映画評「朝から夜中まで」 ☆☆☆★(7点/10点満点中) 1920年ドイツ映画 監督カール・ハインツ・マーティン ネタバレあり 7,8年前だろうか、県立図書館から戦前発行の本を借りて原作を読んだ。この類は県立でもなければなかなか読めない。原作者はゲオルク・カイザー。 「カリガリ博士」(1919年)と並び称せられる映画版は表現主義映画としてそれなり… コメント:0 2026年06月17日 映画 映画 あ行 人間劇 続きを読むread more
映画評「卒業旅行 Little Adventurer」 ☆☆★(5点/10点満点中) 1973年日本映画 監督・出目昌伸 ネタバレあり 実は、僕が映画館で初めて観た邦画である(パンフを添付します)。 洋画ファンだから「小さな恋のメロディ」(1971年)以来少女たちの間で物凄い人気のあったマーク・レスターを目当てに姉と一緒に観に行ったのだ。それ以来TVに出るのを楽しみにしていた(… コメント:0 2026年06月16日 映画 映画 さ行 恋愛/青春 喜劇/ファミリー 続きを読むread more
映画評「旅立ち~足寄より~」 ☆☆★(5点/10点満点中) 2008年日本映画 監督・今井和久 ネタバレあり WOWOWに観るものが全くなく、かと言ってサイレント映画が続いても何なので、探しているうちに本作を見つけた。映画としては全く期待できなかったものの、僕が大学生の時にTVCMで流れた「季節の中で」が強い印象を残した松山千春の伝記なので、音楽ファンとし… コメント:0 2026年06月15日 映画 映画 た行 伝記/実話 恋愛/青春 続きを読むread more
映画評「シンペイ 歌こそすべて」 ☆☆☆(6点/10点満点中) 2025年日本映画 監督・神山征二郎 ネタバレあり 昭和半ば生まれには、中山晋平も古賀政男も戦前の音楽の貢献者というイメージが強くてそう強く識別できないとは言え、本作の主人公である中山晋平は童謡・唱歌に有名な歌が多く、古賀には流行歌が多いという印象は概ね間違いないのではないか。 音楽関係の仕… コメント:0 2026年06月14日 映画 映画 さ行 伝記/実話 続きを読むread more
映画評「囚われ人」 ☆☆☆(6点/10点満点中) 2025年スペイン=イタリア合作映画 監督アレハンドロ・アメナーバル ネタバレあり 僕は日本でもかなりの古典読破派かと思うわけでして、勿論セルバンテスの「ドン・キホーテ」は続編まで完読している。作者ミゲル・デ・セルバンテス・サアベドラの、作家になる前地中海で先日の「戦艦くろがね号」(1926年)よ… コメント:0 2026年06月13日 映画 映画 た行 伝記/実話 人間劇 続きを読むread more
映画評「ひゃくえむ。」 ☆☆☆(6点/10点満点中) 2025年日本映画 監督・岩井澤健治 ネタバレあり 魚豊(うおと)なる漫画家のコミックをアニメ映画化。タイトルから凡そ見当が付くように、陸上短距離100mに自らの人生を賭けるような若者たちを描く。 速く走れることで居場所を得ることを喜びとする小学生6年生?のトガシ(声:種崎敦美、高校以降:松… コメント:0 2026年06月12日 映画 映画 は行 恋愛/青春 アニメ 続きを読むread more
映画評「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」 ☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2025年日本映画 監督・大九明子 ネタバレあり 「勝手にふるえてろ」で少々心動かされ、「私をくいとめて」で注目すべき監督になった大九明子は軽味(かろみ)を醸成するのに極めて長けている。軽味は軽いだけでは出せない。その背景に厳しさや苦みがなければならない。 本作は原作者の福徳秀介なる人物が… コメント:0 2026年06月11日 映画 映画 か行 恋愛/青春 続きを読むread more
映画評「都会の女」 ☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1930年アメリカ映画 監督F・W・ムルナウ ネタバレあり F・W・ムルナウのサイレント映画。ムルナウは最高傑作と呼び声高い「サンライズ」をビデオで観たが、画面で観ることが多い僕にはやはり解像度の高い画面で観たほうが印象に残りやすい為、結構忘れている。本作は YouTube の魅力的なプログラ… コメント:2 2026年06月10日 映画 映画 た行 恋愛/青春 人間劇 続きを読むread more
映画評「Mr.ノーバディ2」 ☆☆☆(6点/10点満点中) 2025年アメリカ=カナダ合作映画 監督ティモ・ジャイアント ネタバレあり 激しいアクションで人気作となった「ジョン・ウィック」のファミリー・コメディー版(生みの親はどちらもデレク・コルスタッド)という感じもあるシリーズの第2作。二番煎じで、かつギャップの可笑し味が減った感があって、第1作ほど喜べ… コメント:0 2026年06月09日 映画 映画 ま行 アクション 喜劇/ファミリー 続きを読むread more
映画評「愚か者の身分」 ☆☆☆★(7点/10点満点中) 2025年日本映画 監督・永田琴 ネタバレあり 近年 “トクリュウ” の略称で紹介されることが多い匿名・流動型犯罪グループの実行犯の平均年齢は非常に若い。末端は使い捨て同様だろうから逮捕されても上層部にとって痛くも痒くもない代わりに、自分たちに官憲の手が及んでくる可能性が出て来るので慎重さも必要… コメント:0 2026年06月08日 映画 映画 あ行 サスペンス/スリラー 続きを読むread more
