映画評「鉄道員」
☆☆☆☆★(9点/10点満点中)
1957年イタリア映画 監督ピエトロ・ジェルミ
ネタバレあり
1973年のリバイバルの時に映画館で鑑賞したのが最初。その後もよくテレビに出て地上波で一度、衛星放送(完全版)で一度は見ていると思う。従って、今回は4回目くらい。
戦後の復興も軌道に乗った頃のイタリアはローマ、鉄道員のピエトロ・ジェルミは30年も鉄道一筋に働き、妻ルイザ・デラ・ノーチェとの間に三人の子供を設けているが、父権主義的な性格が災いし、長女シルヴァ・コシナはできちゃった婚で家を離れ、長男レナート・スペツィアりも不良仲間に逃避して家を出る。
本人も飛び込み自殺事件に巻き込まれた後信号見落としの過失。これが経営陣に問題視されて急行電車から汽車への降格人事を受け、ストに際しては生活のために運転した為に「スト破り」と周囲から白眼視されると、人目を避けて仕事もせず家にも帰らない。
そんな家族の崩壊を心配するのが小学2年か3年くらいの次男エドアルド・ネヴォラ君で、映画は終始彼の視点で語られる。
この映画は60年前の日本庶民の生活感情を揺さぶるものがあった為、大ヒットしたのだろう。同じような敗戦の憂き目に遭い懸命に復興に立ち上がり、経済成長期の端緒に付いた国同士で他人事(ひとごと)とは思えなかっい人が多かったに違いない。
その気分は1970年代のリバイバル時にも引き継がれていたが、1980年代に日本人の意識が1億総中流階級となると変わる。頻繁にTV放映されていたのに80年代後半くらいからとんと地上波で放映されなくなるのである。国民全体が豊かになり、TV局側が「こんな貧乏くさい話を誰が見るものか」と勝手に忖度したのではないか。本作の普遍的な家族愛には金持ち・貧乏人を超えたものがあるはずなのに。
再び1950年代のお話に戻る。
本作の優れたところは、実は子供の視点で描かれたところである。当時の日本映画であれば、小さな子供は専ら家族のゴタゴタに巻き込まれる被害者的な立場で描かれるのが一般的だったと思われるが、本作はちゃんとした自我をもって家族がバラバラになることを必死に心配している。特にその中心にある父親を心配する。口に出さずその表情で「父ちゃん、頑張れ!」と言っている。これが、お涙頂戴に流れず、家族映画としてしっかりした出来栄えになった所以である。子供が家族のかすがいになるのではなく、父親が家族のかすがいであることにこの少年は気付いている。
多分にイタリア的であり、同時代の日本的でさえあるものの、いつの時代のどの国民に共通するとしても不思議ではない家族観であると思う。余り言うと我が国の与党の主張みたいになって良くないが、家族が人間社会の基本であることは僕も否定できない。
出演者では主筆脚本と監督を兼ねた頑固親父のジェルミ、母親のルイザ・デラ・ノーチェ、映画初出演のエドアルド・ネヴォラが好演。
映画全編に使いすぎの感があるにしても、カルロ・ルスティケッリの主題曲が哀愁を湛えて抜群。勿論映画を見た後サントラを買いましたよ。フィルムから直接に落とした音源であるため音質は極めて悪かったですがね。
パンフレットがあったので写真を添付しておきます。
昨今では「ぽっぽや」と読む人が多いだろうね。
1957年イタリア映画 監督ピエトロ・ジェルミ
ネタバレあり
1973年のリバイバルの時に映画館で鑑賞したのが最初。その後もよくテレビに出て地上波で一度、衛星放送(完全版)で一度は見ていると思う。従って、今回は4回目くらい。
戦後の復興も軌道に乗った頃のイタリアはローマ、鉄道員のピエトロ・ジェルミは30年も鉄道一筋に働き、妻ルイザ・デラ・ノーチェとの間に三人の子供を設けているが、父権主義的な性格が災いし、長女シルヴァ・コシナはできちゃった婚で家を離れ、長男レナート・スペツィアりも不良仲間に逃避して家を出る。
本人も飛び込み自殺事件に巻き込まれた後信号見落としの過失。これが経営陣に問題視されて急行電車から汽車への降格人事を受け、ストに際しては生活のために運転した為に「スト破り」と周囲から白眼視されると、人目を避けて仕事もせず家にも帰らない。
