映画評「ポセイドン・アドベンチャー」
☆☆☆☆★(9点/10点満点中)
1972年アメリカ映画 監督ロナルド・ニーム
ネタバレあり
1973年の初公開以来よく観たパニック映画である。
この作品に続いて74年に同じく名脚本家スターリング・シリファントの脚本(本作はウェンデル・メイズとの共同)により「タワーリング・インフェルノ」が発表され、パニック映画が数年間ブームになった。
大西洋を航海中の豪華客船ポセイドン号はバラストが足りないため重心が高く高波に弱いことに船長が気付くが、折悪く大型の海底地震が発生し、高波により横転、結局上下が逆さまになってしまう。そこから乗客がどう助かる道を探るのかを見せるサスペンスを眼目にしている。
異端牧師ジーン・ハックマンが、警官アーネスト・ボーグナインとその妻ステラ・スティーヴンズ、歌手キャロル・リンリー、足手まといになりがちな彼女を助ける紳士レッド・バトンズ、美少女パメラ・スー・マーティンとその弟エリック・シェア、孫に逢いに行く途中の老紳士ジャック・アルバートスンとその妻シェリー・ウィンターズ、そして乗務員ロディー・マクドウォールを引っ張っていく。
というお話は文句なく面白い。
20年くらい前だろうか、新聞のTV番組に関する投稿欄に「前の放送より人生模様が減り作品が台無しになった」という高齢者からの投書があった。しかし、僕はこの見えぬ人に心の中で「ちょっと待ってくれ」と言う。
リメイク「ポセイドン」の評においても述べたように、パニック映画ではサスペンスが酒であり、人生模様は酒の肴である。どちらかがカットされなければならない場合、話が解らなくならない限り、ドラマ部分がカットされるべきなのではないか。
観客だけの問題ではない。大半のパニック映画製作者が勘違いして酒肴と言うべきドラマ部分を盛り込みすぎて肝心のサスペンスが中断してしまうのが実際であったと思う。
そのバランス感覚に優れ、かつサスペンスそのものも強烈だったのが先述の「タワーリング・インフェルノ」と本作である。映画ブログなどを見てもジャンル映画に関して「深い」とか「深くない」といった文言をよく見かけるが、ドラマ性やメッセージ性などそれが専門の映画に任せておけば良いのである。そこを勘違いしてはいけない。勿論、人生模様があっていけないということではないし、それがプラスに働けばなおヨロシイ。
映画論的講釈はともかく、本作はなくても良いかもしれないドラマ部分がサスペンスの繋ぎとして実に上手く機能してヒヤヒヤさせて貰いながら同時になかなか感動もさせてくれる。余り好きな言い方ではないが、このジャンルとしては「深い」部類。
そして、恐らく毎回観る度に気付くことだと思うが、その度に発見したような気になることがある。それは、脚本コンビがジーン・ハックマンの異端牧師をキリストに模していることである。
彼には9名の使徒ならぬ乗客・乗員が従い、他の乗客・乗員とは違う方向へ行く。そして死ぬ直前になって彼は神に「どこまで我々を苦しめれば気が済むのか。助けなくても良いから邪魔だけしないでくれ」と不服を言う。唯一度「神は我を見捨てたもうか」と神へ質問を投げ掛けるキリストに通ずるものがありはしないだろうか。それに気付くと妙に感動するのだから僕も単純であります。
因みに、僕はこの作品でキャロル・リンリーのファンになった。足手まといになるので感情移入しすぎる一部ファンに文句を言われたが、この作品の場合こういう意見を放つ人は、脚本家の掌(てのひら)の上で踊らされてしまっていると言うべし。
シェリー・ウィンターズの挿話には毎度泣かされます。彼女は「陽のあたる場所」(1951年)の時は細かったけれど、「アンネの日記」(1959年)の頃は少し太っていたっけ。
