映画評「ウォーキング with ダイナソー」
☆☆(4点/10点満点中)
2013年イギリス=アメリカ=オーストラリア合作映画 監督バリー・クック、ニール・ナイチンゲール
ネタバレ殆どなし
BBC製作のお話付恐竜図鑑である。
7000万年前ということは恐竜史の中では晩年となるが、パキリノサウルスという草食恐竜が群れを成して肉食恐竜や自然災害など様々な危険に遭遇しながら温かい南に下るというストーリーの中で、主人公の若い雄パッチが成長する様を描いている。
製作陣としては本当は南下における危難のほうをメインにしたかったのだろうが、お子様の関心を引く為にそういう成長物語を前面に出したにちがいない。恐らく対象は小学生くらいだろうから文句を言っても始まらないものの、余りにお話が型通りで、大人が観るにはちょいと物足りない。
尤も、恐竜を見せるのが眼目と考えれば、映像は誠に上出来で満足できる。しかし、TVではやはり実力発揮とは行かないのだろうな。
僕らの子供の頃は“ザウルス”と濁ったものだが、大分前から“サウルス”になったね。
2013年イギリス=アメリカ=オーストラリア合作映画 監督バリー・クック、ニール・ナイチンゲール
ネタバレ殆どなし
BBC製作のお話付恐竜図鑑である。
7000万年前ということは恐竜史の中では晩年となるが、パキリノサウルスという草食恐竜が群れを成して肉食恐竜や自然災害など様々な危険に遭遇しながら温かい南に下るというストーリーの中で、主人公の若い雄パッチが成長する様を描いている。
製作陣としては本当は南下における危難のほうをメインにしたかったのだろうが、お子様の関心を引く為にそういう成長物語を前面に出したにちがいない。恐らく対象は小学生くらいだろうから文句を言っても始まらないものの、余りにお話が型通りで、大人が観るにはちょいと物足りない。
尤も、恐竜を見せるのが眼目と考えれば、映像は誠に上出来で満足できる。しかし、TVではやはり実力発揮とは行かないのだろうな。
僕らの子供の頃は“ザウルス”と濁ったものだが、大分前から“サウルス”になったね。
この記事へのコメント
>はじめての3D体験
おめでとうございます^^
僕はTVですが、2Dでした。3Dで放映されても機材がないですTT
>恐竜好き
僕も子供の頃好きでした。
だから、甥が持っていた立派な恐竜図鑑を見て、子供の頃こんな図鑑があったら良かったのになあと思いましたね。
>最新の研究成果
色々解って来たようですね。
子供の頃単純な進化を考えていたので、恐竜全盛期に哺乳類が既にいたとは結構年を取るまで知りませんでしたよ。
ストーリーは子供向けでしょうね。
ねこのひげは、人間的にするのは好きではありません。
むしろドキュメンタリー風にしてもらったほうがよかったかな。
>人間的にする
一般的なアニメを含め、僕も好きではないです。
ハチが主人公のアニメで、単純な擬人化ではなく、ハチの行動を人間的に語ればどうなるかというスタンスで作られた、題名を失念した作品は少し気に入りましたが。
ドキュメンタリー風にすると大人向けになってしまうということなんでしょうね。