映画評「プーさん あくまのくまさん」

★(1点/10点満点中) 2023年イギリス映画 監督リース・フレイク=ウォーターフィールド ネタバレあり 映画サイトの解説では「くまのプーさん」のキャラクターがパブリック・ドメインになったとあるが、生みの親A・A・ミルンは1956年に亡くなっているので、作品がパブリック・ドメインになるのは2027年である。この辺が門外漢には…
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映画評「カンダハル 突破せよ」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2023年アメリカ=サウジアラビア合作映画 監督リック・ローマン・ウォー ネタバレあり 何度も言うが、ジェラルド・バトラーはジェラード・バトラーである。綴りを良く見よ。 Gerard Butlerである。 ラテン系やスラブ系であれば ar は “アル” で良いが、アングロサクソン系では明治時代はと…
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映画評「苦い涙」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2022年フランス=ベルギー合作映画 監督フランソワ・オゾン ネタバレあり 昨日観たライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの日本劇場未公開作(特別上映あり)「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」(1972年)をフランソワ・オゾンが、主人公を男性に変え、職業をファッション・デザイナーから映画監督に変えて、…
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映画評「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」

☆☆★(5点/10点満点中) 1972年西ドイツ映画 監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー ネタバレあり 日本のシネフィルを感銘させた「マリア・ブラウンの結婚」(1979年)で正式に日本に紹介されたライナー・ヴェルナー・ファスビンダーは、「リリー・マルレーン」(1981年)日本公開の翌年夭逝した。37歳だった。  死後旧…
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画像問題:Who is she/he? No. 29

今月は、一度見れば忘れないであろうマスクのこの大スター。ヒント不要ですね。 1960年代から脇役で良い味を出していましたが、70年代に入って決定的な名作2本に主演して、昔風に言うとドル箱スターになりましたね。1990年代に入ってからは、3,4番目の重要な役を担う、どちらかと言えば悪役的な位置での登場が多いでしょうか。ずっと…
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映画評「バービー」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2023年アメリカ=イギリス合作映画 監督グレタ・ガーウィグ ネタバレあり 多分リカちゃんはバービーの日本版として始まったのだろう(年齢設定に差があるも)が、それはともかく人間が投影された人形を擬人化して主人公にするというところに面白さがある。まあ先祖がえりである。  監督が僕が映像感覚を非常に…
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映画評「コロニアの子供たち」

☆☆★(5点/10点満点中) 2021年チリ=フランス=コロンビア=アルゼンチン=ドイツ合作映画 監督マティアス・ロハス・バレンシア ネタバレあり ナチス残党には南米に逃れた人が多く、有名なところでイスラエルのモサドに捕らえられたアドルフ・ハイヒマンがいる。「マラソンマン」(1976年)といった、架空の人物が登場するフィクショ…
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映画評「ロスト・キング 500年越しの運命」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2022年イギリス映画 監督スティーヴン・フリアーズ ネタバレあり 英国の一女性が、簒奪者として悪名高いリチャード三世の骨を発見(するのに大いに貢献)した実話を巧みな話者スティーヴン・フリアーズが映画化した。この話は、TVの教養バラエティーで知っていた。番組名は憶えていないのだが。 離婚を…
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映画評「ファルコン・レイク」

☆☆★(5点/10点満点中) 2022年カナダ=フランス映画 監督シャルロット・ル・ボン ネタバレあり 思春期の少年が年上の女性を思慕するという設定はツルゲーネフ「初恋」など相当数に上る。それは多く夏休みなどという期間に発生する。 13歳のフランスの少年バスティアン(ジョゼフ・アンジェル)が、両親と弟共に、同じフランス語…
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映画評「理想郷」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2022年スペイン=フランス合作映画 監督ロドリゴ・ソロゴイェン ネタバレあり 「おもかげ」という、少し舌足らずだが注目すべき児童拉致を主題にした映画を作ったスペインの監督ロドリゴ・ソロゴイェンのサスペンス風ドラマ。不明の家族を探す中年女性の執念が主題になっていく辺りに共通点がある。 フラ…
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映画評「THE WITCH/魔女 -増殖-」

