映画評「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」

☆☆★(5点/10点満点中)
2023年アメリカ=カナダ=イギリス=アイスランド=アイルランド=オーストラリア合作映画 監督ジョン・フランシス・デイリー、ジョナサン・ゴールドスタイン
ネタバレあり

名前だけは知っているロール・プレイング・ゲームの映画化。20年くらい前に観た愚作のリブート版で、今回の評判は相当良い。但し、僕は、昔のひどい経験の為にゲームの映画化なるものにとんと興味が持てない。
 今回は確かに物語はしっかりしているし、スペクタクルもCGによって盛大であるが、僕はCGがてんこ盛りにされると却って白けてしまう傾向があるので、僕に関しては盛大なCGは必ずしもプラス材料にならない。

ゲームの映画化だから、ハードルを次々と超えるという形で、定期的に見せ場が出て来るので、その一々を書くのは避けましょう。

昔は正義の人だった主人公エドガン(クリス・パイン)が、自分のせいで亡くなった妻を蘇らせる為に、相棒の女戦士ボルガ(ミシェル・ロドリゲス)と共に脱獄、かつて一緒に働いた魔法使いサイモン(ジャスティス・スミス)やあらゆる生き物に姿を変えられる妖精ドリック(ソフィア・リリス)と組んで、蘇りの石板を持っているかつての仲間で今は悪徳領主のフォージ(ヒュー・グラント)の城を目指す。
 が、フォージが時間を止めたり人をゾンビ化するのに長けている魔女ソフィーナ(デイジー・ヘッド)と手を組んでいる為悪戦苦闘を強いられる。

石板の収められた城の金庫を開けるには結界を破る必要があり、その為には特別な兜が必要で、それを得る為には冒険が必要といった形でハードルが順次繰り出されるが、年寄にはこういうのが面倒臭い。

このブログをご訪問される方は概ねこの手の作品を積極的に観るとは思えないので丁度良いかもしれないが、印象論に終始しました。悪しからず。

洋画のメジャー映画は、CG大作か、映画の多様性(variety)を阻害するポリ・コレ映画ばかり。それらよりサイレント映画のモノクロ画面を眺めたほうがずっと良い。CG大作はともかく、ポリ・コレ色の強い映画が5年このままの形で続くのであれば、僕はもう新作洋画を観るのを止める。

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