そんな家族の崩壊を心配するのが小学2年か3年くらいの次男エドアルド・ネヴォラ君で、映画は終始彼の視点で語られる。
この映画は60年前の日本庶民の生活感情を揺さぶるものがあった為、大ヒットしたのだろう。同じような敗戦の憂き目に遭い懸命に復興に立ち上がり、経済成長期の端緒に付いた国同士で他人事(ひとごと)とは思えなかっい人が多かったに違いない。
その気分は1970年代のリバイバル時にも引き継がれていたが、1980年代に日本人の意識が1億総中流階級となると変わる。頻繁にTV放映されていたのに80年代後半くらいからとんと地上波で放映されなくなるのである。国民全体が豊かになり、TV局側が「こんな貧乏くさい話を誰が見るものか」と勝手に忖度したのではないか。本作の普遍的な家族愛には金持ち・貧乏人を超えたものがあるはずなのに。
再び1950年代のお話に戻る。
本作の優れたところは、実は子供の視点で描かれたところである。当時の日本映画であれば、小さな子供は専ら家族のゴタゴタに巻き込まれる被害者的な立場で描かれるのが一般的だったと思われるが、本作はちゃんとした自我をもって家族がバラバラになることを必死に心配している。特にその中心にある父親を心配する。口に出さずその表情で「父ちゃん、頑張れ!」と言っている。これが、お涙頂戴に流れず、家族映画としてしっかりした出来栄えになった所以である。子供が家族のかすがいになるのではなく、父親が家族のかすがいであることにこの少年は気付いている。
多分にイタリア的であり、同時代の日本的でさえあるものの、いつの時代のどの国民に共通するとしても不思議ではない家族観であると思う。余り言うと我が国の与党の主張みたいになって良くないが、家族が人間社会の基本であることは僕も否定できない。
出演者では主筆脚本と監督を兼ねた頑固親父のジェルミ、母親のルイザ・デラ・ノーチェ、映画初出演のエドアルド・ネヴォラが好演。
映画全編に使いすぎの感があるにしても、カルロ・ルスティケッリの主題曲が哀愁を湛えて抜群。勿論映画を見た後サントラを買いましたよ。フィルムから直接に落とした音源であるため音質は極めて悪かったですがね。
パンフレットがあったので写真を添付しておきます。
昨今では「ぽっぽや」と読む人が多いだろうね。
この記事へのコメント
>ストに際しては生活のために運転した為に「スト破り」と周囲から白眼視される
あのお父さんは不器用なタイプ。そして仕事に対しては真面目そのものです
>「華氏451」
近未来もの。でも出てくる電化製品がアナログっぽくて苦笑しますそして映画に愛着を感じます
>井上陽水
最近TUTAYAでベストアルバム(古いもの)を借りました。
時々聞きますが、やっぱりいいですね
>テレビで日本語版
夜やったり、昼間やったり、本当に何度も放映されましたよね。庶民映画の定番でした。
>お父さん
今の僕くらいでしょうか。
当方、頭の中は少年のままなのに、外見は年よりじみてきました。とほほ。
>アナログ
そうですが、大型平面画面が壁にかかっているなど、現在の液晶テレビに通ずるものがあり、「結構当たっているじゃん」と前回観た時思いましたよ^^
>井上陽水
何と言っても初期の4~5枚が好きです。
20年位前に15歳くらい下の会社の後輩が「あの歌い方が・・・」と言っていたので、初期のLPを聞かせたところ「全然違う。気に入りました」と反応したのを思い出します。
どのベストにも入ったことがないと思いますが、最初のLPに入っている「白い船」なんてシンプルで大好きです。
稼ぐのが父親の役割。その割りに家族に愛されない悲しいけれどそれは宿命です
>白い船
今、聞いています
「とても僕は見ていられずに目をとじる だけど船の汽笛は僕に泣けという」切ないです
>大型平面画面が壁にかかっているなど、現在の液晶テレビに通ずるものがあり
おっとそう言う場面がありましたね。さすがオカピー教授
>稼ぐのが父親の役割
残業してたくさん稼いでいる時は「家族サービスが少ない」
で、定時で帰れる低所得の仕事に変わると「稼ぎが少ない」
どっちが良いんだよ! て言いたくなりますよ。
>白い船
なかなか良いでしょう!?
