映画評「オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主」
☆☆☆(6点/10点満点中)
2013年アメリカ映画 監督スティーヴン・ソマーズ
ネタバレあり
スティーヴン・ソマーズの作品としては面白い。この監督は初のお目見えだった安っぽい「ザ・グリード」は勿論、世間でそこそこ評判を取ったらしい「ハムナプトラ」もCGに使われてしまって全くダメだと思った。「ヴァン・ヘルシング」にもがっかりだったが、本作はヤング・アダルト向けと割り切って見ればオカルト映画として楽しめる。
ダイナーのコックとして働く若者アントン・イェルチンは、霊が見える能力があり、警察署長のウィレム・デフォーもその力を信じて捜査に協力してもらっている。そんなある日、死の匂いを嗅ぎつける“ボダッハ”という悪霊が大量に発生しているのに気付き、知人や自分の夢から事件の起こる日時と場所を特定、恋人アディスン・ティムリンや知人にそこには行かないように指示する一方、署長に連絡を取り怪しい人物を監視させる。敵は彼の推理を上回って事件を起こすが、彼の働きにより最悪の結果を回避したのであった、メデタシメデタシ。
となれば良かったのにねぇ。
亡霊絡みの恋愛ものとしてはもう二昔も前になる「ゴースト ニューヨークの幻」(1990年)にも迫ろうかという幕切れで、主人公の特殊能力を利用したアイデアが特に若い女性の涙を誘うでありましょう。ミステリー趣味あり、アクションの見せ場あり、97分という短尺の割に内容が豊富、しかもバランスが取れている。原作もの(ディーン・R・クーンツ)とは言え、今までのソマーズ氏の(脚本の)実績を考えればこれはクリーン・ヒットでござる。
因みに、主人公の名前はOdd(奇妙な)と変わっているが、本当はToddのはずだったらしい。しかし、Odd君は大活躍して空しきGod(神)になる。
日本版を作るとしたら濱田岳君に神田といった名前の主人公を演じさせると良いのじゃない?
2013年アメリカ映画 監督スティーヴン・ソマーズ
ネタバレあり
スティーヴン・ソマーズの作品としては面白い。この監督は初のお目見えだった安っぽい「ザ・グリード」は勿論、世間でそこそこ評判を取ったらしい「ハムナプトラ」もCGに使われてしまって全くダメだと思った。「ヴァン・ヘルシング」にもがっかりだったが、本作はヤング・アダルト向けと割り切って見ればオカルト映画として楽しめる。
ダイナーのコックとして働く若者アントン・イェルチンは、霊が見える能力があり、警察署長のウィレム・デフォーもその力を信じて捜査に協力してもらっている。そんなある日、死の匂いを嗅ぎつける“ボダッハ”という悪霊が大量に発生しているのに気付き、知人や自分の夢から事件の起こる日時と場所を特定、恋人アディスン・ティムリンや知人にそこには行かないように指示する一方、署長に連絡を取り怪しい人物を監視させる。敵は彼の推理を上回って事件を起こすが、彼の働きにより最悪の結果を回避したのであった、メデタシメデタシ。
となれば良かったのにねぇ。
亡霊絡みの恋愛ものとしてはもう二昔も前になる「ゴースト ニューヨークの幻」(1990年)にも迫ろうかという幕切れで、主人公の特殊能力を利用したアイデアが特に若い女性の涙を誘うでありましょう。ミステリー趣味あり、アクションの見せ場あり、97分という短尺の割に内容が豊富、しかもバランスが取れている。原作もの(ディーン・R・クーンツ)とは言え、今までのソマーズ氏の(脚本の)実績を考えればこれはクリーン・ヒットでござる。
因みに、主人公の名前はOdd(奇妙な)と変わっているが、本当はToddのはずだったらしい。しかし、Odd君は大活躍して空しきGod(神)になる。
日本版を作るとしたら濱田岳君に神田といった名前の主人公を演じさせると良いのじゃない?
この記事へのコメント
『オッドトーマス・・・・』は、小説の方が面白かったであります。
お話はともかく、この監督の作品は、どうもショットの繋ぎが悪くて(自分で編集はしていないと思いますが)どうもいま一つ。
『ハムナプトラ』の第三作で監督が変わったらもっと下手だったので、下には下がいると思いましたが(笑)
>小説の方が
むむっ、これまた読まれている。
徹底して古典を読んでいる僕も凄いけど(自画自賛^^;)、ねこのひさんのバイタリティも凄いなあ。