映画評「普通の人々」

☆☆☆☆(8点/10点満点中)
1980年アメリカ映画 監督ロバート・レッドフォード
ネタバレあり

監督としてのロバート・レッドフォードはクリント・イーストウッドほど刺激のある素材に取り組まないので大いに損をしているが、僕は高く評価している。
 本作はその監督デビュー作で、タイトルが示す通り実に正統派のドラマであり、二十歳を過ぎたばかりの僕はきちんとした作りであることを認めると同時に、少々物足りなさを覚えたものである。ただ、70年代後半の日本のCMですっかりお馴染みになっていたバロック音楽「パッヘルベルのカノン」は強く印象に残った。

高校生ティモシー・ハットンは、自殺未遂で入院していた精神病院を出た後も悪夢に苦しみ、セラピストのジャッド・ハーシュの許に通っている。父親ドナルド・サザーランドは過敏になっている息子をいたわるが、母親メアリー・タイラー・ムーアはヨットで遭難死した兄息子が忘れられず、彼には冷ややかである。
 若者は病院で知り合ったダイナー・マノフと交際を続ける一方、聖歌隊で一緒に歌っている同じ学校の女生徒エリザベス・マクガヴァンにも親しみを覚えていく。
 母親は、死んだ兄も所属していた高校の水泳部を無断で辞めたことが益々気に入らず、息子を置いて出た旅先でも夫と口論になり、遂に家を出る。息子の方もそんな空気の中でダイナーの自殺にショックを受けて溜めていた思いが一気に決壊し、ここに兄の遭難死への自責の念に苦しめられていたことが全面的に明らかになる。

彼の苦悩の中味に関しては序盤から小出しに紹介されているのだが、終盤観客に全貌が明かされるという仕掛けとなっていて、母親の態度もこれである程度説明される。兄息子が遭難死し、弟息子が自殺未遂する家のどこが「普通」なのかという声も聞こえそうだが、現代社会にあって平均からそれほど逸脱しているわけでもない。少なくとも兄息子の遭難死まではごく普通であったことは間違いなく、どの家庭でもこうした悲劇が起こる可能性はある。

アメリカ映画によく出て来ることから判断して、アメリカの中上流家庭ではセラピーは当たり前のように行われているようであるし、原因はともかく円満の家庭の方が少ないのが実態であろう。つまり、原因にこそ「少し普通ではない」部分が混じっているものの、家庭の様相に関しては寧ろ当たり前すぎる風景が切り取られているように思われる。

撮影監督の協力があるとしても、ショットの感覚が非常に良く、その繋ぎの呼吸も素晴らしく、【栴檀は双葉より芳し】の諺通り、才能のある人は最初から下手なベテランよりずっと上手い映画を作る。展開ぶりも丁寧で好感が持てるが、ダイナーの自殺の報からセラピストへの駆け込みにかけてのシークエンスは些か作りものめいていて少し弱い。その代わり母親のいなくなった家での父子の抱擁は胸を熱くするものがある。親子の関係性は大分違うが父と子の関係を描いた傑作「エデンの東」(1955年)を思い出させる瞬間があった。

本作が劇場映画デビュー作だったティモシー・ハットンは好演で将来有望だったが、期待ほどの活躍ができないでいる。その点偶然にも同じファースト・ネームのティモシー・ボトムズと重なる。

最近の若者の「普通」という評価の意味が僕らの「普通」と違っている、とずっと以前話題にした。その違いは、僕らが「普通」を形容詞として使い、彼らが形容詞を省略した副詞として使っていることに由来するようだ。つまり「普通に良い」という意味らしい。そこに世代間ギャップによる、誤解の要因がある。

この記事へのコメント

2014年09月19日 12:24
私も封切りで見て、ロバート・レッドフォードは監督としてもいいなと思いました。役者としてはアメリカでは二枚目として人気があったそうですが、日本人好みの顔ではありませんので、日本ではアメリカの映画スターだというくらいで、ダスティン・ホフマンやアル・パチーノやロバート・デ・ニーロみたいな演技派ではないせいで役者としても強烈ではなかったですよね。
経歴を見ると若いころは絵描きだったそうで、画面の絵がほんとうにきれい、これはどの作品もそうです。正統派でクセや受け狙いで変わったことをしてみるという傾向がなくて、そこがいいのですが、見る人によっては面白みに欠けるのかもしれませんね。
この映画は、こういうドラマはヨーロッパや日本の映画だとめずらしくないなとも思いました。アメリカ映画だと作るのがむずかしいのかもしれませんね。
十瑠
2014年09月19日 14:19
封切りの時に観た感想は、よく分からないというのが正直なところでした。
2年前に見直して、ようやく分かりかけた感じ。原作を読まないと安心できないとわかったのに、未だに放置プレイですわ。

