"音楽"の記事一覧

ビートルズで韻を勉強しよう その2 : ウィズ・ザ・ビートルズ

それなりの反響があったので、続けます。と言うより、調べるのが面白くなってきたという感じですかね。 今回は、デビュー作『プリーズ・プリーズ・ミー』と同じく8曲のオリジナルと6曲のカバーで構成されている第2作『ウィズ・ザ・ビートルズ』を扱います。  リフが多く、 少なからず出て来る yeah という合いの手の類をどう判断したものか…
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ビートルズで韻を勉強しよう : その1

 その1とありますが、2があるかは解りません。  さて、【オカピーの採点表】というCD評ブログもやっていますが、そこへのコメントで押韻(基本的に脚韻のみ)に触れたり、あるいは僕がよく訪問しているビートルズ系音楽YouTuberへの書き込みで押韻への言及がままあります。しかし、押韻を完全に理解していないのではないかと思われる人が多い…
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映画評「フジコ・ヘミングの時間」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2018年日本映画 監督・小松荘一良 ネタバレあり フジコ・ヘミングは日本人とスウェーデン人のハーフのクラシック・ピアニストで、20年程前60代後半に突然有名になった。彼女を有名人にしたのはNHKの番組で、クラシックを余り聴かない僕も何故か見た。  これ以降引く手あまたで、日本は勿論、青春時代…
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映画評「アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2018年アメリカ映画 監督アラン・エリオット、シドニー・ポラック(オリジナル版) ネタバレあり ビートルズの「レット・イット・ビー」の撮影で使われたフィルムを再構築した「ザ・ビートルズ:Get Back」と同じく、オリジナル映画のフィルムを再利用したという意味で(そうは見えなくても)入れ子構造…
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映画評「スパークス・ブラザーズ」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2021年イギリス=アメリカ合作映画 監督エドガー・ライト ネタバレあり スパークス・ブラザーズという兄弟がいるわけでも、そういうバンドがあるわけでもない。本当はロンとラッセルのメイル兄弟がそれぞれキーボードとヴォーカルを担当するロック・ペアで、当初のザ・スパークス・ブラザーズというアイデアから…
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映画評「ザ・ビートルズ:Get Back」

☆☆☆☆☆(10点/10点満点中) 2021年イギリス=ニュージーランド=アメリカ合作映画 監督ピーター・ジャクスン ネタバレあり 2020年5月から8月までYouTubeにアップロードされた“ゲット・バック・セッションズ”14日分をダウンロードして全てCD化した。曲ごとにトラックを分けて曲名をつけたので長い時間がかかった。ト…
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映画評「ジャニス・ジョプリン」

☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 2019年アメリカ映画 監督デーヴィッド・ホーン ネタバレあり ジャニス・ジョプリンが自分を語るという形式で進められるブロードウェイ・ミュージカルをそっくりカメラに収めたTV作品。 とりあえず映画評とはしたものの、本稿は映画評ではないし、ステージ評でもない。敢えて言えばその中間という感じ…
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映画評「ジャニス:リトル・ガール・ブルー」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2015年アメリカ映画 監督エイミー・バーグ ネタバレあり 十代の頃「ミー・アンド・ボビー・マギー」Me and Bobby McGeeを聞いて凄い歌手がいるもんだなあと思った。ジャニス・ジョプリンが死んでからもう何年も経った頃だ。それ以外に「ジャニスの祈り」Move Overを知っていた。大学…
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映画評「ビートルズと私」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2012年アメリカ映画 監督セス・スワースキー ネタバレあり 昨年YouTubeからダウンロードした音源を使って所謂“ゲット・バック・セッション”を大量にCD化して以来、僕の中でビートルズ愛が再燃している。勿論ずっと好きだったのだが、今世紀に入って聴く頻度はそれまでに比べると大分減っていたのだ。…
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レッド・ツェッペリン「胸いっぱいの愛を」・・・僕拝借しちゃいました音楽シリーズその10

一日中オリンピック漬けで映画など見る暇がないと思いましたが、朝のうちに時間ができる時を見計らって少し観ることができると解りました。その時間帯も、BS放送でトライアスロンやマウンテンバイクなどを観ましたが、毎日は無理でも少しは映画も観られる。  従って、ページ稼ぎの記事は思ったほど必要ではなくなりそうであるものの、あと一週間ありまだ足り…
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サザンオールスターズ「DJコービーの伝説」・・・僕拝借しちゃいました音楽シリーズその9