1972年アメリカ映画 監督ロナルド・ニーム
ネタバレあり
1973年の初公開以来よく観たパニック映画である。
この作品に続いて74年に同じく名脚本家スターリング・シリファントの脚本(本作はウェンデル・メイズとの共同)により「タワーリング・インフェルノ」が発表され、パニック映画が数年間ブームになった。
大西洋を航海中の豪華客船ポセイドン号はバラストが足りないため重心が高く高波に弱いことに船長が気付くが、折悪く大型の海底地震が発生し、高波により横転、結局上下が逆さまになってしまう。そこから乗客がどう助かる道を探るのかを見せるサスペンスを眼目にしている。
異端牧師ジーン・ハックマンが、警官アーネスト・ボーグナインとその妻ステラ・スティーヴンズ、歌手キャロル・リンリー、足手まといになりがちな彼女を助ける紳士レッド・バトンズ、美少女パメラ・スー・マーティンとその弟エリック・シェア、孫に逢いに行く途中の老紳士ジャック・アルバートスンとその妻シェリー・ウィンターズ、そして乗務員ロディー・マクドウォールを引っ張っていく。
というお話は文句なく面白い。
20年くらい前だろうか、新聞のTV番組に関する投稿欄に「前の放送より人生模様が減り作品が台無しになった」という高齢者からの投書があった。しかし、僕はこの見えぬ人に心の中で「ちょっと待ってくれ」と言う。
リメイク「ポセイドン」の評においても述べたように、パニック映画ではサスペンスが酒であり、人生模様は酒の肴である。どちらかがカットされなければならない場合、話が解らなくならない限り、ドラマ部分がカットされるべきなのではないか。
観客だけの問題ではない。大半のパニック映画製作者が勘違いして酒肴と言うべきドラマ部分を盛り込みすぎて肝心のサスペンスが中断してしまうのが実際であったと思う。
そのバランス感覚に優れ、かつサスペンスそのものも強烈だったのが先述の「タワーリング・インフェルノ」と本作である。映画ブログなどを見てもジャンル映画に関して「深い」とか「深くない」といった文言をよく見かけるが、ドラマ性やメッセージ性などそれが専門の映画に任せておけば良いのである。そこを勘違いしてはいけない。勿論、人生模様があっていけないということではないし、それがプラスに働けばなおヨロシイ。
映画論的講釈はともかく、本作はなくても良いかもしれないドラマ部分がサスペンスの繋ぎとして実に上手く機能してヒヤヒヤさせて貰いながら同時になかなか感動もさせてくれる。余り好きな言い方ではないが、このジャンルとしては「深い」部類。
そして、恐らく毎回観る度に気付くことだと思うが、その度に発見したような気になることがある。それは、脚本コンビがジーン・ハックマンの異端牧師をキリストに模していることである。
彼には9名の使徒ならぬ乗客・乗員が従い、他の乗客・乗員とは違う方向へ行く。そして死ぬ直前になって彼は神に「どこまで我々を苦しめれば気が済むのか。助けなくても良いから邪魔だけしないでくれ」と不服を言う。唯一度「神は我を見捨てたもうか」と神へ質問を投げ掛けるキリストに通ずるものがありはしないだろうか。それに気付くと妙に感動するのだから僕も単純であります。
因みに、僕はこの作品でキャロル・リンリーのファンになった。足手まといになるので感情移入しすぎる一部ファンに文句を言われたが、この作品の場合こういう意見を放つ人は、脚本家の掌(てのひら)の上で踊らされてしまっていると言うべし。
シェリー・ウィンターズの挿話には毎度泣かされます。彼女は「陽のあたる場所」(1951年)の時は細かったけれど、「アンネの日記」(1959年)の頃は少し太っていたっけ。
この記事へのコメント
でも、もう何年も観てないですね。
