映画評「アイアンマン2」
☆☆☆(6点/10点満点中)
2010年アメリカ映画 監督ジョン・ファヴロー
ネタバレあり
前作が新味不足だったので、その続編となればもっと新味不足かと思って観たら予想に反しなかなか楽しめた。と言いつつ、あくまでこちらの予想に反しただけなので☆の数は同じなのだけど。
前作の最後でアイアンマンであることを自白した企業家のロバート・ダウニー・ジュニア氏が公聴会に呼ばれてパワード・スーツを国に引き渡せと迫られ、スーツは自分の一部であると拒絶する一幕の後、父親の技術を盗まれたと逆恨みするロシア人ミッキー・ロークが盗んだとされる犯人の息子であるアイアンマンに復讐しようと彼がレーサーとして出場しているモナコ・グランプリに現れる。
ロークがパワーを付けた時の名前をウィップフラッシュと言い、ここでの見せ場はこのロシア人がレーシング・マシーンを真っ二つに切り分けるアクションで、なかなか上手く合成技術が為されている。
それを観たダウニーのライバル会社のCEOサム・ロックウェルがパワード・スーツを大量に生産しようと、頭脳を見込んでロークを雇い入れる。
かくして、最近のヒーローものの例に洩れず、最後は似た者同士の対決になるわけだが、アイアンマンが侵されている毒素に対処しなければならなくなったり、パワード・スーツを装着した友人の軍人ドン・チードル(前作ではテレンス・ハワード)がロークに操られたり、自分の死を予感したダウニーが秘書のグウィネス・パルトローをCEOに任命した為新しい秘書として雇われたスカーレット・ヨハンスンが物凄い格闘を披露したり・・・とその前に色々なお楽しみがあって、結論から言えばクライマックスよりそちらのほうが面白いくらいで、視聴環境によっては★一つくらい余分に進呈できそうな仕上がりになっております。
2010年アメリカ映画 監督ジョン・ファヴロー
ネタバレあり
前作が新味不足だったので、その続編となればもっと新味不足かと思って観たら予想に反しなかなか楽しめた。と言いつつ、あくまでこちらの予想に反しただけなので☆の数は同じなのだけど。
前作の最後でアイアンマンであることを自白した企業家のロバート・ダウニー・ジュニア氏が公聴会に呼ばれてパワード・スーツを国に引き渡せと迫られ、スーツは自分の一部であると拒絶する一幕の後、父親の技術を盗まれたと逆恨みするロシア人ミッキー・ロークが盗んだとされる犯人の息子であるアイアンマンに復讐しようと彼がレーサーとして出場しているモナコ・グランプリに現れる。
ロークがパワーを付けた時の名前をウィップフラッシュと言い、ここでの見せ場はこのロシア人がレーシング・マシーンを真っ二つに切り分けるアクションで、なかなか上手く合成技術が為されている。
それを観たダウニーのライバル会社のCEOサム・ロックウェルがパワード・スーツを大量に生産しようと、頭脳を見込んでロークを雇い入れる。
かくして、最近のヒーローものの例に洩れず、最後は似た者同士の対決になるわけだが、アイアンマンが侵されている毒素に対処しなければならなくなったり、パワード・スーツを装着した友人の軍人ドン・チードル(前作ではテレンス・ハワード)がロークに操られたり、自分の死を予感したダウニーが秘書のグウィネス・パルトローをCEOに任命した為新しい秘書として雇われたスカーレット・ヨハンスンが物凄い格闘を披露したり・・・とその前に色々なお楽しみがあって、結論から言えばクライマックスよりそちらのほうが面白いくらいで、視聴環境によっては★一つくらい余分に進呈できそうな仕上がりになっております。
この記事へのコメント
「ヘンシーン!」でパッと変わるのではなく、着るときは、あれつけてこれつけてとロボットアームに手伝わせて本当に着ているみたいなところがよかったです。脱ぐときもヨッコラセ!ハアハア・・・・なんてそれらしくてよかったですね。(^^♪
スカーレット・ヨハンソンが良かったです!
そこがアメリカ人的な発想で、アイアンマンほどでないとはいえスーパーマンだって一々着替えていますものね。まあやつは宇宙人だから着替えるのもチョー速いですけどね。
ヒーローが悩んでも単純な悩みなのが良いですね。本作の場合はパラジウムだが何だかでどうのこうので。
前作の方が面白いという人が多いのですけどね。
>スカーレット・ヨハンソン
と最後まで気付かずにいました私です(笑)。