>セラピーは当たり前のように行われているようであるし

でも、この作品の母親のように、セラピストに相談するのはネガティヴなことだと思っている人も普通にいるのだと描いていましたね。

僕は父親の心情が分かりやすいので、彼を通して把握していると思います。

>才能のある人は最初から下手なベテランよりずっと上手い映画を作る

僕が一番巧いと感じたレッドフォード作品は今のところ「クイズ・ショウ」です。
オカピー
2014年09月19日 20:28
nesskoさん、こんにちは。

日本でも女性にはそこそこ人気があったような気がしますが、確かに演技派というタイプではなかったですね。
それでも70年に入ってからちょっとアングルのある役も多くなって、「大いなる勇者」という西部劇なんか僕は好きでした。最近観る機会がないですが。

>面白味に欠ける
人間そのものに興味がない人にはそうでしょうね。
人の好みまで口を挟みませんが、この手の作品の評価によく「盛り上がりに欠ける」とか「淡々としている」といった表現を見ますが、正鵠を得ているのならともかく何でもかんでもそれでしまそうという寸評を見ると蹴っ飛ばしたくなります(笑)

アメリカでもウッディ-・アレンが「インテリア」、アラン・アルダが「四季」、といったこういう人生観照ドラマを上手に作っていますが、比率的には欧州よりぐっと少ないですね。
余り知られていませんが、「インテリア」は勿論「四季」は傑作ですよ。
オカピー
2014年09月19日 20:47
十瑠さん、こんにちは。

行間に含みの多い作品かもしれませんね。
当時僕も若く、前評判を聞いてもっとぐっと来るのかなと期待して観て、そこまでは行かなかったなあ、というのが正直なところではあったものの、それでも端正でなかなかよく出来た作品と思いました。
今回見ても全体印象は同じくらいですが、演技陣が当時より「良い」と感じましたね。

>セラピー
僕も心療内科に暫く通ったので、他人事ではなかったですね。
日本の心療内科はセラピーとは違ってもっと簡素なもので、基本的には薬で治すケースが殆どですが、数年前まで存在すら意識しなかったものに関ってから人生観も大分変り、本文でごく遠まわしにちょっと触れたわけです。

>「クイズ・ショウ」
これ、自作DVDで持っているはずなので、また見ようかなあ。
イーストウッドはやたらにやるけど、レッドフォード監督作品はなかなか完全放送でやってくれない。「リバー・ランズ・スルー・イット」はブルーレイに保存しておきたいなあ。
浅野佑都
2014年09月20日 16:22
好きですね、この作品。

鑑賞時、自分も青春の途中であり、オスカー助演男優賞に輝いたティモシー・ハットンの演技は十分に感情移入させてもらえました・・。

ドナルド・サザーランドの優しい父親像、それぞれ訳ありの家族は、西洋版山田太一のドラマを見ているような気持ちになりました。〈山田太一のほうがもっと毒があるようですが・・〉

>「普通」という評価の意味が僕らの「普通」と違っている、とずっと以前話題にした。

2008年のコラム「普通とまあまあ」ですね!
大変、興味深い内容だと思いました。
全体的には、プロフェッサーのご指摘通りと思いますが、ぼくなりに補足するならば、自分とは異質な周囲とcommunicationをとる際の若者独特の気配り?かな、と。

企業で、課に係長と係長代理がいた場合、代理のほうも格上げして係長と呼びますが、その場合は○○係長と言い、正規のほうは単に係長とだけ呼びます。

普通に美味しいなどは、平均よりは上、ということでしょうから、まあまあといえばいいところを、あえて美味しいと格上げする。

おそらく、彼らなりに気を使った表現なのでしょう・。
誤った使い方の代表格の「させていただく」も、KYなどというのも、同世代以外とはコミュニケーションが不得手な現代若者が編み出した、一種の処世術なのでは?
オカピー
2014年09月20日 21:29
浅野佑都さん、こんにちは。

