映画評「エスター ファースト・キル」
☆☆☆(6点/10点満点中)
2022年アメリカ=カナダ合作映画 監督ウィリアム・ブレント・ベル
ネタバレあり
13年くらい前に観てゴキゲンになったホラー映画「エスター」の続編。続編だが、前日譚である。
エストニアの精神病院に閉じ込められていたリーナ(イザベル・ファーミガ)は見かけは子供だが、低身長症の31歳。その彼女が精神病院を抜け出し、担当者であった女性を殺して入った家にあった資料に、自分に良く似た行方不明少女エスターを発見、詐称すると、逃げ込んだモスクワ経由で、迎えに来たエスターの母親トリシア(ジュリア・スタイルズ)と共に米国に行く。
様子を見たドクターは彼女の異変に気付くが、トリシアは疑わない。父親(ロシフ・サザーランド)も元気を取り戻す。兄のガナー(マシュー・フィンラン)はさほど嬉しそうではない。
行方不明事件を担当した刑事は納得していない様子で、彼女が触ったレコードを持ち帰る。偽物と知られては困るエスターは追いかけて刑事を急襲して殺す。
といった具合に進むわけだが、この直後に【言わぬが花】の展開が待ってい、その結果それまでとは趣向の違うサスペンスが生じて、見方によってはブラック・コメディーとも思えてくる。
作者側(監督は前回のハウメ・コジェ=セラからウィリアム・ブレント・ベルに変わっている)がブラック・ユーモアを狙ったかどうか解らないものの、僕にはその仕掛けを含めてプラスに働いた。詳細を言いたいところだけれども、まだ新しい作品なので、不本意ながら(笑)伏せておきましょう。
怖さやサスペンスの醸成はコジェ=セラには全然及ばないが、面白味が低くないので、☆★は大盤振る舞い。
昨日 seesaa ブログが不調に陥った。投稿が為されているのに、ページが作られていないのである。コメントも打ち込めない。しかし、管理画面では記事もコメントも存在することになっていたのだ。仕方がないので買い物に出かけ、時間を過ごすうちに、チェックするとページが出来ていた。一安心したという次第。オカピー ファースト・エクスペリエンスの巻でした。
2022年アメリカ=カナダ合作映画 監督ウィリアム・ブレント・ベル
ネタバレあり
13年くらい前に観てゴキゲンになったホラー映画「エスター」の続編。続編だが、前日譚である。
エストニアの精神病院に閉じ込められていたリーナ(イザベル・ファーミガ)は見かけは子供だが、低身長症の31歳。その彼女が精神病院を抜け出し、担当者であった女性を殺して入った家にあった資料に、自分に良く似た行方不明少女エスターを発見、詐称すると、逃げ込んだモスクワ経由で、迎えに来たエスターの母親トリシア(ジュリア・スタイルズ)と共に米国に行く。
様子を見たドクターは彼女の異変に気付くが、トリシアは疑わない。父親(ロシフ・サザーランド)も元気を取り戻す。兄のガナー(マシュー・フィンラン)はさほど嬉しそうではない。
行方不明事件を担当した刑事は納得していない様子で、彼女が触ったレコードを持ち帰る。偽物と知られては困るエスターは追いかけて刑事を急襲して殺す。
といった具合に進むわけだが、この直後に【言わぬが花】の展開が待ってい、その結果それまでとは趣向の違うサスペンスが生じて、見方によってはブラック・コメディーとも思えてくる。
作者側(監督は前回のハウメ・コジェ=セラからウィリアム・ブレント・ベルに変わっている)がブラック・ユーモアを狙ったかどうか解らないものの、僕にはその仕掛けを含めてプラスに働いた。詳細を言いたいところだけれども、まだ新しい作品なので、不本意ながら(笑)伏せておきましょう。
怖さやサスペンスの醸成はコジェ=セラには全然及ばないが、面白味が低くないので、☆★は大盤振る舞い。
昨日 seesaa ブログが不調に陥った。投稿が為されているのに、ページが作られていないのである。コメントも打ち込めない。しかし、管理画面では記事もコメントも存在することになっていたのだ。仕方がないので買い物に出かけ、時間を過ごすうちに、チェックするとページが出来ていた。一安心したという次第。オカピー ファースト・エクスペリエンスの巻でした。
この記事へのコメント
その前日譚はアマプラで早々に見られてビックラこきました。
大分昔になりますが、「エスター」は面白かったでしょう?
続編はWOWOWでは公開からの普通のスパンで登場しましたが、配信はそんんなに早かったですか!