素朴な歌詞やメロディーですけど、センチメンタル好きな僕には、少年時代ぐっと来ました。
確か次のLPに入っていた「能古島の片想い」は、片想い最中の中学生の時に自分の気持ちを歌っているようだと涙を流して聞いたものです。
>大型平面画面
妙に印象的だったもので。
僕はあの時代が嫌いです日本全体が浮かれていました。
>本作の普遍的な家族愛には金持ち・貧乏人を超えたものがあるはずなのに。
収入が多くて物に恵まれていれば家族関係がうまく行くかと言ったら・・・違いますよ
>「能古島の片想い」
今youtubeで探しました。聞きました。残念ながら他の人によるカバーです
でも、なかなかいい曲じゃないですか
「何かをすれば紛れると星屑なんか数えてみても涙でそれも続かない」
明るい曲調とは裏腹に切ない歌詞です
>僕はあの時代が嫌いです
浮かれすぎた面は僕も好きではないですが、その代わり、弱いものが自分より弱いものを虐めるようなことは殆どなく、庶民の品が良かったような気がしております。
今は、ネットの普及があり、生活弱者が、例えば権利にすがるような弱者を批判するようなことが多くなり、僕は残念に思っています。自分がいつそういう立場になるとも限りませんからね。
他方、権利を主張しすぎたり、ポリティカル・コレクトネスが行きすぎたり、一見進歩しているようで、僕に言わせると、他者に対する寛容性が下がっていることの裏返しに過ぎない現象が進行しているのも良くないと思っています。
>収入が多くて物に恵まれていれば家族関係がうまく行くか
個人の性格にもよりますが、陽水が「限りないもの、それが欲望」と「限りない欲望」という曲で歌っているように、実際にはそれにより不幸になるケースも少なくないでしょうね。お金で人間が変わってしまうことは多い。
>>「能古島の片想い」
なかなかでございましょう。
ご指摘のように、明るい曲調に切ない歌詞が対照となって際立つ。当時涙なしにきけませんでしたよ。
中学を卒業した後、彼女が記憶だけの人になった二十代半ばのころ、村下孝蔵の「初恋」を聞き、これまた「自分の経験通りだ」と唸りました。名曲ですねえ。
早くお亡くなりになり、がっかりしました。
あるサイトで僕が「鉄道員を見て感動しました。」と書いたら「健さん主演の映画ですよね?」
おまけに僕がまだ未見だった「鉄道員(ぽっぽや)」のネタバレまでしてくれました・・・
>村下孝蔵の「初恋」
新入社員時代。忘年会旅行のバスの中。2年先輩(善人だけど不潔っぽい人)が、生オケで(カラオケの選曲になかったので)「初恋」を歌っていました。「あなたでは無理ですよ」と思える女の子を思い出して。
>お金で人間が変わってしまうことは多い。
1970年代後半に芸能人の長者番付で1位だった井上陽水。
そこで陽水さんに「あなたはどうなんだ?」などと聞くと・・・。
あの憎むべきマーク・チャップマンと同じです
今でもチャップマンが憎い
>ポリティカル・コレクトネス
言葉狩り。逆に良くないでしょう。
CATVで放映していたアニメ「佐武と市捕物控」は逆に「当時のまま」で良かったです
>「鉄道員(ぽっぽや)」のネタバレ
ヒロインの正体ですよね?
それを知っていたら、この作品はそれほど楽しめない。なかなか良い映画でしたが。
>「あなたでは無理ですよ」と思える女の子を思い出して。
僕などもその口でしたかねえ。
中学時代、何かと親友に頼りがちだった僕を見ていた同級生の一部がそれを勘違いして僕にホモ疑惑を持ったらしく、ある女の子が初恋にして片思いの彼女を前に「ホモ」と笑いながら言った記憶があります。
鈍感力が抜群だった(?)僕は全く気にしませんでしたが、よく考えれば全くひどい話ですよね。初恋の彼女は今でいうぶりっ子だったらしく、それには全く反応しなかった(のが良かった)。
僕が全く反応しなかったのもよかったらしく、虐めみたいなことにはなりませんでしたが、十年位前の同窓会で「映画評論家になるのかと思った(ちょっと間を置き)、ホモの映画評論家」と同級生が言ったのを聞いて、「ああ、そういうことだったのか」と初めて気づいた次第。鈍感で良かったですよ。
長くなったので分割します。
>芸能人の長者番付で1位だった井上陽水
そんなこともありました。他の歌手にも曲を提供することが多くなりましたからねえ。
>マーク・チャップマン
ジョン・レノンが金満家と知って気に入らなかった、などという訳のわからない理屈で、人を殺すこともなかろうに。
金持ちだから幸せとは限らないのだから。
右寄りの人の中には、「金持ちのチャップリンが貧乏人に扮して資本主義批判をやるのは偽善だ」とか言う輩もいますが、チャップリンは元々は貧乏人ですし、生まれついての金持ちでも貧乏人に対して人間的な感情を持っている人も少なくないですよ。
偏見も甚だしい。
>言葉狩り
下でネタバレしますが、悪しからず。
映画放送においてはNHKが一番シビアにやっていますが、一番腹が立ったのは「悪魔の手毬唄」におけるWOWOWの修正。
佐分利信が言うんですね、「きちがいだが、しかたがない」と。
金田一耕助はこの言い方が論理的に変だと思い、推理して、謎を解く。
つまり、「気ちがい」ではなく「季違いだが、仕方がない」と、言ったのだ、と。
言葉によるみなし殺人ミステリーたる「手毬唄」では、言葉のトリックや謎が最重要だったのに、WOWOWはそれを意味のないものにした。そうするのであれば、放送すべきではなかったのです。
>>「鉄道員(ぽっぽや)」のネタバレ
>ヒロインの正体ですよね?