逆さまになった男子トイレの画がシュールだと言われたり、キャロル・リンリーとレッド・バトンズが撮影現場では犬猿の仲だったとか、変な噂が海馬に残ってます。
>大半のパニック映画製作者が勘違いして酒肴と言うべきドラマ部分を盛り込みすぎて肝心のサスペンスが中断してしまう
“大半”というのが哀しいですが、実際その通りで、僅かな中断が全体の面白さを大きく損なっている例があまりに多すぎます。
TVならいいですけど、映画ではねぇ。
ご贔屓のキャロルが出ていることもあって、チャンスがある度に観ていました。
その割にジーン・ハックマンの牧師がキリストを模していることは忘れ、その度に「あっ、キリストだ!」なんて思うそそっかしい僕であります。
>男子トイレ
憶えています。
>撮影現場では犬猿の仲
それは知りませんでした。
どうして知らないのでしょ(笑)
>僅かな中断が全体の面白さを大きく損なっている
「ハイジャック」とか「大地震」とかいけませんでしたなあ。
邦画になるともっとお粗末。肝心のスペクタクルがダメなのに(ダメだから?)、ハリウッド映画以上にだらだらの人間模様がしゃしゃり出て来る。
比較的最近の「感染列島」はひどかったなあ。尤もあれは人間模様がダメなのではなく、お話が成立していない感じでしたが(笑)
しかし、予告では美少女がミニスカート履いていたのが劇場で本編観たときは短パンになっていたのには驚いたりガッカリしたりしましたよ(苦笑)
あははは、男性的な失望ですなあ(笑)
シェリー・ウィンタースです。
>シェリー・ウィンターズの挿話には毎度泣かされます。
そうなんですよねー!
元水泳選手であり17歳の時に潜水大会のチャンピオンとなったことがあると言う設定。しかし年食ってからは随分太ってしまった。そして神父を助けた後に心臓発作で命を落とす。悲しいです。
>「平和の祈りをこめて」はレコードでは持っています
あのライヴ盤。いいですよねー!でもB面は要りません!
>「陽のあたる場所」
「太陽がいっぱい」とこの作品は、野望が悲劇を生む作品として双璧。構図が極めて似ていますね。
僕は「太陽がいっぱい」をフランス版「陽のあたる場所」(原作はドライサー「アメリカの悲劇」)と呼んでいましたが、「太陽がいっぱい」の原作「リプリー」はアメリカの小説なので、最近はフランス版とは言っておりません。
まだ、シェリー・ウィンターズが細かった頃!
>あのライヴ盤。いいですよねー!でもB面は要りません!
あははは。
僕も実は、このライブ盤と「サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ」の二枚目のライブとを合わせて一枚のCDにしたわけですが、すると80分を数分超えてしまう。当然どちらにも入っている小野洋子のパートをいじらざるを得ないわけでして、編集ソフトでそれぞれ一曲(計二曲)の中間部分を削除して編集しました。リフの部分を繋げたわけですが、我ながら見事な出来栄えで、最初からそういう曲と言われたら聴いた人は信じるでしょう。満足度が高かった!
>「太陽がいっぱい」とこの作品
イケメンだけど貧しい青年。金持ちの生活に憧れている。いつの時代も貧富の差があります。
「陽のあたる場所」は1952年(昭和27年)。あの湖での金持ちたちの過ごし方は当時の日本人が見れば衝撃的だったんじゃないんですか?大きなモーターボートに数人の男女が乗ってはしゃぐ場面とか。
>どちらにも入っている小野洋子のパートをいじらざるを得ないわけ
いじるのは正解です!
>岸田氏
中間所得層に所得を分配する。教育費や一戸建ての費用が楽になるようにする。看護師、介護福祉士、保育士の給料を上げる。そんなにうまくいくでしょうか?
>高市氏
アベノミクスを真似る。それからどうするんでしょうか?