主人公の若者は僕らより少し年下になりますが、演ずるティモシー・ハットンが非常にデリケートな表現で、良かったですよね。
サザーランドも彼としては珍しいストレートな役柄、喜劇女優として実績のあったメアリー・タイラー・ムーアも好演でしたが、ティモシーの演技がやはり良かった。

>自分とは異質な周囲とcommunicationをとる際の若者独特の気配り?
どうもそういう面があるようですね。
ただ、リタイアしてから若い人と付き合うことが減ったので、理解するのが余計に難しくなりましたよ。
ただ、そうした勝手な配慮が年寄にとって解りにくくなっているのは皮肉ですし、同世代にも自分が疎外されない為の過剰な努力をしているという気がしないでもないです。
僕らより「いじめ」が多くなった時代ゆえの知恵なのでしょう。反論されないように断定を避けたり、婉曲的な表現をしたり、大変です。

僕の批評は断定調なので、どうも若い人には不人気なようですが、断定すべきところで断定しない批評はもはや批評ではないですよね。それでも僕なりに考えて、最近は大分柔らかくしているつもりですけど。
ねこのひげ
2014年09月21日 06:38
クリント・イーストウッドの新作が公開されますね。
あの『ザ・フォーシズンズ』の映画だそうで、『君の瞳に恋している』の誕生秘話もからんでいるとか・・・・
明るい作品だといいんですがね。
タイトルは『ジョージー・ボーイズ』だそうですが、ジョージーというと、着る方のジョージーを連想してしまいます。
出身がジョージア州だから仕方ないんでしょうが、邦題は『君の瞳に恋している』に変えてくれないかな?

こういうのがふつうというのも悩ましいことであります。
オカピー
2014年09月21日 21:11
ねこのひげさん、こんにちは。

>クリント・イーストウッド
ふーむ、元気でございますなあ。

>邦題は『君の瞳に恋している』に変えてくれないかな?
僕も賛成ですが、
フォー・シーズンズを知っている人が減ってきましたからねえ、どうですか。
1980年頃リバイバル・ヒットしましたが。
mirage
2023年10月31日 00:15
こんばんは、オカピーさん。

この映画「普通の人々」は、日常生活における"普通の中の異常"を醒めた視線で静かに見つめた、ロバート・レッドフォード監督の秀作だと思います。

この映画「普通の人々」は、ハリウッドを代表する世紀の二枚目スター、ロバート・レッドフォードの記念すべき第一作目の監督作品で、シナリオを「ジュリア」「ペーパー・ムーン」の才人、アルヴィン・サージェントが書いている映画史に残る秀作です。

原作は、1976年に刊行された同名のベストセラー小説で、著者のジュディス・ゲストはミネソタ州で、会社重役の夫と三人の息子と生活する普通の主婦で、38歳でこの小説を初めて書いたのですが、日本で出版された邦訳「アメリカのありふれた朝」のあとがきで、ジュディス・ゲストは、「ここに登場する人たちは、ごく普通の人々です。
『普通の』とは人並みで、正常で、調和のとれたという意味です。ただ、その身辺に異常な出来事が起こる----それも毎日どこかの、だれかに起こり得るような出来事が起こる、ということなのです」と書いています。

その出来事とは、ヨットの事故で長男を失い、生き残った次男(ティモシー・ハットン)が自責の念から自殺を図ったという事を指していて、このような出来事に対して、弁護士の父親(ドナルド・サザーランド)や母親(メアリー・タイラー・ムーア)が、"この出来事に対して、どう対処し、また処理していくのかを見る事"が、この原作者がこの小説で言いたかった、重要なテーマなのだと思います。

今まで、"普通"であった生活が、次第に"異常"となり、結婚してから21年、今まで愛し合っていると思ってきた理想的ともいえる夫婦の形が、もろくも、この出来事をきっかけに破綻していく、その心理的なプロセスを、原作の意図を汲んで、日常的な生活の中で淡々とこの映画は綴っていきます。

