映画評「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」
☆☆☆★(7点/10点満点中)
2025年アメリカ=ノルウェー合作映画 監督クリストファー・マッカーリー
ネタバレあり
左脳派として題名から文句を言わせて貰います。第1部の題名が Dead Reckoning Part 1 なのに、 第2部が何故か唐突に The Final Reckoning になってしまうのだ。最初のアイデアは Dead Reckoning Part 2 だったのだから、僕の疑問はむべなるかなだ。
第1部では物語をそれなりに詳細に書いたものの、この第2部はさらにややこしいので、次のように端折ります。
暴走するAI “エンティティ”(戸田奈津子女史の訳語は “それ”)が核戦争を起こさせ、自らはオフラインの中に逃げ込もうとしていることを理解したトム・“イーサン・ハント”・クルーズが、IMF同僚サイモン・“ベンジー”・ペッグ、同じくヴィング・“ルーサー”・レイムズに加え、掏摸名人美人ヘイリー・アトウェルや元々は敵方だったスラブ美人ポム・クレメンティエフらと力を合わせて、AIだけでなく、AIのを支配しようと彼らを最大限利用してくる悪党イーサイ・“ガブリエル”・モラレスの野望を打ち砕こうと奮戦するという内容で、AIに侵入されないうちに核保有国の核基地のある都市と、疑惑回避の為に自国の大都市を核攻撃しようと考える米国大統領(アンジェラ・バセット)以下の思惑まで絡んで来る大サスペンスである。
ハントらIMF一派は国家から犯罪者扱いされ、複数の敵から色々と妨害され、アメリカどころか全世界全人類まで救おうとするのだから、その責任たるや大変なものと頭が下がる。
しかし、サスペンス映画のサスペンスは直感的-あるいは直観的だろうか-に理解できるもののほうが良い。今回は爆破装置のような配線一つを切るにしても複合的でややこしく、タイムリミット・サスペンス的になっていても、IT関連がどうにも解りにくくヒヤヒヤし切れない。結局一番ヒヤヒヤしたのは、トム・クルーズのイーサン・ハントがガブリエルらの複葉機を乗っ取ろうとする空中アクションになってしまう。これは少々勿体ない。
サスペンスは頭を使う必要のない(無条件反射で十分な)ショックと違って頭を使わせる必要があるが、かと言って直観的にヒヤヒヤできないのも良くないということがよく解る一例と言うべし。
ハントの活躍という意味において前半の見どころと言える沈没した潜水艦からモジュールを回収する海中アクションがあるが、海中アクションは、空中や列車上などと違ってスピードとダイナミックさに欠け視覚的に弱い。これは「007」シリーズも何度かやっているが、真の意味で上手く行ったという例がなく、ましてあそこまで長くやると退屈させられてしまう。
さらにシリーズが続くなら、海中アクションは避けたほうが良いと進言致します。リベンジ(捲土重来)するという手もありますがね。
WBCを観る為にNetflixと契約(1か月で解約予定)した。明日正午からの開幕戦:台湾VSオーストラリア戦から観ます。他のプールでアメリカやドミニカが出る試合も必見だ。折角なので、WOWOWにまだ出て来ない映画があれば観るつもりだが、ドラマに比べて映画は貧弱という感じがする。
2025年アメリカ=ノルウェー合作映画 監督クリストファー・マッカーリー
ネタバレあり
左脳派として題名から文句を言わせて貰います。第1部の題名が Dead Reckoning Part 1 なのに、 第2部が何故か唐突に The Final Reckoning になってしまうのだ。最初のアイデアは Dead Reckoning Part 2 だったのだから、僕の疑問はむべなるかなだ。
第1部では物語をそれなりに詳細に書いたものの、この第2部はさらにややこしいので、次のように端折ります。
暴走するAI “エンティティ”(戸田奈津子女史の訳語は “それ”)が核戦争を起こさせ、自らはオフラインの中に逃げ込もうとしていることを理解したトム・“イーサン・ハント”・クルーズが、IMF同僚サイモン・“ベンジー”・ペッグ、同じくヴィング・“ルーサー”・レイムズに加え、掏摸名人美人ヘイリー・アトウェルや元々は敵方だったスラブ美人ポム・クレメンティエフらと力を合わせて、AIだけでなく、AIのを支配しようと彼らを最大限利用してくる悪党イーサイ・“ガブリエル”・モラレスの野望を打ち砕こうと奮戦するという内容で、AIに侵入されないうちに核保有国の核基地のある都市と、疑惑回避の為に自国の大都市を核攻撃しようと考える米国大統領(アンジェラ・バセット)以下の思惑まで絡んで来る大サスペンスである。
ハントらIMF一派は国家から犯罪者扱いされ、複数の敵から色々と妨害され、アメリカどころか全世界全人類まで救おうとするのだから、その責任たるや大変なものと頭が下がる。
しかし、サスペンス映画のサスペンスは直感的-あるいは直観的だろうか-に理解できるもののほうが良い。今回は爆破装置のような配線一つを切るにしても複合的でややこしく、タイムリミット・サスペンス的になっていても、IT関連がどうにも解りにくくヒヤヒヤし切れない。結局一番ヒヤヒヤしたのは、トム・クルーズのイーサン・ハントがガブリエルらの複葉機を乗っ取ろうとする空中アクションになってしまう。これは少々勿体ない。
サスペンスは頭を使う必要のない(無条件反射で十分な)ショックと違って頭を使わせる必要があるが、かと言って直観的にヒヤヒヤできないのも良くないということがよく解る一例と言うべし。
ハントの活躍という意味において前半の見どころと言える沈没した潜水艦からモジュールを回収する海中アクションがあるが、海中アクションは、空中や列車上などと違ってスピードとダイナミックさに欠け視覚的に弱い。これは「007」シリーズも何度かやっているが、真の意味で上手く行ったという例がなく、ましてあそこまで長くやると退屈させられてしまう。
さらにシリーズが続くなら、海中アクションは避けたほうが良いと進言致します。リベンジ(捲土重来)するという手もありますがね。
WBCを観る為にNetflixと契約(1か月で解約予定)した。明日正午からの開幕戦:台湾VSオーストラリア戦から観ます。他のプールでアメリカやドミニカが出る試合も必見だ。折角なので、WOWOWにまだ出て来ない映画があれば観るつもりだが、ドラマに比べて映画は貧弱という感じがする。
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