>「陽のあたる場所」は1952年(昭和27年)。あの湖での金持ちたちの過ごし方は当時の日本人が見れば衝撃的だったんじゃないんですか?大きなモーターボートに数人の男女が乗ってはしゃぐ場面とか。
原作が書かれたのは1920年代ですが、映画版は時代をシフトしていたでしょうかねえ。1920年代なら大正時代後半~昭和初め。原作にもモーターボートは出て来たかなあ。
ところが、僕の記憶では市川崑の「おとうと」という恐らく大正末くらいを舞台にした作品に、モーターボートが出て来るんですよ。個人的に、ちとビックリした記憶があります。文豪(幸田露伴をモデルにした人物、原作者は娘の幸田文)のややぐれた息子が乗るんですよ。
>>岸田氏
>中間所得層に所得を分配する。
実際にできるかどうかはともかく、これは日本国の為に最重要ですね。
野党が所得格差の問題でがんがんやっていた頃、一部右派の人々が大した問題ではないようなことを言っていましたが大間違い。問題は所得格差そのもの以上に、中間層が減ることにあります。中間層が減れば税収が落ち、消費が落ち、右派の大好きな国力が落ちます。相対的に税金を一番納め、消費するのは中間層であることは、経済に詳しくなくとも解るでしょうに。
>>高市氏
>アベノミクスを真似る。それからどうするんでしょうか?
日和見的な感じも強いし、僕は好かない人。
アメリカ辺りはもう金融緩和を止める見込みですし、欧州も似たようなものでしょう。アベノミクスのヴァリエーションではダメでは? 日銀のトップが2023年4月まで金融緩和の好きな黒田氏だけど。
>大正末くらいを舞台にした作品に、モーターボートが出て来るんですよ。
何と大正時代にも?ますます格差を感じます。
>中間層が減れば税収が落ち、消費が落ち、右派の大好きな国力が落ちます。
結局、国力なんですよね。国の力が落ちると・・・先日見た「戦争と人間」を思い出します。
>日和見的な感じも強いし、僕は好かない人。
高市さんに任せておいて大丈夫かなあ?そういう心配をしたくなります。
>2023年4月まで金融緩和の好きな黒田氏だけど。
2023年5月から日本は変りますか?
>「お引越し」
>母親役の桜田淳子が意外な好演でした。
これから女優として活躍するなあと思っていたら、変な宗教団体に入ってしまっておじゃん。
>結局、国力なんですよね。
僕は個人主義だから、個人に対し国の為に何かをやれなどとは言いませんが、国力が足りないと、結局我々の生活が貧弱になりますからね。
>2023年5月から日本は変りますか?
一般銀行にとっては良い方に向うでしょう。銀行の景気が悪いと、僕のような不労所得生活者にとっては営業がうるさくて仕方がありません。もう若くないから結構と言いながら、可愛い女性に頼まれると断り切れない、助平な或いは人の良いオカピーです(笑)
>ロディー・マクドウォール
「わが谷は緑なりき」を思い出します。
https://www.youtube.com/watch?v=Om_mAeQ1GWc
>変な宗教団体に入ってしまっておじゃん。
新体操の名選手もそうでした。
>国力が足りないと、結局我々の生活が貧弱になりますからね。
「大企業を優遇するのは必要悪だ!」と知人(社長さん)が言ってました。その人の会社の従業員は奥さんだけです。
>可愛い女性に頼まれると断り切れない
定期預金の勧誘でしょうか?
>ワクチン接種で2回目を終えた人が5割以上
パチンコ店で接種してるニュースを見ました。感染者も減ってきましたか。
>「わが谷は緑なりき」を思い出します。
僕が最初に観たのは、「猿の惑星」だったかなあ。尤も、メイクで顔は解らなかったのです(笑)が、名前を憶えました。
>新体操の名選手もそうでした。
東京オリンピックで見ました。今でも頑張っています。
この教団は安倍元首相など自民党重鎮と深い関係があると言われてい、ネトウヨが彼を反韓国の象徴のように考えているのが正しいのかどうか?
>「大企業を優遇するのは必要悪だ!」と知人(社長さん)が言ってました。
この考えは結局、企業の内部留保を増やしただけで、余り経済効果がなかったようですね。給料は増やさないし、大して投資もしないし。
>定期預金の勧誘でしょうか?