☆☆(4点/10点満点中) 2022年韓国映画 監督パク・フンジョン ネタバレあり 昨日の第1作がそこそこ行けたので期待したが、これはいけません。とりあえずお話。 前作のヒロインだった超人ジャユン(キム・ダミ)に双子の妹がいたという設定で、この名無しの少女(シンシア)がこれまた超人=人工的エスパー=で、 彼女を生み出した…
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映画評「The Witch 魔女」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2018年韓国映画 監督パク・フンジョン ネタバレあり 韓国のサスペンス映画はWOWOWが大量に放映している。  韓国映画ファンの少ない当ブログでは取り上げても反応はないし、僕は韓国映画が邦画より上などと思ったことはない(平均的に、アイデアは良く馬力はあるが、洗練度で日本映画に劣る)ので避けるこ…
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映画評「処刑遊戯」

☆☆★(5点/10点満点中) 1979年日本映画 監督・村川透 ネタバレあり 松田優作主演の “遊戯” もしくは “鳴海昌平” シリーズの 第3作にして最終作。 監督は一貫して村川透で、脚本はこれが第一作となる丸山昇一。  第2作「殺人遊戯」と似た構図のお話ながら、お笑いは一切なく終始シリアスな本格ハードボイルド・タッチであ…
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映画評「殺人遊戯」

☆☆(4点/10点満点中) 1978年日本映画 監督・村川透 ネタバレあり 村川透監督=松田優作主演の“遊戯”または“鳴海昌平”シリーズ第2弾。  お話としては風呂敷を広げ過ぎた感のある第1作より作品スケールにふさわしい内容になっているが、第1作のめちゃくちゃぶりのほうが映画としては楽しめる。同じようにめちゃくちゃならば寧ろ…
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映画評「最も危険な遊戯」

☆☆★(5点/10点満点中) 1978年日本映画 監督・村川透 ネタバレあり 松田優作の単独主演映画第1作だろうか? 「遊戯」シリーズとして結局3本作られることになる、シリーズ第一弾。昔観た時も大したことないと思ったが、今回もやはり大したことがないと思いつつ、今の品が良いだけで面白味の薄い映画よりは全然楽しめる。  …
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映画評「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2023年アメリカ映画 監督クリストファー・マッカリー ネタバレあり シリーズ第7作。「ハリー・ポッター」で流行り始めたシリーズの中の二部作の最初の一編という扱いの作品である。  タイパなどと言って長い作品を敬遠したがる若者らへの対策なのかもしれないが、当然二本にすることで配収が増える。そして…
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映画評「宇宙探索編集部」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2021年中国映画 監督コン・ダーシャン ネタバレあり かつて長いこと年末にビートたけし企画の番組に、超常現象を信じる派と信じない派がバッティングする番組があった。その中で宇宙人が地球に来訪していると主張する韮澤潤一郎氏と否定派中でも物理学者の大槻義彦教授の対決が、最初から勝負になっていない感はあ…
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映画評「教祖誕生」

☆☆★(5点/10点満点中) 1993年日本映画 監督・天間敏宏 ネタバレあり そう言えばこんな映画があったなあ、と僅かに記憶に残っていた。出演もしているビートたけしの小説の映画化。 帰省の途中若者・萩原聖人が、新興宗教のインチキ奇跡場面に遭遇する。教祖・下條正巳が車椅子に乗った老婦人を治して立たす。観客の想像通り彼女は…
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映画評「午前4時にパリの夜は明ける」

☆☆☆(6点/10点満点中) 2022年フランス映画 監督ミカエル・アース ネタバレあり 欧米人特にフランス人は討論好き。フランス映画は、1980年代以降、人間劇でも恋愛映画でも口論が多くて、結果的に面倒臭いという印象を以って終わることが多くなったが、本作の登場人物同士の関係は日本人にも程良く、特に大きな起伏のない話を心地良く…
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映画評「カード・カウンター」

☆☆★(5点/10点満点中) 2021年アメリカ=イギリス=中国=スウェーデン合作映画 監督ポール・シュレイダー ネタバレあり 題名は、カード賭博のブラックジャックで情報を記憶して勝負する人のことで、これをやるインテリ青年が主人公の「ラスベガスをぶっつぶせ」(2008年)を観たことがある。 本作の主人公は、捕虜に対する人…
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