残念ながら違います健さんが演じる主人公の死です。
>「ああ、そういうことだったのか」
>鈍感で良かったですよ。
あまり神経過敏にならない方が得です。
>他の歌手にも曲を提供することが多くなりましたからねえ。
あれだけたくさん大ヒット曲を歌ったピンクレディー二人実はまだ持ち家がない。やはり作詞家・作曲家が儲かります
>チャップリンは元々は貧乏人ですし
そこなんです
>悪魔の手毬唄
未見です。すみません・・・
>Google chrome
XP時代までは自称「パソコン大王」で、なかなか詳しく、ウィルスに感染したパソコンを、二日かかりで直したこともありますが、最近はずぼらを決めてすっかり音痴になってしまいました(笑)
僕は、小銭稼ぎでやっていたゲームをするとIEが止まってしまうという現象に遭遇した為、ウィンドウズ10に搭載されているマイクロソフト・エッジというブラウザに変えました。使い勝手から言うとIEのほうが良いですが、エッジは圧倒的に軽く起動も早いので、だいぶ安定感はぐっと増しましたよ。
IEの脆弱性が指摘された時ダウンロードしたChromeは使い勝手がよく分らないので結局使わずじまい。Canaryはかなり解らないなあ(笑)
>健さんが演じる主人公の死
あっ、そちらでしたか。どちらにしても困ったネタバレです。
>あまり神経過敏にならない方が得
僕は寧ろ将来不安のほうが強いらしくて、困った現状には鈍感なようです。
また、文字オーバーになりました。続きます。
>ピンクレディー二人実はまだ持ち家がない
歌唱にも印税は入るようですが、彼女たちのようにがっちりとプロダクションに抑えられてしまうと、給料制ですから、印税は彼らが皆取ってしまうのでしょう。だから独立したがる。
三十何年か前、「折鶴」という曲がヒットした千葉紘子さんがDJをやっている時に「この間印税が何十円か振り込まれたんですよね」と言っていたのをよく覚えております。
>作詞家・作曲家が儲かります
今でもポールは印税収入は英国1位らしいですね(正確には不明)。
>悪魔の手毬唄
あらら。それは失礼致しました。
少なくとも真犯人については洩らしていませんので許してくださいませ<(_ _)>
僕は石坂浩二の金田一耕助が好きで数年に一度観たくなるのですが、あれにはがっかりしました。尤も保存版は既に音声修正のないNHK版で既にこしらえてありました。
そうです資本家と労働者の関係の如く。
>だから独立したがる。
ビートたけしさんが、漫才ブームの頃に言っていた標語。
「あっ危ない その独立が 怪我のもと」
>千葉紘子さん
何十年ぶりかに思い出しました
>今でもポールは印税収入は英国1位
あの世に金を持っていける訳じゃあないし
>石坂浩二の金田一耕助
意外に合ってる中尾彬の金田一も捨て難いです「本陣殺人事件」
>あっ危ない その独立が 怪我のもと
ありましたねえ。
確かに失敗するケースが多いようです。
>あの世に金を持っていける訳じゃあない
フランク・キャプラの名作「我が家の楽園」の原題 You Can't Take It With You は正にそういう意味です。
>中尾彬
ブームの先がけになった「本陣殺人事件」も、もう一度観たいですね。先入観があったせいか、真面目に見ていずよく憶えていないんです^^;
横溝正史ご本人は、渥美清が一番金田一のイメージに近いと言っていたようですが。
>渥美清が一番金田一のイメージに近い
「八つ墓村」ですね金田一よりもショーケン(寺田辰弥)の方が目立っていました。
>You Can't Take It With You
なるほどねー勉強になります。
>ハーフマラソン
20km走られたのですか?(凄い)
高校時代に10km程度毎年一度走ったことはありますけれど、それ以上は無理そう。
近年は3kmも歩けば、関節が痛くなってダメです。そこに弱点があるようです。
>「八つ墓村」
原作でも金田一が全く目立たないんですよね。
横溝正史は、どちらかと言えば、他の作家に比べると、探偵の出番を抑え気味にしているように思います。
>You Can't Take It With You
拝金主義を風刺した戦前の作品です。地球より経済(それもアメリカだけの)を優先するトランプに見せたい(観ているかもしれませんが)映画ですよ。
今日昔の同僚からメールが届いて、英語を翻訳してくれですって。久々のメールがこれかい!(笑)
オカピー教授の教養とお人柄。そこを頼りにしているんじゃないんですか?