日銀の政策のせいで預金は銀行にとってマイナスにしかならないので、投信です。それも最近は、保険会社絡みのタイプが銀行にとって儲けが多いようで人気で、こればかりですよ。
>パチンコ店で接種してるニュースを見ました。感染者も減ってきましたか
予想通り9月になって減ってきましたが、若い人が接種しないと、本格的に減らないでしょうね。感染者が多くても病院が逼迫しない限り良いのではありますが。
欧米でワクチンパスポートの導入とその反対運動がありますが、僕はワクチンパスポートが必要と思います。但し、ニューヨークと違って陰性証明(無料検査必要)は可とします。これをしないと体質的に接種できない人がいますので、さすがに問題です。
アメリカでは南部の州の知事から訴訟が起こされそうですが、保守が多いとは言え、連邦最高裁判所は違憲としないと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=CdpoASVph2A
今は、朝ですが・・・。
https://www.youtube.com/watch?v=AQ-GHxulq_E
「80年代は任せたぜ!」のコピーを思い出します。
>僕が最初に観たのは、「猿の惑星」だったかなあ。
僕は「警部マクロード」でのゲスト出演でした。
>教団は安倍元首相など自民党重鎮と深い関係がある
真実なんでしょうか?
>給料は増やさないし、大して投資もしないし。
別の方法を考えましょう。
>投信です。
儲かるといいですねー!
>アメリカでは南部の州の知事から訴訟が起こされそうですが
ニューヨークとは違うんですね。
>この人たちが歌う「A hard day's night」
ビリー・ジョエルは”I'll Cry Instead"も歌っていますね。
https://www.youtube.com/watch?v=BWxCNfEr66w
ナックって誰?
というのは冗談です。去年彼らの2枚のアルバムを一枚のCDにしました。
デビュー当時ビートルズのようだと言う人が結構いましたね。
>真実なんでしょうか?
Wikipediaの中で統一教会に詳しい有田芳生は、安倍晋三氏は深い関係にはないと言っていますが、後で多少この意見を修正したような記憶があります。
少なくとも祖父の岸信介と父親・安部晋太郎は反共という立場で統一教会と深い関係にあったことはよく知られた事実です。
>儲かるといいですねー!
これは一定(5%アップが多い)の上げ幅があると自動的に普通の保険にシフトする仕組みになっていて、結構面倒臭いんです。保険になると銀行は面倒をみたがりませんからね(但し、その解約によって新規の契約を結べるときは別)。
個人的には、行員を解さずにネットで契約・解約できる一般の投信が簡単で良いです。
行員が来て良いのは、色々話ができることです。特に若い女の子の場合はあることないこと話しして1時間くらい帰らせないんです(笑)。
>ニューヨークとは違うんですね。
トランプですらワクチンを打てと言い始めたのに、まだそんな人がいる。
極論すれば、防疫を考える時に人権を考えてはいかんのですね。勿論、最低限の人権は必要ですけど。ワクチンパスポートと陰性証明は経済活動の自由を制限するとか言う人がいるようですが、逆でしょうよ。日本の場合、これを使って時間短縮などを取っ払えば良い。
野球場などでもう始めたところもありますよね。この間のコンサートで大きな問題になりましたが、コンサート会場でこそパスポートは必要でしょう。
懐疑的な人も多い若い人のワクチン接種率を高めるにも、この手が一番と思いますがね。日本人の性格からして、回りが打ち出したら多分大体の人が打つと思います。大人気の大谷選手が“かなと思う”を頻発したら、今や日本の大半の人が使うようになったように。
>ビリー・ジョエルは”I'll Cry Instead"も歌っていますね。
30年ぐらい前。中古レコード店に行ったらシングル盤のB面に入ってるのを見て慌てて買った思い出があります。帰宅後に聞いてすごくいいなあと思いました。
昨日紹介したこの映像。0分35秒あたり。警備員が煙草を吸ってるのを見て驚きました!
https://www.youtube.com/watch?v=CdpoASVph2A
>デビュー当時ビートルズのようだと言う人が結構いましたね。
一枚目のアルバムがとにかく大ヒットしました。その後が残念でした。
>反共という立場で統一教会と深い関係
もちろんアメリカ寄りですよね?
