映画評「ヒットマンズ・ボディガード」 ☆☆★(5点/10点満点中) 2017年アメリカ映画 監督パトリック・ヒューズ ネタバレあり 日本劇場未公開の、コメディー仕立てのサスペンス・アクションである。 本作が作られた時ロシアのウクライナ侵攻前だったので、ベラルーシは旧ソの独裁国だけのイメージだったろうが、今観ると寧ろ本作のベラルーシ大統領(ゲイリー・オールドマ… コメント:0 2025年10月24日 映画 映画 は行 サスペンス/スリラー アクション 続きを読むread more
映画評「恐怖省」 ☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1944年アメリカ映画 監督フリッツ・ラング ネタバレあり 1980年代末に「死刑執行人もまた死す」(1943年)と一緒に名画座で観た。どぢらもドイツから逃れてきたフリッツ・ラングがナチス絡みで作り、長いこと日本で公開されなかった幻の傑作なので、長生きされたサスペンス映画のオールド・ファンは欣喜… コメント:2 2025年10月23日 映画 映画 か行 サスペンス/スリラー 続きを読むread more
映画評「大時計」 ☆☆☆★(7点/10点満点中) 1948年アメリカ映画 監督ジョン・ファロー ネタバレあり 1990年代の初めくらいだったろうか、衛星放送(多分NHK‐BS)で観た。その前後にリメイク「追いつめられて」(1988年)も観ていて、かの作品を観たのがWOWOWが本格始動した1991年頃の筈であるから、オリジナルのこちらが後かもしれ… コメント:0 2025年10月22日 映画 映画 あ行 サスペンス/スリラー 続きを読むread more
映画評「ロケーション」 ☆☆☆(6点/10点満点中) 1984年日本映画 監督・森崎東 ネタバレあり WOWOWが一年前に亡くなった西田敏行を偲んで数本特集を組んでいるが、未鑑賞なのは本作のみ。監督が森崎東なので迷わず観る。 ピンク映画のカメラマン小田辺(西田)の妻で女優の奈津子(大楠道代)が自殺未遂、主演する映画の撮影続行が厳しくなる。ピンチ… コメント:0 2025年10月21日 映画 映画 や・ら・わ行 喜劇/ファミリー 続きを読むread more
映画評「正欲」 ☆☆☆★(7点/10点満点中) 2023年日本映画 監督・岸善幸 ネタバレあり 朝井リョウはまだ読んだことがないが、初の映画化作品「桐島、部活やめるってよ」も「少女は卒業しない」も連作短編小説の長編的再構築映画である。前者の原作は連作短編集を謳っていないようではあるものの、オムニバスという扱いだから実質的には同じ。その意味で本… コメント:0 2025年10月20日 映画 映画 さ行 人間劇 続きを読むread more
映画評「ウィキッド ふたりの魔女」 ☆☆☆(6点/10点満点中) 2024年アメリカ=イギリス=カナダ合作映画 監督ジョン・M・チュウ ネタバレあり ライマン・フランク・ボームのお馴染みの児童小説「オズの魔法使い」の前日談に当たる舞台ミュージカルの映画化。 原題でも邦題でも解らないが、2部作の第1部で、第2部は来年の公開となるらしい。劇場公開が1年後なので、… コメント:0 2025年10月19日 映画 映画 あ行 ミュージカル SF/ファンタジー 続きを読むread more
映画評「ベルナデット 最強のファーストレディ」 ☆☆★(5点/10点満点中) 2023年フランス=ベルギー=アメリカ合作映画 監督レア・ドムナック ネタバレあり 先年亡くなったフランス元大統領ジャック・シラクの夫人で県議でもあったベルナデットの奮闘を描くフェミニズム的なコメディー映画である。事実をベースにしたフィクションであることは中身を見れば推して知ることができる、という… コメント:0 2025年10月18日 映画 映画 は行 喜劇/ファミリー 伝記/実話 続きを読むread more
映画評「ブロードウェイと銃弾」 ☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1994年アメリカ映画 監督ウッディー・アレン ネタバレあり 大人の事情でウッディー・アレンの最新作が紹介されないので、僅かになって来た未再鑑賞(ブログ未アップ)作品から本作を選んだ。 アレンがお好きな戦前それも1920年代、映画がトーキーになり始めた頃のブロードウェイが舞台。 新進劇… コメント:0 2025年10月17日 映画 映画 は行 喜劇/ファミリー ウッディー・アレン 続きを読むread more
映画評「薔薇はなぜ紅い」 ☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1935年アメリカ映画 監督キング・ヴィダー ネタバレあり 戦前のキング・ヴィダーは絶好調で秀作を連発していた。この南北戦争をテーマにしたドラマも短いながらも見応えがある。 お話は南北戦争前夜から始まる。 南部の資産家ウォルター・コノリーの娘マーガレット・サラヴァンは恋に憧れる年頃で、… コメント:0 2025年10月16日 映画 映画 は行 西部劇/時代劇/史劇 続きを読むread more
映画評「本陣殺人事件」 ☆☆★(5点/10点満点中) 1975年日本映画 監督・高林陽一 ネタバレあり 横溝正史も碌に知らない高校時代にATG主導で本作が公開され、ちょっとした金田一耕助ブームが起きて角川書店が大いに売り込むうち、市川崑監督=石坂浩二主演コンビのシリーズ第1作「犬神家の一族」が作られ、ご存じの通りブームは一過性に終わらず大ブームに発展… コメント:2 2025年10月15日 映画 映画 は行 ミステリー/冒険 続きを読むread more