亡くなった長男を愛おしむあまり、母親は無意識のうちに、生き残った次男を憎んでいるかのようで、この事が次男の青年の心に重くのしかかって来ます。

青年は精神分析医(ジャド・ハーシュ)の助けを借りて、ようやく自己を取り戻し、母親への愛を素直に表現しようとするのですが、母親はどうしても素直に、この子を受け止めてやれません。

ここで感じたのは、アメリカ社会での、精神分析医の存在が人間生活に重要な役割を果たしている事で、心を支えるべき宗教を見失ってしまった現代アメリカの苦悩が透かし絵のように見えてきます。

そして、このあたりの描写について、レッドフォード監督はあのジェームズ・ディーン主演の名作「エデンの東」(エリア・カザン監督)での、父親と母親を逆にした設定で、オマージュを込めて繊細に描いていると思います。

心が塞いで食事がまともに出来ない青年。
青年が手をつけないパンケーキを、母親は流しへほうり捨てます。
母親の癒す事の出来ない、心の闇の深さを垣間見せる、何気ないこの描写でさらりと描く、レッドフォード監督のうまさを感じます。

このような、小さな小さな日常の生活の描写から、砂漠のように心の潤いを見失っている現代人の"心の不毛"を見事に掴んで、この映画は見せてくれます。

人間社会の最小単位であるはずの、"家庭"の崩壊、現代の底知れぬ不安感を、その原点で見つめようとする真摯な姿勢。
声高に叫ぶのでもなく、あくまで、静かに、静かに見つめるレッドフォード監督の演出は実に見事だと思います。

優しさを求める息子を、受け止めてやれない妻を夫は許せません。
深夜、ダイニング・ルームで一人泣く夫の姿には、何か鬼気迫るものを感じます。

モダンでクリーンですが、そのくせ温かみのかけらもないダイニング・ルームでのこの描写は、夫の心象風景を実に鮮やかに描いていて、レッドフォード監督、なかなかやるなと感心させられました。

やがて妻は、一人家を出てしまいます。
残された夫と息子との、朝の風景は静かに、そして美しく、だからこそ、どうしようもない孤独な思いがこみ上げてきます。

「普通の人々」の姿として、これを描くところに、現代アメリカ人の不安と絶望を垣間見る思いがします。

アメリカの中西部、シカゴ郊外のレイク・フォレストに住む中流階級(アッパー・ミドル)の、ありふれた「普通の人々」の生活を、真正面から生真面目に描いたこの映画は、ロバート・レッドフォード監督の深い感受性と繊細で厳しい眼差しに基づいていて、この映画を通じて彼は、アメリカ社会を支えてきたWASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)を侵食している社会の根深い病根を診断しようとしているかのようです。

レッドフォード監督は、何故この作品を最初の監督作に選んだのかについて、「アメリカでは、家族という社会単位は腐蝕しつつあり、誰しもが、その潜在意識の中で家族に不安を抱いていると思う。家族生活の型や儀式的な部分は失われてしまった」----中流社会における家族生活の型や儀式的な部分とは、この映画の中の母親に見られる、世間体を気にする生き方だと思います。

レッドフォード監督は、「自分が大人になり旅を多くするにつれ、人々が、自分が本当は何者なのかという事より、見せかけの方をもっと気にしていると気づいた」とも語っていて、"普通の人々"の"普通の生活"における、"見せかけ"の生き方よりも、自分の感情を直視した、正直な生き方を選ぶレッドフォード監督にとって、この映画は、家族の中で感情がどのように扱われているのか、あるいは見逃されているのかという点が重要なのではないかと思います。

レッドフォード自身、彼の父親は会社の重役で裕福に育ったものの、母親を早くに失くし、少年時代から愛情というものに飢えて育ち、孤独で淋しがり屋でした。

そのようなレッドフォードだけに、ジュディス・ゲストという主婦の書いたこの原作を興味深く読み、その底知れぬ、家庭内での孤独感というものに、身震いするほどの切ない思いを味わったのかも知れません。

彼は、「僕は若い時から家庭の愛情の問題で深刻に悩んでいた。父も母も良い人たちだったが違和感もあった。僕は自分の言う事が人に通じないのを何よりも恐れていた」とも語っていて、そのような意味から、やはりレッドフォードは、この映画を通して、彼自身の事を語っていたのかも知れません。