オリンピックで映画がなかなか見られないので、3年ぶりにこのシリーズでお茶を濁します。 もっと頻繁にしたいのですが、日本の曲は外国とは違ってYouTubeでオリジナル音源が使えないことが多く、なかなか上手く“論より証拠”の紹介ができないのですよ。ライブやオンエア・バージョンでは僕が“やっているな”と思ったものとは違う為に余り意味を成…
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映画評「ブルーノート・レコード ジャズを超えて」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2018年スイス映画 監督ソフィー・フーバー ネタバレあり 中学から高校にかけて「FMレコパル」「サウンド・レコパル」に触れるうちに向上心が芽生えて、ジャズも聴いてみたいと思った。音楽やオーディオ初心者向けのこれらの雑誌でも紹介されていた名盤の呼び声高いソニー・ロリンズ「サキソフォン・コロッサス…
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映画評「ジョン・レノン 最後の週末」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2020年イギリス映画 監督ブライアン・グラント ネタバレあり ジョン・レノンの最後のインタビューを中心に語られると聞いたので、もっとそのインタビューが聞けるのかと思っていたら、作者側はそれでは余りにマニアックと思ったらしく、彼に絡んだことのある音楽プロデューサーのマルコム・ゲリーや「ジョンの魂」…
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映画評「ジョン・レノン ドキュメンタリー 『ジョンの魂』」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2008年イギリス映画 監督マシュー・ロングフェロー ネタバレあり ジョン・レノン40回目の命日にWOWOWが放映した音楽ドキュメンタリー。英国のTV番組「クラシック・アルバムズ」が2008年に放送した一回で、扱うアルバム(LP)は、原題 John Lennon/Plastic Ono Band…
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映画評「黄金のメロディ マッスル・ショールズ」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2013年アメリカ映画 監督グレッグ・“フレディ”・キャマリア ネタバレあり アマゾンの無料プライム会員にさせられて有料会員になる前に抜けるつもりと書いたら、常連のモカさんから無料で観られる音楽ドキュメンタリーを4本紹介された。そのうちの一押しの一本が本作。 僕は映画でも音楽でも外側(映画…
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映画評「レディース・アンド・ジェントルメン」

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1973年アメリカ映画 監督ロリー・ビンザー ネタバレあり このブログによくコメントを寄せてくれるモカさんがマーティン・スコセッシが監督した「シャイン・ア・ライト」より断然良いということで薦めてくれたローリング・ストーンズの1972年の北米ライブを収めた記録映画。 9月に買ったブルーレイで…
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ザ・ダーツ「ケメ子の歌」・・・僕拝借しちゃいました音楽シリーズその8

今回は、現在60代の人にはお馴染みと思われるザ・ダーツの「ケメ子の歌」です。 この曲のイントロに使われているスキャットは、ニール・セダカ「かわいいあの娘」Next Door to an Angelのイントロとバックで使われているスキャットと100%同じ、メロディーもスキャットの音韻もそのまま。日本人とアメリカ人による発音の違いがあ…
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フォーリーブス「夏の誘惑」・・・僕拝借しちゃいました音楽シリーズその7

このところ連続したので随分やったつもりですが、まだ7回目に過ぎません。 今回は、歌謡曲路線。前回の甲斐バンド「裏切りの街角」に似て変奏曲風にメロディーをいじくって作ったと思われるフォーリーブス「夏の誘惑」です。作曲者(恐らく編曲も)鈴木邦彦。昨年ティーンエイジャーになるまでは一応人並みに聞いていた歌謡曲の入ったCDを聞いているうち…
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甲斐バンド「裏切りの街角」・・・僕拝借しちゃいました音楽シリーズその6

このシリーズは偶然似てしまったと思われる物は取り上げず、かつ、まず人に指摘される前に自分が気づいたものに限定しています。 今回は、ニューミュージック系に戻って甲斐バンドの「裏切りの街角」。高校時代にシングル・レコードを買いましたねえ。  で、この曲の元ネタはブリティッシュ・インヴェージョンにおける三大バンド(?)のキンクス「ヴィ…
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河合奈保子「UNバランス」・・・僕拝借しちゃいました音楽シリーズその5

復活してから3回目の今回は、初めての歌謡曲。  洋楽からの拝借の場合(まあ邦楽からの拝借というのは殆どないのが実情)、ロックやニュー・ミュージックのアーティストは好きな音楽家や楽曲へのオマージュとして発表するわけですが、ファンが洋楽を余り知らない歌謡曲となると、事情は大分違ってきます。僕の【パクリ】の条件に入るのです。【パクリ】は、元…
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