>行員が来て良いのは、色々話ができることです。
1980年代に話題になった〇〇商事を思い出しました。
>防疫を考える時に人権を考えてはいかんのですね。
人権よりも人命でしょう。
>大人気の大谷選手が“かなと思う”を頻発したら
人気者の影響力は凄いです。
>0分35秒あたり。警備員が煙草を吸ってるのを見て驚きました!
な~るほど。
日本ではちと考えられませんね。時代もあるかなあ。
しかし、よく見ていますね(@_@)
>一枚目のアルバムがとにかく大ヒットしました。その後が残念でした。
そうでしたね。
しかし、Allmusicの評価は2枚目以降も程々です。良くても売れないものは売れない。厳しい世界です。
>もちろんアメリカ寄りですよね?
敵の敵は友ですからねえ(笑)
>1980年代に話題になった〇〇商事を思い出しました。
うちも被害者でしたよ(泣)
しかし、僕の場合は、家に来た銀行員を帰らせないんですからねえ(笑)
日本語の問題をつきつけて一生懸命説明する。多分一種のカスタマ―・ハラスメントでしょう。
>人権よりも人命でしょう。
人命が最大の人権。人命を救わず何が人権か・・・デス。
>人気者の影響力は凄いです。
昨日総裁選出馬の一人、河野氏が“~なんだろうと思う”と言いましたが、これは安倍元首相の特徴的な言い方です。彼の自民党議員に対する影響力もかなりのものでした。推量“だろう”に続けて”思う”という推量の動詞を使うのは、“かなと思う”と同じく重複なので嫌いですが、人気者は間違った日本語も正しいと思わせてしまう。怖いですねえ(笑)
>~なんだろうと思う
お偉いさんが、反対意見が出そうな案を出して説明する時に「私が提案したい〇〇〇と言いますか、〇〇〇の件を審議したいのですが。」という事があります。
>人命を救わず何が人権か・・・デス。
早死にする人を見る度に、人の命は大事だと思います。
>敵の敵は友
我々サラリーマンの世界でもそうです。
>Allmusicの評価は2枚目以降も程々です。良くても売れないものは売れない。厳しい世界です。
アルバムの1枚目があまり・・・そして2枚目が大ヒットの方が良いのでしょうか?
昭和の時代。アイドル歌手のシングル盤がそうでした。
https://www.youtube.com/watch?v=JxmKl14at3c
>これって憲法上許されないんですよね?三権分立の意味があるようにして欲しいです。
やはり日本国憲法を変えて、憲法裁判所を作るべきなんです。
日本国憲法の他の項目をいじらず、憲法裁判所の項目だけを加えてから、他の項目も考えるべきと思っています。
現状の日本では具体的な訴訟が起こされないと違憲かどうか判断されないし、最高裁は国寄りだから、庶民にとっての正義が余り期待できない。
維新だけが憲法裁判所に言及している。余り好きな党ではないですが、この点だけは維新を褒めたいですね。
フランスなど誰も訴えないのに、国(政府)が憲法違反等を理由に多額の罰金を払わされるケースが結構ありますよ。最近もそんなニュースを読みました。GAFA絡みだったかな? フランスは結構面倒臭い国ですけど、こういうところは先進国と思います。
>アルバムの1枚目があまり・・・そして2枚目が大ヒットの方が良いのでしょうか?
Allmusicの評価を見ますと、成功したアーティストの大半が一番最初のアルバムの評価が良い(まあプロの評価とヒットはまた別ですが)です。ビートルズは別にして。やはり満を持してデビューするので、出来が良いことが多いのでしょう。
いやいや、Please Please Meの評価が低いのではなく、公式アルバムというよりサントラのLP「イエロー・サブマリン」を除いて全て★★★★★ですから。
>昭和の時代。アイドル歌手のシングル盤がそうでした。
あれっ、岩崎宏美のデビュー曲は「ロマンス」ではないんだ。知らなんだ。
しかし、歌謡曲ファンは、数学的正しさを根拠に“うまい”と評価する人が多いデスね。