画像問題:Who is she/he? No. 22

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50歳の時に出演し、19年後にリメイクもされた、あの話題作で一般にもかなり知られるようになった女優さん。

かの作品は俳優でもある夫君の珍しくも娯楽性の高い監督作で、それ以前にも夫君の映画に幾つか出演していますが、インディでマニア向けの作風の為に一般ファンには殆ど見られることがありませんでしたね。僕の大学時代にも自主上映や映画祭で紹介されているのをよく見ました。

夫君が亡くなった後、やはり映画監督になった才能溢れるご子息の作品にも幾つか出演。
 そのうちの一本(ベストセラーの映画化)がとりわけ大ヒットして、その邦題が後の洋画の邦題や邦画の題名に長く悪影響を与えました(笑)。「太陽がいっぱい」の後に「太陽」が付く題名が増えたような、日本独自の(とも言い切れないものの、欧米にはまずない)現象ですよ。

ベテランさんにはイージー、若い方でもある程度の映画ファンであれば苦労なくお解りになるはず。

この記事へのコメント

mirage
2023年10月05日 09:55
こんにちは、オカピーさん。

紹介されているのは、当然の事ながら、名女優にして、インディーズ映画のカリスマ、ジョン・カサベテの奥さんでもあるジーナ・ローランズですね。

彼女の映画では、やはり何といっても、夫のジョン・カサベテスが監督した「グロリア」が良かったですね。

女ハードボイルド映画の傑作で、何度も観直しています。
mirage
2023年10月05日 10:09
こんにちは、オカピーさん。

先ほど、コメントした件について、訂正させていただきたいと思います。

>インディーズ映画のカリスマ、ジョン・カサベテ ⇒ インディーズ映画のカリスマ、ジョン・カサヴェテス

十瑠
2023年10月05日 11:30
画像だけで言うと、ローレン・バコールとアイリーン・ブレナンを足して3で割った(?)ような感じかな(笑)

〇ーナ・〇ーラン〇

沢山の出演作がありながら「グロリア」以外に観たのは「きみに読む物語」くらい。
「グロリア」と同じような少年とのふれ合いが描かれているらしい「ミルドレッド」は気になりながら未見。
有名な「こわれゆく女」、「ナイト・オン・ザ・プラネット」も観てません。
vivajiji
2023年10月05日 12:38
達観した女性というか落ち着きのある佇まいが好きです。
「私の中のもうひとりの私」
「ナイト・オン・ザ・プラネット」
「ミルドレッド」など。
神経症的な「こわれゆく女」と有名作「グロリア」は
演技も演出も同じ監督作とは思えない作品でしたね。
余談ですが、ご贔屓監督のリメイク「グロリア」。
弘法にも筆の誤り状態だったかなと記憶しております。
80年のオリジナルを観てないと固く心に言い聞かせて、
とにかく、比べない比べない、と呟いて観た遠い記憶が。^^

  ジーナ・ローランズさん。

モカ
2023年10月05日 16:43
こんにちは。

上で十瑠さんが仰っているローレン・バコールにもう少し現実味を持たせた感じ?
多分十瑠さんが仰っているもう1人の方がそっちの味付けの方なのかな?(庶民的な感じ? その方を知らないもんで…すいません)
 
 バコールといいこの方といい煙草の吸い方のカッコいい事!
 
 「ナイト オン ザ プラネット」でこのカッコ良く煙草を吸う女優さんを乗せるタクシードライバーのウィノナ・ライダーが「時代が違うねん」と言わんばかりの堂々たるヤンチャ系咥えタバコで運転していたのが面白かったです。

 大好きな「グロリア」にもコメント入れてます。



オカピー
2023年10月05日 18:42
mirageさん、こんにちは。

勿論、正解です。

>「グロリア」が良かったですね。
>女ハードボイルド映画の傑作で、何度も観直しています。

やはり知名度の高いこの作品が最初に来ますよねえ。
カサヴェテスの映画の中ではぐっと解りやすく、きっとリュック・ベッソンはこれを参考にして「レオン」を作ったのでしょう。
オカピー
2023年10月05日 18:45
十瑠さん、こんにちは。

>ローレン・バコールとアイリーン・ブレナンを足して3で割った(?)ような感じかな(笑)

3というのが解りませんが(笑)、解るような気がします。

>「グロリア」以外に観たのは「きみに読む物語」くらい。

これですよ。邦題に悪い影響を与えたと僕が考えているのは(笑)
それはともかく、「ミルドレッド」はなかなか良い映画なので、チャンスがあったらどうぞ。
オカピー
2023年10月05日 18:50
vivajijiさん、こんにちは。

>「私の中のもうひとりの私」
>「ナイト・オン・ザ・プラネット」
>「ミルドレッド」

どれも一度は観ておくべき映画ですね。
このうち「ナイト・オン・ザ・プラネット」だけ我がライブラリーにあるような気が。

>神経症的な「こわれゆく女」と有名作「グロリア」は演技も演出も同じ監督作とは思えない作品でしたね。

「こわれゆく女」のほうが普段のカサヴェテスで、「グロリア」は例外的に娯楽性を重視した感じでした。

>余談ですが、ご贔屓監督のリメイク「グロリア」。
>弘法にも筆の誤り状態だったかなと記憶しております。

監督はシドニー・ルメットでした。脚本の問題か、主演女優の問題か。
オカピー
2023年10月05日 18:57
モカさん、こんにちは。

>上で十瑠さんが仰っているローレン・バコールにもう少し現実味を持たせた感じ?
>多分十瑠さんが仰っているもう1人の方がそっちの味付けの方なのかな?(庶民的な感じ?

その通り。
アイリーン・ブレナンは、「スティング」のストリッパー役など庶民的な感じです。70年代に注目すべき役柄が多かったと思います。

>バコールといいこの方といい煙草の吸い方のカッコいい事!

こればかりは、日本人には真似できません。
2023年10月06日 18:36
はっきり記憶してるのは、「グロリア」になりますね。
うまい女優で、脇で出てるのを見てるはずなんですが、あれはよかった。監督したのが夫になるんですかね。小林信彦によれば「子連れ狼」の換骨奪胎、じっさい監督は「子連れ狼」を参考にしていたそうです。

ジ〇ナ・ロ〇ラン〇
オカピー
2023年10月06日 22:05
nesskoさん、こんにちは。

グロリアになっていましたけど、ここはタイトルがないんですよね。
どうも済みません。

>小林信彦によれば「子連れ狼」の換骨奪胎

僕は「子連れ狼」の話は殆ど知らないのでピンと来ないのですが、大変興味深いですね。