映画評「お嬢さん探偵 ときめき連発!」
☆★(3点/10点満点中)
1987年日本映画 監督・黒沢直輔
ネタバレあり
胡桃沢耕史の「お嬢さん探偵」をロマン・ポルノ化。
当時の話題性としては香港クンフー映画「大福星」に出演して映画女優としてデビューしたボディビルの百恵ちゃんこと西脇美智子の主演であったと思われる。記憶があるようなないような感じです。
見合いを断る口実として大学院生の彼女が、後輩・水島裕子と協力して、偽の探偵事務所を開く。写真を撮ったら終わりにするつもりのところへ、同じ大学に通う後輩・瀬川智美の行方を探す父親から依頼が舞い込んできてしまう。彼女が同窓生なので引受け、交際情報を辿って居場所を突き止める。
しかし、捜索対象はある組織により拉致され、彼女と交際していた中年紳士・中田博久は一味に射殺される。現場にいた裕子ちゃんも組織に連行され、ヒロインは、勘違いから知り合った写真ジャーナリスト内藤剛志の協力を得るものの、無謀な行動から一味に監禁され、麻薬を打たれた挙句に裕子ちゃん共々秘密ショーに出演させられる。
さあ内藤氏はどんな活躍を見せるか。
というお話で、当然ポルノ的場面がほぼ定期的に出て来るのでお話が中断気味、真面目に探偵ものとして見るとすっきりしないが、ミステリーとして一応格好にはなっている。
見合いの話が最後まで絡んでいるのにニヤニヤ。その前にどうなるか解ってしまいますがね。
大学の同窓生から情報を得るところのリズミカルな見せ方など、黒沢直輔という監督は場面に応じて画面に工夫を凝らしていて、一通り楽しませる。
西脇美智子は、角度によっては確かに百恵ちゃんに似ています。
1987年日本映画 監督・黒沢直輔
ネタバレあり
胡桃沢耕史の「お嬢さん探偵」をロマン・ポルノ化。
当時の話題性としては香港クンフー映画「大福星」に出演して映画女優としてデビューしたボディビルの百恵ちゃんこと西脇美智子の主演であったと思われる。記憶があるようなないような感じです。
見合いを断る口実として大学院生の彼女が、後輩・水島裕子と協力して、偽の探偵事務所を開く。写真を撮ったら終わりにするつもりのところへ、同じ大学に通う後輩・瀬川智美の行方を探す父親から依頼が舞い込んできてしまう。彼女が同窓生なので引受け、交際情報を辿って居場所を突き止める。
しかし、捜索対象はある組織により拉致され、彼女と交際していた中年紳士・中田博久は一味に射殺される。現場にいた裕子ちゃんも組織に連行され、ヒロインは、勘違いから知り合った写真ジャーナリスト内藤剛志の協力を得るものの、無謀な行動から一味に監禁され、麻薬を打たれた挙句に裕子ちゃん共々秘密ショーに出演させられる。
さあ内藤氏はどんな活躍を見せるか。
というお話で、当然ポルノ的場面がほぼ定期的に出て来るのでお話が中断気味、真面目に探偵ものとして見るとすっきりしないが、ミステリーとして一応格好にはなっている。
見合いの話が最後まで絡んでいるのにニヤニヤ。その前にどうなるか解ってしまいますがね。
大学の同窓生から情報を得るところのリズミカルな見せ方など、黒沢直輔という監督は場面に応じて画面に工夫を凝らしていて、一通り楽しませる。
西脇美智子は、角度によっては確かに百恵ちゃんに似ています。
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