映画評「ブラックアダム」
☆☆★(5点/10点満点中)
2022年アメリカ映画 監督シャウム・コレット=セラ
ネタバレあり
3年前に観た「シャザム!」や「スーサイド・スクワッド」の関連作品で、DCコミックスの実写(俳優以外はCGばかりなので何ちゃって実写)映画化。
僕の老化現象は著しく、シリーズ・シリアルものに余り興味が持てなくなった。そうでなくてもCG満載映画は大味で感興が湧きにくいものが多い。梗概を書くのも面倒臭い。
女性考古学者アドリアナ(サラ・シャヒ)の発掘の結果、古代文明カーンダックの破壊神テス・アダム(ドウェイン・ジョンスン)が蘇り、彼女の息子アモンを巡る争奪戦で、野心を持つ悪党一味を向うに回して、超人の集まる政府組織JSAの連中と共闘する。
ざっと端折って書くとこんなお話で、序盤は悪と善の単純な闘いではないので、ミーハー気分が盛り上がらないが、悪魔の王冠を狙うイシュマエルなる悪党の存在が前面に出てきて漸くそれらしくなる。しかるに、5000年前の権力争いをめぐる一幕など、おためごかし的な印象で、退屈千万。
シャウム・コレット=セラ(ハウメ・コジェ=セラ)はサスペンス醸成に才能を見せて来た監督だが、大元がここまで大味ではどうにもならなかったらしい。僕はドウェイン・ジョンスンを見るだけで大味と感じてしまうので、余り責任を持てませんけどね。
気力減退中。蘇ることができると良いのだが。
2022年アメリカ映画 監督シャウム・コレット=セラ
ネタバレあり
3年前に観た「シャザム!」や「スーサイド・スクワッド」の関連作品で、DCコミックスの実写(俳優以外はCGばかりなので何ちゃって実写)映画化。
僕の老化現象は著しく、シリーズ・シリアルものに余り興味が持てなくなった。そうでなくてもCG満載映画は大味で感興が湧きにくいものが多い。梗概を書くのも面倒臭い。
女性考古学者アドリアナ(サラ・シャヒ)の発掘の結果、古代文明カーンダックの破壊神テス・アダム(ドウェイン・ジョンスン)が蘇り、彼女の息子アモンを巡る争奪戦で、野心を持つ悪党一味を向うに回して、超人の集まる政府組織JSAの連中と共闘する。
ざっと端折って書くとこんなお話で、序盤は悪と善の単純な闘いではないので、ミーハー気分が盛り上がらないが、悪魔の王冠を狙うイシュマエルなる悪党の存在が前面に出てきて漸くそれらしくなる。しかるに、5000年前の権力争いをめぐる一幕など、おためごかし的な印象で、退屈千万。
シャウム・コレット=セラ(ハウメ・コジェ=セラ)はサスペンス醸成に才能を見せて来た監督だが、大元がここまで大味ではどうにもならなかったらしい。僕はドウェイン・ジョンスンを見るだけで大味と感じてしまうので、余り責任を持てませんけどね。
気力減退中。蘇ることができると良いのだが。
この記事へのコメント
気力があっても、おもしろくはないと思います。
>星の数同じ、監督評価も同じ。
概ね人生と映画鑑賞のベテランともなると、こういう映画はダメなのでしょう。