映画評「アベンジャーズ/エンドゲーム」

☆☆☆★(7点/10点満点中)
2019年アメリカ映画 監督アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
ネタバレあり

またまたマーヴェルでやんす。☆★は少なくないが、おじさんはアメ・コミの映画版に飽きたので書くことがなく、短文で失礼します。

「アベンジャーズ」シリーズ第4作であることはご紹介の通りながら、実際には第3部の後編という位置付けになる。

前作で6個のインフィニティ・ストーンを集めた巨悪サノス(ジョシュ・ブローリン)により人類の半数が消滅する。アヴェンジャーズのメンバーも例外ではないが、残ったアイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・ジュニア)以下が人々の消滅という事実を失くして旧に復する為に、タイムマシンをこしらえて、サノスが宝石を集めるのを事前に阻止することにする。

というお話は単純明快ながら、何組にも分けて活動するのでやや散漫になるのは前作同様。それでも彼らの活動は互いに無関係ではないし、早めに切り替えられる為もたつく印象が少ないのは結構。
 タイムマシンが完成するまでの50分と終盤20分近くはアクションがないので、人によってはまだるっこいという印象もあるだろうが、完結編ということもあって、悠揚迫らぬ感じであり、案外好感を覚える。

僕の映画観では、ぐっと直球で密度の濃い第一作に遥かに及ばないものの、一応の完結編ということで退場のメンバーが数名い、感慨がなくもないので★一つ分プラス致す次第。

群馬県に遂にコロナ・ウィルス侵入。皮肉なことに学校を休みにしなかった太田市である。市は罹患者の発生を受けて休校にするとした。高校野球もどうなるのか未だ解らず、何だかつまらない春になりましたな。

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