BUZZ「ケンとメリー~愛と風のように~」・・・僕拝借しちゃいました音楽シリーズその4

今回は、昭和40年より前のお生まれなら憶えている方も多いと思われる、日産スカイラインのCMに使われた曲です。

懐かしいですねえ。音楽とは関係ないですが、1973年から数年「ケンとメリー」のロゴの入った青いTシャツをよく着たものです。

さて、洋楽に詳しく気付いた方もいらっしゃるでしょうが、この作品の曲想に多大な影響を与えた曲があります。ニール・ヤングの「週末に」Out on the Weekendです。名曲「孤独の旅路」を収めたLP「ハーヴェスト」の第一曲で、多分シングルにはなっていないので、それほど知られていないと思います。このLPがリリースされたのが1972年2月、「ケンとメリー」が発表されたのが同年11月。

何と言っても似ている(と言うよりほぼ同じ)のは、イントロ(だけでなくずっと使われますが)のドン・ドン・タッ・タというベースとドラムスによるリズムの刻みですね。ハーモニカの使い方も似ていますが、笑ってしまうのは、ふわふわした歌い方の共通性。ついでに「ちょっとした旅に出よう」という歌詞の趣旨も似ています(JASRACがうるさいので詳細は記さず)。

メロディーが似ているというより、こういう拝借の仕方が僕は好きなんです。

ぜひ聴き比べてください(パソコンのスピーカーではベースが聴こえず、その類似性が解り難いので、是非ヘッドフォンで聴いてください)!




この記事へのコメント

クローン・オカピー
2017年11月26日 10:14
自信をもって紹介したようだけど、反応がいま一つと寂しがっているね!
オカピー
2017年11月26日 10:17
そうなんだ。
 多分パソコンのスピーカーで聴いているので、ベースの類似が解らないのだと思う。だから、先程こっそり「ヘッドフォンで聴いてください」と追記してみたのだが、後の祭りという気もする。
 今後気を付けないといけないなあ。
浅野佑都
2017年11月27日 17:58
72年当時は中学生で、ピンクフロイドやエマーソン・レイク&パーマー、他にもTレックスなどのグラムロックを聴いていたぼくですが、なぜか、この「ハーヴェスト」は持っていて(多分友達が置いていったものかと、一番売れたLPですし・・)、二曲の類似性に気がついていました。
 
 榊原郁恵の「夏のお嬢さん」とスージー・クワトロの「WILDONE」も似ていますし、キャンディーズの「暑中お見舞い申し上げます」はエルトン・ジョンの「クロコダイルロック」の良くできたパロディともいえるでしょう・・。

 東芝、神鋼に続いて三菱マテの不祥事ですが、トップの謝罪会見でのお辞儀が軽すぎるのは、
会社は「社員のためだけにある(だから奉公せよ)」という日本企業の美風である組織文化の悪い面が出てるように思いますねぇ・・。トップは、会社のためにヤッタのだという意識があるから悪いと思っていない・・。末端の従業員まで口を閉ざして組織防衛、延命に邁進する土壌がある。
お相撲さんだって、腹を無理にへこませて窮屈そうに謝罪してるのに・・。

そういえば、オバマが天皇と対面した際のお辞儀が深すぎて屈辱的だとFOXなど米保守系メディアで物議をかもしましたが、あれこそが謝罪の角度ですね(もちろんオバマは謝罪でなく敬意を示したのでしょうが・・)
ところで、上のコメントは、所謂プロフェッサーの自演乙?なんでしょうか・・。
なかなか”味”をされるな、と思いました(笑)
オカピー
2017年11月27日 21:25
浅野佑都さん、こんにちは。

>ピンクフロイド
日本のプログレにフロイドっぽいサウンドのバンドもありましたが、名前は解らないなあ。

>エルトン・ジョン
は結構多いと思いますね。
井上陽水初期の「夜のバス」だったか、あるいは別の曲かもしれませんが、編曲が同時代のエルトン・ジョンっぽくてニヤニヤしました。編曲を担当した星勝の趣味でしょうね。
浅野さんの情報は参考にしています。基本的には自力で発見したものに限っていますが、「17歳」は思い出させてくれたので、そう遠くない将来アップするかもしれません。

>東芝、神鋼に続いて三菱マテの不祥事
論点は少しずれますが、大手の不祥事が続くのは、現場力がなくなっているからとも言われていますね。それは、正規社員の減少と関係があるとも。
日本のトップは、成功すれば自分の功績、失敗すれば部下のヘマ、とするような人が多い気がします。そんな意識もあるのではないでしょうか? うちの技術部長なんか典型でしたよ。
因みに、僕は外人さんだけでなく、東芝とも付き合いがありました。

>自演乙?
イエ~ス!
何だか反応がいま一つなので、遊んでみました^^;
またやるつもりです(笑)

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