映画評「Back to Black エイミーのすべて」
☆☆★(5点/10点満点中)
2024年イギリス=フランス=アメリカ合作映画 監督サム・テイラー=ジョンスン
ネタバレあり
実は去る5月にエイミー・ワインハウスが残した2枚のスタジオ・アルバム『フランク』『バック・トゥ・ブラック』を聴いていたので、聞き憶えのある曲も少なくなかった。 彼女もまた27歳で夭折した。 “27クラブに含まれることもある”(Wikipedia)どころか、堂々たる会員と言うべきだろう。
十代で大手アイランド・レコードと契約したエイミー(マリサ・アベラ)は、二十歳で出したデビュー・アルバム『フランク』で大成功するが、元々の飲酒癖に加えて、その後知り合って結婚するブレイク・フィールダー=シヴィル(ジャック・オコネル)に影響で麻薬にも手を出し、リハビリ施設に入った後、その経験を基に作った曲「リハブ」Rehab を2007年に大ヒットさせるが、結局パパラッチの攻撃にも疲弊して、死んでしまうのである。
邦題は、アルバム・タイトルに加えて「エイミーのすべて」と銘打っているが、これは大嘘で、彼女が死に至るまでの経緯について言えばドキュメンタリー「AMY エイミー」のほうがぐっと理解しやすく作られている。
本作の内容は、運命の人と言っても良いブレイクと出会いながら、その彼と完全には上手くいかず、これが彼女に禍をもたらしたと理解させるような、恋愛感情を軸にした破滅型人生劇の趣きと僕は思う。
彼女を演じたマリサ・アベラなる女優の歌唱に驚嘆。本人の方がぐっとハスキーとは思うものの、時に本人かと思いましたね。エンディング・ロールで確認したらちゃんと Performed by Marisa Abela とあった。
ワインハウスという名前が彼女の運命を暗示しているような気さえするが、映画は気の抜けたのようなワインのような出来栄えでしたかな。
古い歌唱力観に縛られている人は、飾る歌い方をしないジョン・レノンを下手とか言うが、真に彼の真似ができる人はいない。だから、最新の【ローリング・ストーン誌】偉大な歌手選において白人でトップとなる。如何にポリ・コレで歪んだとは言ってもさすがにこの辺は解っている。
2024年イギリス=フランス=アメリカ合作映画 監督サム・テイラー=ジョンスン
ネタバレあり
実は去る5月にエイミー・ワインハウスが残した2枚のスタジオ・アルバム『フランク』『バック・トゥ・ブラック』を聴いていたので、聞き憶えのある曲も少なくなかった。 彼女もまた27歳で夭折した。 “27クラブに含まれることもある”(Wikipedia)どころか、堂々たる会員と言うべきだろう。
十代で大手アイランド・レコードと契約したエイミー(マリサ・アベラ)は、二十歳で出したデビュー・アルバム『フランク』で大成功するが、元々の飲酒癖に加えて、その後知り合って結婚するブレイク・フィールダー=シヴィル(ジャック・オコネル)に影響で麻薬にも手を出し、リハビリ施設に入った後、その経験を基に作った曲「リハブ」Rehab を2007年に大ヒットさせるが、結局パパラッチの攻撃にも疲弊して、死んでしまうのである。
邦題は、アルバム・タイトルに加えて「エイミーのすべて」と銘打っているが、これは大嘘で、彼女が死に至るまでの経緯について言えばドキュメンタリー「AMY エイミー」のほうがぐっと理解しやすく作られている。
本作の内容は、運命の人と言っても良いブレイクと出会いながら、その彼と完全には上手くいかず、これが彼女に禍をもたらしたと理解させるような、恋愛感情を軸にした破滅型人生劇の趣きと僕は思う。
彼女を演じたマリサ・アベラなる女優の歌唱に驚嘆。本人の方がぐっとハスキーとは思うものの、時に本人かと思いましたね。エンディング・ロールで確認したらちゃんと Performed by Marisa Abela とあった。
ワインハウスという名前が彼女の運命を暗示しているような気さえするが、映画は気の抜けたのようなワインのような出来栄えでしたかな。
古い歌唱力観に縛られている人は、飾る歌い方をしないジョン・レノンを下手とか言うが、真に彼の真似ができる人はいない。だから、最新の【ローリング・ストーン誌】偉大な歌手選において白人でトップとなる。如何にポリ・コレで歪んだとは言ってもさすがにこの辺は解っている。
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