>地球より経済
日本にも言えるでしょうね
>原作でも金田一が全く目立たないんですよね。
テレビ版(古谷さん)は目立っていました。
>>地球より経済
>日本にも言えるでしょうね
それは20世紀までにしましょうよ、という感じですけど、日本政府も全く一生懸命やっていませんね。
原発は二酸化炭素に関してはクリーンですが、短期間でとんでもないことを起こす可能性がありますから、他のエネルギーに随時変えていってほしいものです。
わが町も震災で放射能汚染された木材などを預かっていますから、他人事ではないであります。
勤めていたころ、会社の皆に紙の再利用を訴えていた僕ですから、この辺りは非常に気になります。
>テレビ版(古谷さん)は目立っていました。
そうでしたか^^
あれだけ金田一が出てこない小説が原作ですから、脚本家が頭をひねったようですね。
当時、石坂金田一にぞっこんだったので、古谷金田一は二作みたかどうか。
「八つ墓村」は見ませんでした。
ええと、WOWOWが消音処理をしたのは「悪魔の手毬唄」ではなく「獄門島」でした。どちらも見立て殺人なので、混同しました。「手毬唄」には佐分利信は出ていなかったよなあと思い、出演者を確認してみたら、その通りでした。
間違いをお詫びいたします。
本当に記憶力が衰えましたよTT
いやいやとんでもないです。いつも丁寧なレスをありがとうございます。
>石坂金田一
今でも思い出します。「犬神家の一族」で佐武(地井武男)の首を見て絶叫
閑話休題。
かまやつひろしさん逝去。昭和の偉大なアーティストがまた一人亡くなりました
代表曲「我が良き友よ(作詞・作曲:吉田拓郎)」も良かったけど、B面の「ゴロワーズを吸ったことがあるかい(作詞・作曲:かまやつひろし)」も大好きでした。
>「犬神家の一族」で佐武(地井武男)の首を見て絶叫
石坂金田一はそこはかとないユーモアが好きでした。この絶叫場面も何となく可笑しかった^^
>かまやつひろしさん逝去
ビートルズの特集によく出て来て、最後に動く姿を見たのも去年のビートルズ来日50年での特集でした。
スパイダースが他のGSと一線を画していたのはかまやつ氏がいらしたからでしょうね。「バンバンバン」みたいな曲は、専門の作曲家に依頼した他のGSではます発表されたない曲でしたよねえ。彼も洋楽好きなので、一部拝借していましたが。
「我が良き友よ」は1975年だったかなあ。テープに録音したのをよく聴いたものです。シングルのB面は存じ上げないです。タイトルだけ聞いたことがあるような。
僕の従姉の旦那さんがそっくりでしてね。他人事ではないように思ってしまいます。
顔・声・体型・キャラがそっくりとか?歌も上手い?
>専門の作曲家に依頼した他のGSではます発表されたない曲でしたよねえ。
そこなんでしょうね
>一部拝借していましたが。
良い影響
>この絶叫場面も何となく可笑しかった^^
怖いけど・・・笑えました
そしてあの作品の頃。島田陽子は、まだ清純派でした
>そっくり
とにかく顔ですね。髪の毛はあんなに長くないですが。
グループ・サウンズなどろくに知らない、亡くなった父親もしきりに言っていましたよ。
>良い影響
現在一部で“拝借”“借用”をパクリとか言って貶す潔癖症的な傾向がありますが、これを言い出したら、日本のポップスなんてありえませんし、リトル・リチャードとバディー・ホリーを合わせたようなビートルズすら存在しえないですよね。
>島田陽子
両親が見ていた「花ぼうろ」で名前を憶えたのかも。
「リング・リング・リング」でプロレスラーに挑戦したのには驚きました。少しもそれらしくないのは愛嬌でしたが。