映画評「キートンの蒸気船」 ☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1928年アメリカ映画 監督チャールズ・ライズナー、バスター・キートン ネタバレあり バスター・キートンの長編は全て一度は観ていると思う。本作はブログを始める数年前、25年位前に観たように思う。色々な場面の記憶がある。「キートンの船長」という邦題で紹介されることもある。 ミシシッピのおんぼ… コメント:0 2026年06月07日 映画 映画 か行 喜劇/ファミリー チャップリン/キートン 続きを読むread more
映画評「バグダッドの盗賊」(1924年) ☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1924年アメリカ映画 監督ラオール・ウォルシュ ネタバレあり 1940年の同名英国映画は確実に観ているが、サイレント時代のアクションスター、ダグラス・フェアバンクスが動き回るこちらははっきりしていなかった。今回観る限り多分初鑑賞。 サイレント時代の特殊効果への努力がこれでもかとばかりに見… コメント:2 2026年06月06日 映画 映画 は行 アクション SF/ファンタジー 続きを読むread more
画像問題:Who is she/he? No. 54 3か月ほど前にホラー映画で久しぶりに再会致しました。厳密には出演作に出会っていたものの、脇役ばかり。 3年前に彼女の代表作と思う人が多いファンタジー(近年日本でも翻案リメイクが作られた有名作です)を再鑑賞しました。それから10年程はスター街道をまっしぐらという感じでしたが、彼女のように演技力で勝負するなタイプではない女優の運… コメント:8 2026年06月05日 画像問題 続きを読むread more
映画評「戦艦くろがね号」 ☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1926年アメリカ映画 監督ジェームズ・クルーズ ネタバレあり YouTubeに【WY日本語字幕FILM】という、パブリック・ドメインの映画を見せてくれる映画チャンネルが誕生した。殆どがサイレント映画だから日本語字幕がなくても大して困らない(あくまで英語の場合)ものの、基本的にハイビジョン画像な… コメント:2 2026年06月04日 映画 映画 さ行 恋愛/青春 アクション 続きを読むread more
映画評「パディントン 消えた黄金郷の秘密」 ☆☆☆★(7点/10点満点中) 2024年イギリス=フランス=日本=アメリカ=コロンビア合作映画 監督ドゥーガル・ウィルスン ネタバレあり 第1作で面白いが大人が喜ぶわけにも行かないだろうという印象を持った後、第2作の趣味の良さを買った。この第3作も、ストーリーはやや定石すぎる印象を回避できないものの、やはり英国らしい上品さを… コメント:4 2026年06月03日 映画 映画 は行 喜劇/ファミリー 続きを読むread more
映画評「入国審査」 ☆☆☆★(7点/10点満点中) 2023年スペイン=ベルギー映画 監督アレハンドロ・ロハス、フアン・セバスチャン・バスケス ネタバレあり これは第1次トランプ政権時辺りの入国審査の話かもしれない(監督の経験がベースになっているとの由)が、第2次になってもっと厳しくなったと聞く。実際にやっているか知らないが、今年からESTAを持… コメント:4 2026年06月02日 映画 映画 な行 サスペンス/スリラー 続きを読むread more
映画評「ブラックドッグ」(2024年) ☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2024年中国映画 監督グアン・フー ネタバレあり 純中国映画にしては、欧州との合作映画っぽい自由への希求が感じられる。国家に敢えて逆らいもしないが、良い顔をしようとする考えが微塵も感じられないところが良い。 今年になってサム・ペキンパーの「ジュニア・ボナー/華麗なる挑戦」を再鑑賞したばか… コメント:0 2026年06月01日 映画 映画 は行 人間劇 サスペンス/スリラー 続きを読むread more
映画評「私たちが光と想うすべて」 ☆☆☆★(7点/10点満点中) 2024年インド=フランス=ベルギー=ルクセンブルク=オランダ=アメリカ=スイス=イタリア合作映画 監督パヤル・カパーリヤー ネタバレあり 昨年観たパキスタンの「ジョイランド わたしの願い」と通ずる内容である。イスラム教とヒンズー教という違いがあるが、どちらの国でも両親の決めた婚約者と結婚するの… コメント:0 2026年05月31日 映画 映画 や・ら・わ行 人間劇 続きを読むread more
映画評「ユニバーサル・ランゲージ」 ☆☆☆(6点/10点満点中) 2024年カナダ映画 監督マシュー・ランキン ネタバレあり 実験映画出身のカナダの監督マシュー・ランキンの不条理劇である。厳密には不条理というよりやはりそこはかとなく実験が行われる映画である。 カナダ西部に実在するウィニペグという都市が舞台。そこではペルシャ語が公用語となっている。フランス語… コメント:0 2026年05月30日 映画 映画 や・ら・わ行 喜劇/ファミリー 続きを読むread more
映画評「レ・ミゼラブル」(2019年) ☆☆☆★(7点/10点満点中) 2019年フランス映画 監督ラジ・リ ネタバレあり また「レ・ミゼラブル」の映画化かよ、と嘆いて観始めたら、同作の舞台の一つモンフェルメイユの現状を切り取った現代ドラマでありました。イスラム教徒の移民が多く集まる一種のスラム街である。 そこで横行する麻薬密売買を取り締まるのを第一の目的とす… コメント:0 2026年05月29日 映画 映画 や・ら・わ行 人間劇 続きを読むread more