画像問題:Who is she/he? No. 35

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出していそうで出していなかったこの男優。先月観たある映画監督に関するドキュメンタリーが非常に印象深かったので、その監督の映画に出ていた男優を出題することに。

その巨匠の作品群の中でも知名度でトップクラスのあの作品が、彼のその後の俳優人生を狂わせたかもしれないと僕は思っているのです。
 それはちと大げさかもしれませんが、それまでのイメージは爽やかな青年であり、その映画の後はそう単純に割り切れない役が多くなったように思います。ご本人がハリウッドの映画作りを嫌って欧州に活躍の場を求めたということもあるでしょう。

爽やかな青年像を演じていた頃は歌も歌っていました。音源を持っていますよ。今はYouTubeで聴けるでしょうね。

僕の世代以上には、今回も大変イージーと思います!

この記事へのコメント

2024年11月05日 09:51
ヒッチコックの「サイコ」!
見返すたびに、名演だなとうなるのですが、印象が強烈過ぎて、ずっと「サイコ」の亡霊につきまとわれたかんじですね。
ヨーロッパ映画にも出ていて、持ち味をいかした好演を見せていたのも記憶しますが、ハリウッドスターにとってはヨーロッパ映画出演は都落ちに見られるのかな、アメリカ本国での評価にはプラスにならないみたいですね。

アン〇ニー・パー〇ンス
vivajiji
2024年11月05日 10:22
「月影のなぎさ」を歌っていた60年代青春スター。
「友情ある説得」と「のっぽ物語」は、
たしか、NHKTV放送で観た記憶が。

それが一転してあのノーマンですからね。^^
巨匠は彼の目の奥に潜む暗さに気付いたんだと思います。

年上の女性を恋慕う「さよならをもう一度」
「死んでもいい」の彼もいいです。

トニ・パキとか呼ばれていましたっけ。

  ⚪️ンソニー・⚪️ーキンス
十瑠
2024年11月05日 10:34
いわゆるアイビールックの青年と言えばこの方ですよね。
ボタンダウンのコットンシャツ、細いネクタイ、クルーネックのスウェット、ストレートのコットンパンツ・・。
爽やかなイメージのままにノーマン君を演じたんだよねぇ。

「友情ある説得」大好きです。
「のっぽ物語」、「さよならをもう一度」観ましたねぇ。

そう、トニパキってファンには呼ばれてましたっけ。
オカピー
2024年11月05日 17:43
nesskoさん、こんにちは。

>ヒッチコックの「サイコ」!

どうしてもこれになってしまうんですよね。
彼自身はともかく、観客がそう思うのは避けられなくなってしまいました。

>ヨーロッパ映画にも出ていて、持ち味をいかした好演

この辺りはvivajijiさんが挙げた作品があてはまると思いますが、

>アメリカ本国での評価にはプラスにならないみたいですね。

ということになるのかもしれません。
欧州に行ってお色気系の映画ばかり出たキャロル・ベイカーは正にそのタイプかな。
クリント・イーストウッドはTVスターなので、そのまま当てはまるわけではないですが、彼の場合は逆に欧州映画での実績がハリウッドで役に立ちましたね。
オカピー
2024年11月05日 17:53
vivajijiさん、こんにちは。

>「月影のなぎさ」を歌っていた60年代青春スター

これ、日本でも結構ヒットしたようですね。

>「友情ある説得」と「のっぽ物語」

「友情」はNHKで観たことがありますが、「のっぽ」は未見だと思います。残念。

>それが一転してあのノーマンですからね。^^

そうなんですよ^^

>巨匠は彼の目の奥に潜む暗さに気付いたんだと思います。

なるほど。そうかもしれません。

>年上の女性を恋慕う「さよならをもう一度」
>「死んでもいい」の彼もいいです。

欧州時代初期の代表作。
と言いますか、これら欧州との合作で欧州への興味が深まったのかもしれませんね。

>トニ・パキとか呼ばれていましたっけ。

そうそう。懐かしいですね。
オカピー
2024年11月05日 18:05
十瑠さん、こんにちは。

>いわゆるアイビールックの青年と言えばこの方ですよ。

彼ほどそれに徹していた男優は他に見当りませんね。

>爽やかなイメージのままにノーマン君を演じたんだよねぇ。

「サイコ」での服装もそんな感じですものね。
異常者の雰囲気ぷんぷんでは、あの映画の面白さを損なってしまいますからね。
僕がまだ幼児にもならないうちに公開されていますから当時の驚きは解りませんが、トニ・パキ・ファンは腰を抜かしたんではないでしょうか!

>「友情ある説得」大好きです。
>「のっぽ物語」、「さよならをもう一度」観ましたねぇ。

「のっぽ物語」は未見なんですよねえ。
そう言えば、ジェーン・フォンダのデビュー作ですよ、これ。益々観たいなあ。ソフトはかつて販売されたVHSしかないそうですよ。とほほ。
かずき
2024年11月09日 11:13
オカピーさん、こんにちは。

名前は漢字で書くと庵祖弐位・派亜禁須(笑)ですね。
言われてみると、彼の黒い瞳の奥にはどことなく暗い影を感じてしまいます。
この方は良くも悪くも「サイコ」のイメージが強すぎますね。
初めて観た時は本当に驚きましたねえ。

つい先日、彼が出演する「友情ある説得」を観ました。
ワイラー監督でクーパー主演のこの作品を未見だったのはお恥ずかしい限りです。
双葉先生が仰るように、内容に反して堅苦しい感じの邦題が良くないですね。
西部劇としては「大いなる西部」のようなスケールの壮大さはないものの、牧歌的で温かいヒューマンドラマでした。

話が変わりますが、ちょうど昨日Prime Videoで配信されたアニメ映画「ルックバック」が面白いですよ。
58分と見やすいですし、短いながらもアイデアの詰まった名短編でした。
オカピー
2024年11月09日 16:08
かずきさん、こんにちは。

>この方は良くも悪くも「サイコ」のイメージが強すぎますね。

そういう俳優は少なからずいますが、大概出世作なんです。彼の場合はある程度青春スターとして名を成した最中で、これでその後の役が、特に中年になってから限られてしまったような感じがあるのは、少々残念です。

>「友情ある説得」を観ました。
>牧歌的で温かいヒューマンドラマでした。

もう殆ど忘れてしまったので、また観ても良い頃かな。
わい(我)らのワイラーは何を作っても本当に上手い。この間植草甚一の「ヒッチコック万歳!」という本を読むうち、1950年代初めに既にそういう評価が出来上がっていたということが解りました。恐らくまだ「ローマの休日」が公開される前にですよ!

>Prime Videoで配信されたアニメ映画「ルックバック」が面白いですよ。

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