"親は子供の感情に素直に反応すべきであり、子供の言う事に真剣に耳を傾けるべきではないのか"----というレッドフォード監督が、この映画に託した痛切なメッセージが、映画の背後から聞こえてくるような気がします。

尚、この映画は1980年度の第53回アカデミー賞の最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀助演男優賞(ティモシー・ハットン)、最優秀脚色賞を、同年のゴールデン・グローブ賞の最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀主演女優賞(ドラマ部門)、最優秀助演男優賞を、また、同年のニューヨーク映画批評家協会の最優秀作品賞を、LA映画批評家協会の最優秀助演男優賞をそれぞれ受賞していますね。
オカピー
2023年10月31日 17:23
mirageさん、こんにちは。

>ロバート・レッドフォードの記念すべき第一作目の監督作品

良い脚本を得たとは言え、第一回作品の出来栄えとしては申し分なかったですね。これ以降の作品も質が高く、クリント・イーストウッドに比べて相対的に評価が低すぎると僕は思っています。

>亡くなった長男を愛おしむあまり、母親は無意識のうちに、生き残った次男を憎んでいるかのようで、この事が次男の青年の心に重くのしかかって来ます。

奥泉光が芥川賞を獲った「石の来歴」に全く同じ構図のところがあるのですが、彼は「普通の人々」を観たのかなあ?
蟷螂の斧
2024年06月22日 16:51
こんにちは。個性派俳優のドナルド・サザーランド死去のニュース。映画ファンの間で話題になっています。「M★A★S★H マッシュ」軍医大尉役が有名なのですが、僕は「普通の人々」で彼が普通っぽい父親を演じていたのを思い出します。名演でした。いろいろな役を演じた役者さんでした。ご冥福をお祈り申し上げます。
オカピー
2024年06月22日 22:26
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>個性派俳優のドナルド・サザーランド死去のニュース。

母方の叔父と同じ1935年生まれ。

デートした映画好きの女性がサザーランドの名前を出してスパイ映画「針の眼」について滔々と語っていましたなあ。
彼女とは、映画好き、ビートルズ好き、読売ジャイアンツ・ファン、百科事典を眺めるのが好きと何から何まで共通していましたが、合い過ぎてダメになってしまいました。

合掌!
蟷螂の斧
2024年06月29日 06:57
おはようございます。映画や音楽その他の好みが何もかも合うのに、結婚に達するまでの相性は合わなかったという事でしょうか?

ドナルド・サザーランド。「ジョニーは戦場へ行った」での「キリストと呼ばれる男」役が面白かったです。「針の眼」は未見です。
そして彼が出演した「アニマル・ハウス」を一度見たいと思いながら、まだその機会が訪れていません。
オカピー
2024年06月29日 19:44
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>結婚に達するまでの相性は合わなかったという事でしょうか?

枠では合っても、細かな部分での意見の相違が大きな議論になってしまったのかな。よく解りません。男女の仲の不思議と言うべし。

>ドナルド・サザーランド。
>「ジョニーは戦場へ行った」での「キリストと呼ばれる男」役が面白かったです。「

回想のカラー部分で登場していましたね。初めて観たのは51年前のロードショー。こんな地味な映画が昔は大ヒットしたのですよ。配収がベスト10に入ったんですよ。

>「針の眼」は未見です。

21世紀にジョン・ル・カレを原作としたスパイ映画が色々と作られましたが、それより20年前のスパイ映画。
 英国製なので地味で、もう少しヒッチコック(元々は英国人ですが)流を求めていた僕にはちょいと不満でしたが、今なら違うかも。
 思うに、彼女のほうが大人だったな(笑)

>彼が出演した「アニマル・ハウス」を一度見たいと思いながら

早世したジョン・ベルーシの出世作ですね。
「マッシュ」が好きな人には、行けるかもです。

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    Excerpt: (1980/ロバート・レッドフォード監督/ドナルド・サザーランド、メアリー・タイラー・ムーア、ティモシー・ハットン、ジャド・ハーシュ、エリザベス・マクガヴァン、ダイナ・マノフ/124分) Weblog: テアトル十瑠(theatre_jules) racked: 2014-09-19 14:09