後に引けなくなり、人相・声紋チェックをクリアし、複雑なレーザー網も二人三脚で回避、見事盗難に成功と思ったところでバンデラスが裏切って一人で逃走してしまう。
その後は見てのお楽しみ、という一見正攻法の泥棒サスペンスだが、実は登場人物が色々と入り組んだコン・ゲームを繰り広げるのを観客が楽しむ仕組みになっている。
実際にはそれほど入り組んでいるわけでもなく騙したと思った方が実は騙されていたといった程度のお話で、強力なサスペンスもないごく水準的な出来映えだが、エンディング・タイトルを入れて104分という上映時間は丁度良い。
主たる登場人物が基本的にそれなりにハッピーという結末は今一つ。
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