映画評「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」 ☆☆☆(6点/10点満点中) 2024年アメリカ=カナダ合作映画 監督トッド・フィリップス ネタバレあり 秀作「ジョーカー」の続編は、何とミュージカルである。 ある人の分析によれば、これはマーティン・スコセッシの「タクシードライバー」⇒「ニューヨーク・ニューヨーク」へのフィルモグラフィーをなぞっているのだそうだ。前作が「タ… コメント:0 2025年10月14日 映画 映画 さ行 ミュージカル 恋愛/青春 人間劇 続きを読むread more
映画評「八犬伝」 ☆☆☆(6点/10点満点中) 2024年日本映画 監督・曾利文彦 ネタバレあり 何年か前に曲亭馬琴の読本「南総里見八犬伝」を完読した。半分くらいは原文のみで読んだ為に相当時間がかかったし、現在の感覚では相当まだるっこい。本作は同作をベースにした山田風太郎の小説「八犬伝」を曾利文彦が脚色し、自ら映像に移した大作である。 戯… コメント:0 2025年10月13日 映画 映画 は行 西部劇/時代劇/史劇 SF/ファンタジー 続きを読むread more
映画評「遺書、公開。」 ☆☆★(5点/10点満点中) 2025年日本映画 監督・英勉 ネタバレあり 高校の教室という限られた空間がサスペンスの主たる舞台となることにおいて邦画「告白」(2010年)、関係者全員に配られる謎の手紙の類が話を回転させるという点において近作「六人の嘘つきな大学生」に似ている。 ある高校のあるクラスで突然担任(忍成修吾)… コメント:0 2025年10月12日 映画 映画 あ行 サスペンス/スリラー 続きを読むread more
映画評「特捜部Q 吊るされた少女」 ☆☆☆(6点/10点満点中) 2024年デンマーク=ドイツ=エストニア=スウェーデン合作映画 監督 ネタバレあり シリーズ第6作(現在の最新作)。WOWOWの放映が日本での初出になる(当たる)らしい。 7年前に交通事故とされた(が実際には迷宮事件の)少女死亡事件を追い続けて遂に干された官憲が衆人環視の状況下でピストル自殺… コメント:0 2025年10月11日 映画 映画 た行 ミステリー/冒険 刑事/犯罪 続きを読むread more
映画評「特捜部Q 知りすぎたマルコ」 ☆☆★(5点/10点満点中) 2021年デンマーク=ドイツ=チェコ合作映画 監督マーティン・サントフリート ネタバレあり 「特捜部Q」シリーズの第5作。但し、主演の二人を変えているので、新シリーズと言っても良く、その意味では第1作だ。 デンマーク国境の走る列車に乗っていたロマらしい少年マルコ(ローブス・オラー)が逮捕され… コメント:0 2025年10月10日 映画 映画 た行 ミステリー/冒険 刑事/犯罪 続きを読むread more
映画評「特捜部Q Pからのメッセージ」 ☆☆☆★(7点/10点満点中) 2015年デンマーク=ドイツ=スウェーデン=ノルウェー合作映画 監督ハンス・ペデル・モランド ネタバレあり デンマークの作家ユッシ・エーズラ・オールスンの刑事ミステリー・シリーズは2~3年のスパンで映画化され、シリーズ化している。但し、5作目から主演コンビを演ずる俳優が変わったらしい。 僕は… コメント:0 2025年10月09日 映画 映画 た行 ミステリー/冒険 刑事/犯罪 続きを読むread more
映画評「ドリーム・シナリオ」 ☆☆☆(6点/10点満点中) 2023年アメリカ=カナダ合作映画 監督クリストファー・ボルグリ ネタバレあり ここ数年注目株となったA24などの製作会社が共同で作ったファンタジー・ホラー・コメディーである。現代文明風刺映画であろう。 穏健な生物学教授ニコラス・ケイジが娘を筆頭に様々な人々の夢に現れるようになる。忽ち彼はS… コメント:2 2025年10月08日 映画 映画 た行 SF/ファンタジー サスペンス/スリラー 続きを読むread more
映画評「Cloud クラウド」 ☆☆☆(6点/10点満点中) 2024年日本映画 監督・黒沢清 ネタバレあり 昨年末に黒沢清監督の新旧作3本を観たが、これもリメイク版「蛇の道」同様2024年の公開作らしい。2024年には「Chime」という作品も発表していて、何故か異様に活動的である。 僕は形而上学的ホラーを作っていた時代の黒沢清が好きなので、「蛇の道」… コメント:0 2025年10月07日 映画 映画 か行 サスペンス/スリラー 続きを読むread more
映画評「アンジェントルメン」 ☆☆☆(6点/10点満点中) 2024年イギリス=アメリカ=トルコ合作映画 監督ガイ・リッチー ネタバレあり 一言で表現すれば、 007“ゼロ”かMⅠ6“ゼロ”といったところ。 英国の特殊作戦執行部(SOE)のメンバーとしてMと「007」シリーズの作者イアン・フレミング(元英海軍諜報部指揮官)が登場するのである。 チャ… コメント:0 2025年10月06日 映画 映画 あ行 サスペンス/スリラー 伝記/実話 戦争映画 続きを読むread more
画像問題:Who is she/he? No. 46 今回は変化球。難問それともイージー? 戦後の大スターの子役時代のポートレイトです。僕の審美眼では、この方が世界で一番の美女。本物を見たことのないクレオパトラより上ですね。作品がつまらなくても、彼女を見れば眼福、という次第です。 僕が最初に見たのは多分、TV放映されたホーム・コメディーにおいてです。その後観たのは史劇に… コメント:16 2025年10月05日 画像問題 続きを読むread more